タイトル:『MS−06S/CA:シャァザク』
スケール:1/144
解説:

<03/01/04>
 第14回GXGのテーマは『MS−06S シャア専用ザク』である。
 HGUCザクの発売は、長い間の悲願であったのでもぉ嬉しかったですな…例えシャァ専用でも。
 2ヵ月後にはなんと『MS−06Fs ガルマ専用ザク』も発売され、次はドズル閣下専用か!?
 …と期待させましたがどうやらそれは無かったようで…まぁガルマザクでマゼラトップ砲と大型ヒートホークが着いて来ましたから…量産型ザクでクラッカーフットミサイル付でしょうかね。
 あぁ、もぉ武器セットみたいにHG用のDやKやM改造パーツとか出ませんかね!?
 まぁ、そんな訳で作成を開始しよう……と考えてぴたりと頭が止まる。
 今回オリジナル妄想が出来無いっ!
 既にシャァ少佐(当時)専用機で、ナニがどうのかにがど〜だというのは決まっている!
 シャァザクがシャァ左遷後どうなったかは不明だがな!
 そう今回は、機体に妄想の余地は既に無いのだぁっ!
 …数日間、素組みで遊び用に作ったガルマザクを前に、『スーパー負け犬モード』に浸ったのは言うまでも無い……。
 で、ある日ある時機体がダメなら武器で妄想したらどうかと気がつく!
 シャァ少佐が使ったのはザクマシンガンとザクバズーカと、せいぜいヒートホーク…あとシャァキック(笑)。
 もしもこの装備があれば…と言う妄想をする余地は有り!!
 そう、今回も『ゆんゆん装備』の名に掛けて(笑)、装備品でいろいろやればいいのだぁっ!!
 そうすると妄想装備がぽんぽんと浮かび上がってきたので、逃げない内にさっさと作成を開始する。

 マズはこれがないと話にならない本体を作る。
 で、素組みをジ〜〜〜っと眺める…プロポーションにはほとんど文句は無いものの、以下の2点だけ気になった。

【1:上腕】
 HGではMSの上腕は筒状のパーツなんですごく楽なんですが…なんか細っ!?
 MK2の時も思ったんですがそのときは違和感の元がどこなんだか判らずに完成させました…が同じくGXG参加者の方でここを修正している方の作品を見てようやく気がついた訳です。
 とは言え、肘の方はポリキャップ隠しのパーツのサイズと関係してくるのであまり弄りたくないなぁ…手軽で楽になんとか…と考え、実は肩のパーツとの接合部分が一回り小さいのが気になっていると判明!
 それならば…とさっそく下のようにしてみました。

 4辺にズバズバと肩面側に切込みを入れ、そこに0.5mmのプラ板の切れ端を差し込む。
 これで都合肩の面だけ1mmの幅増しをしたことに成る!
 後は面を均して隙間をポリパテで埋め、ついでに裏側もポリパテで裏打ちしておけばOK!
 仮組みしてみるとそれほど気にならなくなった!
 …まぁここの修正は、俺的にって感じで大した事無いと思うんですけどね。
 …つーか、改造後の仮組みの写真撮影し忘れてた……。

【2:腰周り】
 なんか太っ!!
 太股が太いのはいい…こんなイメージだ…。
 だが、サイドスカートに隙間ができるほど腰回りが太いっていうのはなんだかなぁ…!
 ……う〜ん、太股は変えずに腰回りの収まりを良くするには………。
 数日悩んだ挙句、股関節の幅を詰めれば良いんでは無いかと思い付く!
 …つ〜か悩んでた時間でスカート大型化できた用な気もするがより手間の少ないほうが良し!

 股関節の周りを切り抜いて、元からある幅を減らす…減らしすぎだとナニなので、1.2mmのプラ板を間に挟んでます。
 で、足周りの大元だから回りは補強しまくってます。
 これでスカート周りがそのままでも太股がむっちりになる事も無くなった!
 が!!
 サイズを変えていない周囲に太股が干渉して足の開きが不自然に…。
 そこで!
 今度は見えない干渉する太股の内側部分も削ることに!


