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【肩部01】 |
2005/12/13 【肩部】 まずは胴体と繋がる部分から作ってゆきます。 胴体との接続は、市販の某コトブキヤのローリングジョイントの内径が3mmの奴を使います。 そいつに摩擦を稼ぐ為に5mmのプラ丸棒に3mmの穴を空けたものを挟んで一緒に接着、肩のプラパーツにも穴を空けて通しております。 この場所は好みと言うか肩の位置を決める部分でもありますのでご自由に。 私は最も標準的な位置と思われる、肩パーツの中心にしました。 判り易いようにパーツ自体にも穴を空けて打ち通しましたが、後でパーツの外側も修正しなければいけないので、やらなくていいならやら無くてもいいかと思います。 丸い肩アーマーは本来はめ込みするので、肩パーツの外側に突起があるんですが、今回はそれを切り落としてあり、丸い肩アーマーはディティールUP後でスプリングか何かで接続する予定です。 |
【肩部02】 |
また、上腕に繋がる部分は挟み込むようになっているので、その部分を切り落とし、新たに3mmのプラ丸棒をいろいろ補強しつつ上腕との接続用に伸ばします。 この時接続面に対して垂直になるように気をつけます…ここで下手を打つと上腕の回転がおかしくなったり、肩パーツと上腕部に隙間が出来てしまいかねないので気をつけましょう。 パーツに厚みがある場合は垂直な穴を空けるだけで済むのですが、今回はそこまでの隙間が無かったので、1.2mmプラ板を肩パーツ内側に入るように切り出してその中心に3mmの穴を空け、つるつるのガムテープの上においてから接着剤をつけて3mmプラ丸棒を挿し、適当なパーツで挟んである程度固まるのを待ち、その後肩パーツに貼り付けて両パーツを張り合わせました。 この部分はキッチリ精度出さないと、さっき言ったように肩パーツと上腕のローリングがずれたり隙間が開いたりするし、直そうとするともう一つキット買ってきて作り直した方がいいんじゃないかと思うぐらいメンドイ事になります。 |
【上腕部】 |
上腕部の加工途中写真。 上腕部は肩パーツとの接続部分から15mmの所で切り飛ばします。 肩との接続部分ははめ込み用の軸を切り飛ばし、市販のT字ジョイントパーツを切った時に出たあまりのポリキャップを再びリサイクル使用し、それをがっちり固定できるように周囲をプラ板で囲い補強し、隙間にはアルテコのSSPを詰めました…まぁ胴体の肩との接続部分と同じです。 刺さっているのは軸が曲がっていないか確認する為の3mmプラ丸棒…長い棒を差せば、軸がズレているかどうかが判り易いです。 さっきも言いましたがここのポリキャップの取り付け位置がずれていると、かっこ悪いのでキッチリ精度出しましょう。 また、はめ込みの軸を切り飛ばすだけだと4mmぐらいの大穴が開いてますので、ぐらつかないように隙間をアルテコのSSPで埋めます。 ただ埋めると穴も塞がるので、金属製の3mmのドリルの裏側にりはく剤代わりにメンタムとかを塗っておいて挿しておき、隙間に詰めれば後で抜きやすいです。 ちなみにまだパーツを貼り合わせてはいけません…下腕との接続用の関節部分をまだ作ってませんから(笑)。 で、下腕部との接続は、市販の某コトブキヤのローリングジョイントの内径が2mmの奴を関節内側ぎりぎりに設置…パーツの外側に穴をぶち空けて通しました。 ここも摩擦を稼ぐ為に3mmのプラ丸棒に2mmの穴を空けたものを挟んで一緒に接着する方がいいのですが、ぎりぎりに寄せたので入るスペースがなくなってしまいました…今考えれば、プラ板の積層でやれば十分だった(汗)。 肘関節の内側に来る部分は可動するスペースの為、長さ4mm、幅2mmづつ切り抜いておきます…これが下腕を曲げた時に軸が通る部分に成ります。 で、パーツを貼り合わせてやれば下腕の加工も終了です…下腕部からは2mmの丸棒を生わして接続する予定…ぎりぎりに関節の中心を持ってくると曲がりがいい感じで。 |
【下腕部01】 【下腕部02】 |
2005/12/26 下腕部のパーツ写真。 下腕部を貼り付け、膝関節との接続を…と、下腕は肘から手首側にくさび状にすぼまっているので、先にそっちを作ると手首側の仕込みが出来なくなるので、先に手首の方をやっちゃいます。 手首は関節隠し作るしボールジョイントにするので手首側の周囲は切り抜いておきます。 拳との接続する手首の関節はKOTOBUKIYAのボールジョイント(S)という、市販ではかなり小さいボールジョイントを使用…これは受け側のポリパーツの直径が5mm程度なのでスコタコの下腕の中にも納まります。 これを、3mmプラ角棒を9mmに切った物の中央に2mmの穴を空け、ボールジョイントを差し込んで下腕の内部に接着します…この時9mmのプラ角棒では突っかかったりしますので、調整しながらポリキャップが中央に来るようにします。 コレもアルテコのSSPをちょっと塗って置き補強。 それから、肘との接続軸の方を加工します。 上腕にある肘関節のポリキャップとの接続用の軸に2mmのプラ丸棒…(いや、より真円に近いフレックスロッドだったかな?)を3mmのプラ角棒を9mmに切った物に2mmの穴を空けそこに固定して下腕部の内側に貼り付けます。 この時の軸の長さは、上腕内部に接触しないでポリキャップより長めにしておきます。 これは軸を長めに取っておくと、ポリキャップからちょっと引き伸ばすと肘を90度以上曲げることが出来たりしますので。 で、【下腕部02】が合体させて曲げた状態の肘関節の外側からみた状態…だいたい90度曲げてます。 奥に見えるのが手首のボールジョイントを接続したプラ棒。 この接続方式は、より簡単に90度以上曲がる関節を作る事が出来るんですが…外側の見た目が悪いと言う弱点が(汗)。 ぽっかり空いている上腕の部分は腕を真っ直ぐにしたときに軸が通るので塞いでしまう訳には行かないし、何よりそれっぽくしないと非常に嘘っぽく見えるので、関節の部分を上手くデコレートする必要があります。 …まぁなんとかそれっぽくするつもりですが、設定画でこの辺の形がどうなっているのか調べておかないと…! 肘関節はデコレートとか合わせ目とかを除けばだいたいこんな感じ。 次は手首の関節隠しを0.5mmのプラ板で自作しつつ、拳を作るのですが……可動指を作ろうとして燃えないゴミを大量生産してしまったので、拳はまた次の更新で……。 |
【ショルダーアーマー01】 |
2006/01/10 チョイピンぼけ(汗)。 ショルダーアーマーは接着し、後ハメ加工を施してました。 後ハメ加工といっても大した事をしているわけでもなく、肩内部のポリキャップを通した時、軸が外装を貫いて飛び出していますが、この軸にショルダーアーマーに元からある穴をC型に切り込みを入れ、そこにハメ込むという方法を取ってます。 プラとプラより、片方がポリパーツである方が外したりハメたりも楽で、きっちりハマって摩擦もあるので角度を固定することも出来ます。 ちなみにこのショルダーアーマーは折り返しが付いているので、その辺も軸を差し込む方向の所は削り落としてあります。 肩装甲のリベットはなんかだるいので切り落として、市販パーツで再生しました。 |