『ATM-09-ST スコープドッグ:頭部』
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頭部




切り離しただけ(汗)
 
 とりあえず切り離しました。
 ターレットレンズの根元の周囲に対して垂直に刃を入れ、切り離します。
 スコタコのプラ厚は結構ありますので、ある程度刃を入れたら流し込み接着剤をちょっと流し込んでちょっと待ってプラを溶かしてまた刃を入れればきれいに切り離せます。
 まぁ、どうせ整形すればいいので、エッジングノコでざっくり切り離してもいいと思いますが(笑)。
 切り離した後は両方を整形して穴を塞ぎ、スリットは開口します…ターレットレンズ可動の為に!
 本当はやるつもりは無かったんですが、1/48アクティックギアのスコタコではやっているので対抗上(笑)。
 ……いや、こっちの方がサイズ大きいのに、コクピット再現も降着ポーズもターレットレンズの移動も出来ないとちょっと…なんで、どれか一つぐらいはやっとかないとナァ…と考えたらこれが一番簡単そうだったので(汗)。


埋めました
 2005/12/13
 
 スロット部分は切り抜いてみましたが、よく考えたら埋めてからやれば2度手間にならなかったんじゃ…(汗)。
 スコープは切り取った空洞を埋めました。
 つるつるのガムテープの上に乗せ、アルテコのSSPを裏から流し込んだ感じです…表側はご覧の通り置いた面でまっ平らになりましたが、裏側は表面揚力のせいか曲面と同じような形に固まってくれました。
 今後スコープの可動ギミックをどう入れるかが悩み所。

可動部の内情(カーソルを載せると外見)

スコープを取り付けた
で、こうできる(カーソルを載せると可動)
 2005/12/18
 
 さて、スコープどうしようかな…と思いつつ幾年月、閃いたのでさっそく試してみます。
 決め手は『コクピット内部作らないからバイザー開かなくていいや』と言う開き直り(笑)。
 なぜこの開き直りが必要かというと、『バイザー部分だけで可動ギミックを仕込まなくて済む』という事に尽きます…つまりそれなりに大きな作りでもOKってこと。
 ぶっちゃければ『頭の中心に軸を立ててスイングするポリキャップを入れる』、だけでも済むという事になります。
 ただ、当時は煮詰まっていたのか違うよりめんどくさい方法を選んでしまいましたが…。
 さて、煮詰まっていた私がどんな方法を取ったかと言うと…左の写真を見れば判ると思いますが『2mmの真ちゅう線でレールを作る』方法でした。
 2mmの真ちゅう線をバイザーの曲面に合わせて曲げます…タミヤの接着剤の蓋が比較的似たような曲線なので、これに巻きつけて曲げてから更にペンチで曲げて適度な長さで切ります。
 そこに、市販のT型ポリキャップの穴が2mmの奴の穴の開いた部分をなるべく薄くなるように切って通しておき、棒状の部分に1mmの穴を空け、1mmの真ちゅう線を伸ばしておきます…バイザーのスリットが1mmちょっとだったので。
 これを頭部の内側に固定します…バイザーをハメておいて、バイザーと1mmの真ちゅう線が垂直になるようにして、端っこを一気にアルテコのSSPを盛り付けてしまいました。
 スコープ部分は切り取ったままの隙間の開いてる裏側をプラ板やアルテコのSSPで埋め、中心に1mmの穴を空けておいてさっきのバイザーから伸びている真ちゅう線に差し込めばOK!
 完成した結果は下の写真をご覧ください…これでスコープが左右に移動と回転が可能になりました。
 とりあえず可動の方はこれでOK!
 スコープの根元の方をバイザーの曲面に合わせる用にすれば隙間も目立たなくなる………が、それはそれでターレットが回転しなくなる罠(汗)。
 …・・・なんか無駄に複雑な工作をした気がしない訳ではないですが、スコープを動かすと言う目的は満たしたので良し!
 
 もしターレットの可動をしようとする人がいれば、内部表現を行わないのであれば最初に言った頭の中央部に軸を立てて…で済むと思います。
 その場合バイザーは軸に水平ではないので、可動軸に角度をつけるあたりに気をつければ、下手なMSの頭部より大きいので楽かもしれません。
 逆に、1/24スケールならレール方式をバイザーの内部に仕込めるかも知れません…そうすればバイザーを上げることも出来るようになりますし。
 
 まぁとにかく、可動は大体終わったので、後は合わせ目とかの表面加工…とりあえずこれで頭部は形がついた!


これが完成形
 2006/03/11
 
 頭部最後の作業、レンズとか何やらを。
 レンズの一番大きいのはノーマルスコープ(?)、コトブキヤ辺りの3.5mmのクリアグリーンのモノアイパーツをメタルグリーンのシールの表側に貼り付けて中に入れます。
 シールは多少合ってなくともそんなに気になりません。
 赤いレンズは赤外線の夜間用(?)、大きさは直径2mmなのですが、丁度いいクリアパーツが見つかりません。
 そこで、ピンクのモノアイパーツのランナーが2mmだったので、それを切り出して同様にメタルレッドのシールに貼り付けて入れました。
 小さいのは精密射撃用(?)で、十字の中央に小さなレンズがあります…これが直径1mm。
 本当はリベットパーツのクリアーのを買っておいてそれを使おうと思っていたのですが、買ってあると思い込んでいたけどどうやら思い込んでいただけだったようで見つかりません。
 で、時間も無いので色々探した結果…昔買ったQサーベルの先端が1mmの所で切り離して使用しました…おかげで先端が丸っこくて雰囲気出たのでよし。
 後頭部にも四角いカメラ見たいのもあるので、内部にさっき使ったメタルグリーンのシールを四角く切って貼り付けました…狭い部分に張るのは爪楊枝が一番コントロールしやすかったです。  最後にスコタコ全体につや消しクリアーしましたが、つや消しが掛からないようにマスキングしておくか、後でシンナーとかを綿棒にちょっとつけて磨いてやるといいでしょうか。
 こんな感じで頭部の工程は終わりです…私は太さが気に入ったのでアンテナはキットのままですが、ここを変えたりしてもいいかもしれません。


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