 こんな感じで。
 内側の肉厚確認してなかったからいつ隙間が出来てしまうかとひやひやしましたが…結構厚くて穴も開く事無く、干渉部分を解消できました。
 …つーかここも、改造後の仮組みの写真撮影し忘れてるし……。

 こうして腰周りも納得行くスタイルになったのではあります…が!!!
 って、後で昔のHJ見たら作例で同じようなことやっていた…最初に見ておくべきであった…やっぱり悩んだ時間もったいなかった(哀)。
 取りあえずそのままサフ吹いておきました。


<01/05>
 と言うわけで、(普段の日曜に比べ)早起きしてすぐ塗装開始。
 気に入る色を作るのにまた1時間ぐらい掛かる…これならシャァザク色セットを買ってくれば時間が掛からないのだろうが、 彗星 水性の物は見た事無いので自分で作るしかない。
 …水性じゃないと、こんなに外は猛吹雪な天気では窓を開けて置けないので、シンナー中毒してしまう…。
 なんとかシャァピンク(手足頭)を納得が行くのが出来、シャァあずき(胴体)はそれに比べれば直にOKなものが出来る。
 あと黒いのは…この前のMK2で使った奴がいい感じ。
 つーことで塗装開始…の前にエアタンクに空気入れで空気入れるか!
 今度こそ塗装開始……でもなんか出が悪いなぁ…。
 詰まったりなんだりとしてイロイロ殺って結果、塗料ビンに大量の塗料が入っていると吹きが悪いと言うことに気がつく!
 …確かに、吸い上げ型だからピン内の空気圧はある程度無いとダメって事か!?
 でもその為に空気穴開いて居るんじゃ…でも詰まっている様子も無いし、一度に入れる量を減らせば調子良いしなぁ…。
 で、百舌のハヤエニのような全パーツ色塗り終わる。

 一度吹いても結構短時間で表面は乾いてくれる…エアタンクの気圧高いからかな!?
 でも触るとムニっとなって指紋つくんあだよな…まぁ触らずにいればいいか。

 これで乾燥を待ってクリアーして墨入れてもう一度クリアー吹いて終了だ。
 よし、これまででは一番余裕があるぞ…!

<<装備編>>
 さて、『機体がダメなら武器で妄想したらどうか』と気がついた訳だが、妄想が頭の周りを渦を巻いているので何とか整理しないと。
 とにかく、シャァは記録によれば、ルウムの時は角無しの06Cに乗っていたことになっているので、角ありの赤い06Sにはその後乗り込んだことになる…そして運命のサイド7で連邦の白い悪魔、RX−78に遭遇するわけだ。
 で、ザクマシンガンはおろかザクバズーカの直撃に耐え、あまつさえシャァキックにも耐え抜いた78の報告を受けた技術者達の戦いが始まると言うことで…!
 そう言う訳で妄想展開…しかも今回、主に手に持つ装備を中心に造ると決める…これが78に通用したら、それを量産して全てのMSに装備させればいい訳だから、手に持つだけでいい装備が良いだろうから。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 U.C.0079、9月18日…サイド7にて人類初のMS同士の戦いが発生。
 それまで無人の荒野を行くが如しであったジオン軍MS−06Fが2機も撃墜され、その後ジオン軍きってのエースパイロットであったシャァ少佐ですら、地球連邦軍の新型MSを破壊することが出来なかった。
 それは、地球連邦軍の新型MSが戦艦並のビーム兵器を所持していることと、06の武器が地球連邦軍の新型MSにまったく通じなかった事に由来する。
 この報告を受けた開発部は直ちに対策を練り、ここに地球連邦軍の新型MS破壊兵器プロジェクトが結成されたのである!
 プロジェクトの目的は地球連邦軍の新型MSの破壊できるMS装備を生み出すこと。
 そしてそれをフィードバックし、予想される連邦の量産MSに引けを取らない量産兵器の開発。
 その為、既存の生産ラインをなるべく変えないよう、既製部品を流用することも課題の一つとされた。
 この時期、ジオン軍内部でも新型MSの開発が完了しつつあり、それに装備させる可能性も踏まえ、プロジェクトメンバーは寝る間も惜しんで開発を行った。
 サイド7に残された連邦軍のMSの残骸等も改めて回収され、装甲材等の検知からもこれを打ち破る武器を基準にされた。
 また、既存の武器に至っても、使い勝手を向上させる事で、連邦軍のMSの比較的弱点といえる場所から破壊できる可能性があるとして改良も加えられた。
 そして、以下の装備が提案…試作が行われたのだ!

