『ATM-09-ST スコープドッグ:胴体』
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胴体部


 ←カーソルを乗せると下側から
 
【胴体】
 胴体は腰との接続の部分で1.2mmプラ板を2枚張って縦に増やしました…計画通り、もうちょっと胴長なイメージがあったので…計画では2mmでしたが、1.2mmプラ板を2枚使ったので数字上2.4mm、ただし接着したとか整形の時にやすったとかでもうちょっと低いとは思いますが。
 それに関連して正面腹下部の装甲も角度をプラ板を張って修正…その辺にあったプラ板の切れ端なので周囲とか端っこがガタガタですが、どうせ整形するときに余計な部分は切るからいいやと…隙間もありますからね!。
 …と言う訳で整形しました。
 白い部分がプラ板を貼って整形した所で、隙間ある所も既に埋めてあります。
 カーソルを載せた時にプラ板の色が微妙に違っているのが判りますかね?
 そこがプラ板の境目で、1.2mmプラ板を斜めに削った跡です。
 先端の方とか角が取れてるので、そこもアルテコのSSPを盛って削って角をきちんと出します。
 内部に3mmのポリキャップを仕込んだので、可動の方も大丈夫。
 ヒケがかなり多いので、無改造の部分もきっちりペーパーをかけておきましょう。
 ←カーソルを乗せると胴体内部
 
【肩関節受け】
 内径3mmのポリキャップを適当なプラ板とプラ棒で囲んで3mm挿せるポリキャップブロックを作りました。
 …“内径3mmのポリキャップ”なんてかっこいいことを言っていますが、市販のT字ポリパーツの内径3mmの穴が開いている部分を膝関節に合わせて切断したときの余りです。
 でもまぁ能力的にはなんら問題ないし、直径は5mmで内径は3mmとサイズも丁度いいし、リサイクルて財布にやさしく(笑)!
 ちなみに内部で回転とかしないように、左右を0.5mmぐらいづつ切り取り、プラ板で挟んでますので動かないだろうと思います。
 とまぁ、私はお金が無くて市販のポリキャップが買えなかったのでこんなややこしい事しましたが、普通に軸にさせるようにポリキャップを通せるようにするだけでいいと思います。
 そのパーツをスコタコの胴体の肩関節内側に貼り付けますが、下側にプラ棒を貼り付けたりして補強してあります。
 ここに肩と接続する軸(デコレートはします)を差込み腕と接続する訳で、塗装の関係で後ハメで切るように分割した感じになりました。
 また、今回私はコクピット内部を作る気が無いのでこんな事しましたが、内部を作る場合は胴体の横部分から軸を伸ばすようにすればいいと思います。
 当然、内部に干渉しない程度には補強を入れておいた方が良いでしょう。
 ガンプラに良くある肩関節の引き出し可動ギミックは、スコタコは動力は全てマッスルシリンダーで内部図を見ると肩はただの軸なので、それに準じる事とします…楽だし!(笑)

 2006/02/02
【腹部ディティール】
 幅を増した為に削り落としていた腹部のディティールを復活。
 ここは設定によるとハッチになっていて、開けるとパイロットの足が見えるとか…タイトというかキツキツなのね、スコタコって…これでは装甲も10cmぐらいしかないと思いますが(汗)。
 筋彫りがヨレっている…直さなきゃ(汗)。
 ハッチの上についているラインは、断面を良く見ると単純な三角形ではなく前面の方が角度がキツイ三角形になっています。
 その形状からミニタリーマニアの特に戦車マニアの中ではお馴染と思われる、兆弾避けかと思います
 それはなんじゃと思う人が多いと思うので一応解説しておきますが、この腹部のように緩い傾斜になっている装甲面では、浅い角度で弾丸が当たった場合、弾丸はハジケル事無く装甲の緩い傾斜に添って滑り、結局は本体に当たってしまいます。
 ここの装甲の場合は、腹部を下方面に滑って腰の上面に当たります…ATも戦車同様、上面の装甲は薄めであると思われ、その薄い装甲を破って大切な下半身パーツの元になっている腰部に弾が当たってしまうのは都合良くありません。
 ぶっちゃけそのままであれば、スコタコの正面に弾を撃ち込んでいるだけで腰部に大ダメージを与えられてしまうのです!
 そこで、弾が滑らないように段差を作ってそこで止めるか、角度をつけて弾く為のライン状のディテールが兆弾避けなのです。
 形状から見て弱点と思われる部分にもきちんと意味を持ったディティールがある…さすがスコタコ、リアルロボットの代名詞、大河原大先生はだてではありません!!
 …まぁ、私がそう思うだけなので本当にそういう意味があるかは判りませんが…。
 
 そんな訳でそういうディティールを2mmの三角プラ棒の片面を削ってつけました。
 左わき腹にはせっかくRSCなんですからガトリングガンをチョイス…砲口を空けたり、合わせ目を消したりしています。
 このスコタコはRSCなので、右わき腹にも2連装ミサイルをつける穴が空いていますが、今回その装備はつけないので市販のディティールUPで塞ぎました。



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