タイトル:『S−05:サラミス級陸上巡洋艦“ティクシー”』
スケール:1/1200
解説:
 血反吐を吐きながら艦船ちゃん7隻目である…コイツが着工が一番遅かったです。
 これも艦船ちゃんの企画が出たときの初っ端に考えたものの内の1隻であり…う〜ん、相変わらず変なこと考えるな、俺。
 いつも通り妄想を膨らませ無いと製作に入れないので以下のように膨らませました!

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<<概要>>
 連邦海軍がサラミスを海上で運営したことから、予算の対抗上、ビッグトレー等の大型艦は配備数が不足と連邦陸軍もサラミス級の陸上使用プランを提出してきた。
 …官僚主義、ここに極めりである…。
 海上ならまだ知らず、サラミスを陸上でどうやって運用するのものなのか…まったくジャブローのもぐら達は理解に苦しむ…。
 しかし一度提出されてしまうと、連邦陸軍のコネやら派閥やらのコネを使いに使いまくって官僚機構を最大限に利用して予算が着いてしまう…一番の被害者は、最早サラミス級の再設計にはこの男とその名も別な意味で高まってしまったヒラガー中尉であろう。
 最早自棄になったとしか思えないヒラガー中尉は、キャタピラを装備して移動すると言う、それ以外は極力構造を変えない(地上を移動する為の強化等は行った)ものを設計した。
 冷却の問題から、左右のサブブリッジ部分は大掛かりなラジエータとされた。
 また後部とのバランスを取る為、艦種部分はMSデッキにしてバランスととることにした。
 後部にはぺリポートを設置したが、作られた過程がかなり投げやりな物であり、甲板はあるが格納等を行なう設備はほとんど無く、連絡用の小航空機の発着程度しか行なえない物となってしまった…。
 こうして、試作1隻はかなり泥縄な方法で作られ、なるべく平坦な戦線でなければ運用が不可能であると、アフリカ戦線で試験運用が開始された。
 開発の過程はともかくMS6機を運用し、多数の機銃やメガ粒子砲を装備した“ティクシー”は、ガウ攻撃空母の撃墜や敵戦線突破等、それなりの戦果を上げることが出来たのである。
 …が、平地でしか活動できず、ちょっとした段差や割れ目等の場所も、乗り越える度に艦首や艦尾を接触させ、損傷する場合もあり乗り越えることが出来なかった。
 また、武装も主砲がメガ粒子砲である為、対空等にはそれなりの効果を発揮できるが、悪天候ではその威力は減衰し、なにより水平線下や障害物を越えた場所への攻撃が出来ない、全てが直射のみというのは地上で運用するには不適格であった…しかし艦の構造上、あまりに反動の大きな火薬砲の運用は、反動を考えると使用する事が出来ず、下手に横向きに射撃をするとひっくり返る可能性も指摘されていた…。
 こうしてコストや運用効果の面から量産には不適格とされ、こんな物を作るのであればホバーを使用する中型艦を作ったほうが良いとの至極まっとうな結論が出たのであった。
 しかし、これを聞いたヒラガー中尉は「あたりまえだろ。」と平然と語ったと言う…。
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 まぁこんな感じで妄想完了……艦船ちゃんも7隻目ともなると、いろいろと限界近いのかなんとなく投げやりな文章だな!
 取り合えず見てやってください。


先ずは恒例、真横からの武装紹介。
  1. 武装@:単砲身メガ粒子砲
  2. 武装A:対空ミサイル
  3. 武装B:2連装中型機関砲
  4. 武装C:2連装大型機関砲
今一種類少なめなですが、こんなものかな?
本当はマゼランの主砲を改造した2連装40サンチ砲とか用意して見たんですが…
砲塔が2つでは僅か4門、これじゃぁ意味無いかなぁ…。
と思ってサラミスの砲塔そのままになってます。


真横から…。
無理矢理キャタピラを装備したことが良く判りますよね。
キャタピラは、艦船ちゃんでも言っているように、
『多脚型マゼラアタック』製造で不要になった足周りを使用…。
コイツを後部のキャタピラはそのまんま5mmの角棒に接着し、プラ棒等で船体との接着部分を作りました。
前部のキャタピラは転輪を5つに減らして組み合わせ、3mm角棒で接着して接続させました。
足廻りを作ったら現物合わせでキャタピラの入るスペースを確保…特に前部のキャタピラは上手く嵌らず、
どんどんどんどん切り抜いていって不安になりました…。


ちょっと左斜め前から。
キャタピラの泥はねとかもわかります。
唯一前部のMSハッチが見えますが…。
これは取り外し可能なんですが中身がサラミスのままなんで見苦しく、オープン状態のものは作ってません…。
ディオラマにする時にはここから出てくるGMを考えているんで、そのときにはデッキっぽくしないとなぁ。


右後方からの眺め。
ぜんぜん標準のサラミスに変わる所が無いです…。
せいぜい砲塔が変わったとか、見るからに急ごしらえな飛行甲板がついたとか…。
本来サブブリッジに当たる部分はラジエータと言う設定ですので、
それっポイディティールパーツをつけてあります。

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 まぁ、こんな感じです。
 コイツも宇宙船が地上をキャタピラで進むと言う、アイディア一発勝負物でした。
 本来はこれもディオラマを予定してたんですよねぇ。
 ……しかし、そのディオラマのもう一つの主役となるべきGM!
 このGMの塗装に失敗し、見るべき物にならなかったのが大失敗!!
 ようやくポーズを変更できたGM達ですが、色塗りがもぉダサダサと言うかまるでダメ…。
 これ以上時間掛かると、艦船ちゃん自体が進まなくなると判断され、早々とディオラマ計画は挫折したのでした…。
 30cm×30cmベースのディオラマになる予定でしたが…。
 まぁとりあえずサラミスにキャタピラつけてそれっぽく地上戦案にすると言うアイディアは現実化出来たので満足であります。
 後墨入れとかだよなァ…その辺やって汚しもつければ…!
 ディオラマはいつかきっちりと作ってやる!!


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