《地球連邦軍の新型MS破壊兵器プロジェクト 装備一覧》
 (俺的装備一覧)
MMP-78 ザクマシンガンまぁデフォルトということで
 06の装備する代表的な武装、反動が大きくMS戦には不向
MMP-78 ザクマシンガン
(グレネードランチャー付)
MS−07のを流用
 グレネードランチャーを装備した型、ストック部が従来より反動を吸収する形で、命中率を向上させている
MMP-80 ザクマシンガンドムトロの余った奴をサプレッサーかなんかつけて作るか
 口径を90mmに落としたが弾丸や火薬等の変更により弾速を高速化、貫通力は従来よりUPしている
120mm高速APマシンガンMMP-80っぽい、角ばっていてグリップ周りがザクマシンガンみたいな感じの
 MMP-80の口径を、従来の120mmにUPし、より破壊力の向上を図った試作型
175mmガンマゼラトップ砲をザクマシンガンのパーツを使って使い易いように
 前線でマゼラトップの砲塔を使用している事から、その弾数や使い勝手を向上させた
ザクバズーカこれもデフォルト
 核弾頭も装備できるといわれる多目的投射筒
ザクバズーカ(多弾装タイプ)08ザクの奴
 弾数の少なさを改良した多弾装型
ザクバズーカ・改ジャンクパーツを使ってグリップ部がザクマシンガンのバズーカを
 口径を従来の280mmから300mmに増やした試作型
スパイクシールドザクのシールドを手に持つ、ゲルググマリーネ風の奴…但し、スパイクは角張った物にする
 左手に可動範囲をより広げる為に右肩に装備されているシールドを装備、打撃兵器としても使用できるよう、先端部に突起も装備
三連装シールドガトリングガン上記のものに装備できる、07B3の奴の三連装で簡単な奴
 上記シールドをベースに、三連装ガトリングガンを装着した物
ヒートホークコイツもデフォルト
 接近戦用の標準装備
ヒートホーク(大)ガルマ用についてるから
 威力の増加を狙ってブレード部を大型化
マブラブレード通称まぶらぶ剣(笑)
 ヒートソードとヒートホークを融合させた物
メイスヒートホークでダメならブラジョニングウエポンだ!
 ヒートで切れないのならば、衝撃で内部の破壊を狙った装備
ガンブレード剣+銃…ワイルドアームズ2の主人公使っている奴みたいのかな?
 大型のヒートソードと飛び道具は、持ち替えに時間がかかる為、両者を融合させた試作型
チョッパー腕に装備する超大型ヒート剣
 大型化する重量に手首の関節の消耗が心配され、腕全体で使用する大型の物の試作型
ストライクスリーザクシールド+ザクマシンガン+ヒート剣+ロケットジャベリン
……ようするに種の消えるガンダムの持っている奴(笑)
 説明が長いので製作時に
 
 しかし、結局これらの装備も、シャァ少佐がガルマ大佐を守ることができず左遷された事によりうやむやにされ、一部はスペアパーツや弾の補充が見込めないまま前線に送られ、そして前線からもそれら装備に対する評価も戻ってこないままプロジェクトは霧散したのである…。
 だが、ここで培われた技術は、次の量産武器に受け継がれた物もあり、まったく無駄になってしまったと言うことは無かった。
 技術者達の苦労は、全てが無駄と言うことではなかったのだ……そして同年12月31日…。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


 よし、きたきたきたきたぁっ!!!!
 バリバリ作るぞォっ!!
 
 さて、そんな訳で武器も作り出すが、読めば判るように供用部品を多用と言う設定なので、色々買いこんであるザク等のキットを出してくる。
 ストレート組みの物はさっさと組み立てて見たのだが…これが大笑い!
 何でキットによって同じ武器でも大きさが違うんだぁっ!!


 <ザクマシンガンの場合>
 上から、HGUCシャァザク、HGグフ、HG08小隊ザク、FGシャァザク、MSVの06R。
 ストックの長さが違うのは、キットによってザクマシンガンを上手く構えられるように調整しているからなんだろうなぁ…。
 グリップもキットによって手の大きさや形状が違うからなんだろう…。
 それにしても口径まで違うと言うのはなんだが…今度は値段に関係しているんだろうなぁ…そう言えばプラモって、重量で値段つけてるのかな…それともパーツ数だけなのか!?
 なんにせよ、その時々職人さんが頑張っているんだろうなぁ……。
 最初は大笑いしていたが、こうして見るとなんか魂を感じるなぁ…武器一つ取っても大変だねぇ…。


 <ザクバズーカの場合>
 上から、HGUCシャァザク、HG08小隊ザク、武器セット。
 中央のHG08小隊ザクは位置が悪かったのだが、実はザクバズーカはそれほど大きさに差は無いと言う…!
 グリップ部から先はそれほど変わらないのねぇ…しかし、設定図を見ると、一番後の部分にはふくらみがあるんだけど…弾装部になっているHG08小隊ザクは除くとしても、この後部のふくらみを表現している物は無いンだなぁ…。

 
 まぁそれはそれ、取りあえず次はオリジナル武器を…。
 
●ザクバズーカ・改
<設定>
 ザクバズーカの拡大版。
 口径を広げ弾頭を強化しつつ、弾数も増加させ、18発の300mm砲弾を携帯できるようになった。
 また照準機にも改良が加えられ、命中精度も向上した。
 テストの結果は良好であったが、280mmから300mm程度の増加では不足とされた。
 しかしこのデータは、後の局地専用重MS、ドムの標準装備であるジャイアント・バズに受け継がれたのである。
<製作>
 はい、見ての通りHG08小隊ザクの中央部に、リックドム2のラケーテン・バズを切って色々加工したものをにザクマシンガンのグリップを接着…スコープもラケーテン・バズの肉抜きを埋めて使用しています。
 …手前味噌みたいで申し訳ないですが、ザクマシンガングリップのバズーカもかっこイイですな!
 「ラケーテン・バズの部品丸判りじぇねーか」とか「この照準機は流用機材と言うには早すぎるんじゃねーか」という意見はご勘弁を(笑)。
完成品へ



<〜01/12>
 なんだかんだと突き詰めながら作成…何とか完成。
 まぁ、眼鏡が破損したりなんだりと有ったが…結局、機体は前日には完成していたが、武器を色々と弄くっていたのでこの時間になってしまったのであった…。
 ま、なにはともかく完成品を見ていただければハッキリすると言う事で。
 
 
こんな感じで完成。
取りあえず武器の説明は後でするとして本体の話しを…。
腰周りのチラリズム(笑)が解消されている…ように見えます?
今一効果薄だったかな…二の腕クサビ増加もぱっと見判りませんな…。
両方もっとやっても良かったかも…。
主な改造は上で書いていますが、それ以外にもチョコチョコと…。
例えば、足の関節カバーは挟み込みなので塗装しやすいように上の方を切り抜いて後ハメ可能な用に。
モノアイも頭下部をくり貫いて取り外しできるようになってます…無論可動。
…ですが可動にはラジオペンチ等の工具が必要です…かなりきつきつ。(^^;
モノアイ自体も、3mmの穴を空けてそこにクリアーピンクのランナーの切れ端を入れ、
光るように裏に銀紙を貼りつけています…あとのほうの写真には光っている感じのがあると思いマス。
ちなみに、ガルマザクの肩パーツやシールドやスパイクアーマーもピンクに塗って仕上げているので、
両肩スパイクやシールドも可能。
頭部と胴体の動力パイプはFGのものと交換…こっちの方が好みなので。
当然バックパックもFGの物になっています…TV版だと3倍早いっていうのは何かな…と。
足の増加スラスターもそれならつければ良かったのですが…なんとなく面倒で(笑)。
そうそう、見えにくいし埋まっちゃって今一効果が見えないと言う悲しい結果になっていますが、
手首に市販のバーニャ(スラスター? アポジモータ?)パーツを切断して手首カバー作っています。
ちょっと大きかったのか、手首側にすっぽりとハマッテ出て来ない…手首側を削るか、
カバーの方を削るかしないと…きっと塗装の皮膜の厚さでこうなったんですかね、
仮組みの時はそれなりに良かったのですが…。
後もう一つ誤算…写真を取ってGXGに応募後、そう言えばバズーカラッチと言うものが
あったなぁと思い出して開けてみようと思った…が!
なんと交換したFGのバックパックに干渉しまくって開きもしない!!
…それ以前にこれの事忘れてクリアー吹きとかしてたから、固まってしまった可能性大!
…どうしたものか…。


…そして実は一つだけ告白が…!










 実は今回のメインとして、づ〜〜〜っと造っていたけど失敗の連続、結局ものにならずにその装備は破棄してGXGに投稿してしまったものがあるのです!
 それは、GXGでいただいた感想の中にも『この装備ならシャァカラーじゃない方が似合うのでないか』と言われたことにも関係するのでありますが…。
 まぁ取りあえず証拠写真をご覧ください。

 ふはははははは〜〜〜〜っ、なんじゃこりゃぁっ!!!
 そう、カンのイイ人ならお判りだとは思いますが…私がシャァザクと言う話で一番最初に作ろうと思った装備は…!
 25年前、シャァザクを見て私が一番最初に思ったことは…!
 25年間暖めてきたネタと言うのは……!!
 何故同じヘルメットをかぶっていないんだ!
 と言うことなのです!
 ムサイもそれっポイんだから、ツノ生えた白い兜かぶりなさいよ…かぶらないならウレシーあんた行きなさいよ! アイアム!(北の大地限定ネタ)
 そう、シャァのかぶっているヘルメットをザクにもかぶらせようと言う計画だったのです!!!!!
 エポパテのゴミを大量に作ってエポパテが足りなくなって何度も買いに行って来て…とうとう諦めてしまいました…(泣)。
 …いやぁ、絶対受けると確信していたんですがね…。
 そう、これを作る予定があったからシャァ色に塗ったのです。
 武器よりも早くから作っていたんですけどね…。
 エポパテと言う素材を使ったのはこれで3回目(1回目は昔ザクのスパイクシールドの突起、2回目はギャンの足首)!
 形状が悪かったりぶっ壊したりでこの写真のものは大体5つ目ぐらいで、諦める寸前の物…これを作りつづけているとゆんゆん装備がほとんど出来なくなると、締め切り3日前に計画を破棄したのです(大泣)。
 いやぁ…エポパテって乾燥時間遅いんだねぇ…乾燥中に変な形になってしまった物も有ったよ。
 それに一度固まると硬い!
 きれいに形を仕上げられないし…硬いからと力を入れると薄い所こなごなに砕けるし…。
 もぉ散々でした。
 プラ板での工作なら何とか物になるんですがね…エポパテはノウハウが全然無かった。
 とにかくしばらく放置して、この最後の形があるもので、モチベーションが回復してきたら手を出してみようかな……。
 今回はゆんゆん装備では満足が十分行ったものの、これが完成しなかったので心残りなのでした……しくしく……。



<<装備編>>
 さて、既に今回のメインとなってしまった装備(笑)。
 ある意味一番見てもらいたいところだったりするのでちょっと詳しく解説したいと思いマス。


<マシンガン系>写真上の武器をクリックすると説明へジャンプできます
マシンガン系
MMP-80 ザクマシンガン MMP-80/120 ザクマシンガン MMP-78 ザクマシンガン MMP-78 ザクマシンガン改(グレネードランチャ付) ガンブレード  まず初めはザクでおなじみマシンガン系。
 右側、上から

・MMP-78 ザクマシンガン
<設定>
 ザクマシンガンとして有名なこのマシンガンは開戦当時の連邦軍の戦力を想定して作られ、そのほとんどに致命的なダメージを与えられる武器であった。
 その為120mmと口径は大きい物の、反面発射速度が遅く反動も大きい為、目標がMSサイズのAMBAC機動を行う物に対しては当てずらいという、連邦のMSに対しては命中させずらいものになってしまっていた。
 その上当たってもダメージを与えられず旧式化してしまうのだが、ここまで流通した物を一度に交換することも出来ず、敗戦の日まで使われつづけることになった悲運の武器でもある。
 頭部のドラムマシンガンから給弾し、弾数は80〜120諸説あるが、宇宙空間でも使用できたことから自由落下方式ではないと思われる。
 …ひょっとすると、地上用に自由落下方式に改められたものもあり、給弾機構分を弾数の増加に当てた物があるために弾数が一定ではないのかもしれない。
<作成>
 はい、やっぱこれが無いと…ということでシャァザクそのままです。
 FGやHG08に比べるとグリップが長いのは、シャァザクの拳が大きいからと思われます。
 …この、シャァザクの拳が大きいと言うのは、ゆんゆん装備で後々まで問題になるのです……。
 

・MMP-78 ザクマシンガン改(グレネードランチャ付)
<設定>
 MMP-78の反動を少なくしようと、ストック部に衝撃吸収機構をつけた改良型。
 これによりグレネードランチャのようなより反動の大きな装備の装備も可能になった。
 しかし多少の反動を吸収する程度では、排莢の際に発生する左上がりの反動は吸収できず、根本的な命中精度の向上にはならなかった。
 しかしこの機構は、グレネードランチャを装備できる他にも、ロックする位置を変えることでストックの伸縮も調整できる、単射で精密射撃を行うパイロットには好評で、後に一部のファクトリーでこのモデルが量産された。
<作成>
 HGUCの07Bの奴そのままです(笑)。
 07とかHG08のザクではグリップが大きすぎると思っていましたが…このシャァザクでは丁度いい大きさです…しかし!
 人差し指が穴に収まりきらずに干渉してカッコ良く持てないと言う…(泣)。
 …このマシンガン自体はかっこいいので、弄ってません。


・ガンブレード
<設定>
 プロジェクトでは数多くの装備が開発され、それは格闘・射撃武器の両方が多種作られたわけである。
 だが、開発された装備は単一の機能を突き詰めた物が多く、それらを増やしても目標の距離や使用目的ごとに装備を交換する必要があり、そしてそれには無視できない隙が生まれると考えられた。
 この事は装備を一般化した場合に大いに問題が出ると予想され、プロジェクトでは新たな解決法を検討することとなった…。
 装備の小型化やクイックキャッチャー、はたまた装備腕をもう一本増やしたらどうか等、プロジェクトの当初の目的を見失ったとしか思えないような怪案も出されたが、結局一番普通な解決法で試作装備が作られることと成った。
 それは、持ち替えなければいけないのであれば一体化してしまえばいいと言う発想で、格闘武器と射撃武器を合体さると言うものであった…こうして、大型のブレードとザクマシンガンを融合させたガンブレードが開発されたのだ。
 通常のブレードに精密品である射撃武器…特に弾道に影響するバレルを融合させるのは、悪影響が出るのは間違いと思われた。
 そこでブレードの大きさを厚みや幅を特に大型化してバレルを保護し、多少切りつけたり突き刺したぐらいではバレルの歪みは許容範囲内である事が確認された。
 そして試作的射撃武器な為に通常のザクマシンガンが使用されたが、バレルの歪みがいくら許容範囲内とは言え、それで連射を行うのは不安視されたので単射専用に調整された。
 しかしそれでは破壊力は下がってしまうので、より硬い材質の滑空砲にバレルを交換し、120mmの高速鉄鋼弾が特別に用意された。  この120mm用高速鉄鋼弾はケースメイト式の有翼鉄鋼弾で、MMP-80以上の貫通力があった。
 ちなみに本体上部の扇状の物体は照準機ではなく120mmの高速鉄鋼弾のマガジンで、高価な弾丸を単射するので弾数は少なくとも良いとされたが…実情はそれほど高価な弾を用意できなかったし、弾数が少ない故にパイロットが慎重に使用してくれるだろうとの読みも有った。
 数少ない実戦で使用されたデータによると、相手に突き刺し、絶対に外れない情況で弾を打ち込むと言う方法が取られていたようだ。
 結局、テストの結果はそれなりに好評ではあった物の、毎回格闘と射撃の両方をこなすかどうかも判らないのにこの装備は過剰な装備では無いかと考えられた。
 それにブレード部の大型化から撮り回しも悪く、弾丸は高級品と、一つの武器が他の武器に比べ、倍近いコストでは割に合わないと判断され、歴史の闇に消えていったのである。
<作成>
 これは私が愛するFGザク(笑)のザクマシンガンのグリップとグリップガードを切り取り、シャァザクのマシンガンのストックとグリップ部を切り離した物に接着(実は後で説明している175mmガンの為に既に切り離してバレルと機関部だけの物が有った)。  これを、シャァザクの拳が入るように広げ、1.2mmのプラ板2枚を貼り付けたストックを付け、前面をきれいに成らした物に、1.2mmのプラ板をブレード型に切り出して刃をヤスリで削り、その上に0.5mmのプラ板をそれっポイ形に切って貼り付け、合体させた物です。
 下から生えている持ち手は、先に作ったガルマザクのマゼラトップ砲から切り取った取っ手をジャンクパーツ入れから拾って接着した物です。
 …完全に接着してしまいましたが、もう一度塗装をやり直したくなった時のことを考えると、真ちゅう線で差し込むだけにして置けばよかった……。
 モデルは、某PSのRPG、WA2の主人公の持っている武器…なんかほとんど原型を留めていないけど(笑)。

 次は左側、上から

・MMP-80 ザクマシンガン(同 弾装)
<設定>
 ザクマシンガンを根本的に改良するに辺り、小口径で貫通力の高い物を使用すれば、より小型で同等の火力を携帯できるのでは無いかと考えたれた。
 このMMP-80 ザクマシンガンでは、消炎効果も考えてサプレッサーが装備されている。
 マガジンも形態を変え、32発装備の棒型の物とされた。
 装弾数は減ったものの、マガジンも小さく交換も容易に行える為、特に問題は出無かった。
 反動も少なく貫通力の高いこのMMP-80 ザクマシンガンはその有用性が広く認められることとなり、後にMS-06FZで正式採用されたのであった。
<作成>
 ドムトロで作ってない奴からから取ってきました。
 本当はストックも0.8mmの真ちゅう線で可動に…と思っていたけど小さすぎて断念…後にもう一度アタックしてみよう。
 サプレッサーも穴空けたりしたかったのですが、3mmのプラパイプが思いのほか脆くてこちらも断念…。
 ストックの可動もサプレッサーの穴も出来ないなら、グレネードランチャ装備型にすればよかったなぁ…。
 あ、マガジンの装着用の棒の位置とサイズを変えるの忘れてた…このままではシャァザクの腰には動力パイプが邪魔をして装備できないんだった…。


・MMP-80/120 ザクマシンガン
<設定>
 120mmの高速鉄鋼弾を使用して、MMP-80 ザクマシンガンと同じ効果を得ようと考えて試作されたのがこのMMP-80/120 ザクマシンガンである。
 MMP-80で十分なデータを入手していたプロジェクトでは、次に質的拡大を狙い口径を元の120mmに戻したのである。
 テストの結果は良好で、確実に連邦のMSでも装甲を打ち抜き、小型で取り回しが良いと、プロジェクトの中では最も期待が掛けられた。
 …だが、テスト結果は良好であっても、弾の単価が高価で歩留まりが悪く、これを量産出来ても弾不足になるであろうと予想され、大掛かりな量産が行われることは無かったのである。
 しかし、120mm高速鉄鋼弾は後に改良されてMMP-78 ザクマシンガンでも使用可能なようになり、精密狙撃を行う時や対空射撃をピンポイントで行う用途で使用される、小マガジンに数発入った高級な狙撃用弾丸として少数普及するのである。
<作成>
 結構お気に入りの武器なので、GXGの掲示板上で誉められたのは非常に嬉しかったです。
 そしてその製造法は…!?
 …実は本体はLMのドートレスの90mmマシンガンそのもの。
 それのグリップを切り離し、またもやFGザクマシンガンのグリップとグリップガード(?)を部分を接着し、シャァザクでも持てるように調整。
 そして今度こそストックを0.8mmの真ちゅう線で可動に…といろいろやったものの失敗…直接瞬着で点付けしています(泣)。
 いつかリベンジを…!!!
 と言うようにかなりパクリであっさりと作りましたが…かな〜リお気に入りであることに代わりはありません。



<バズーカ・大口径砲系>写真上の武器をクリックすると説明へジャンプできます
バズーカ・大口径砲系
ザクバズーカ ザクバズーカ(多弾装型) ザクバズーカ・改 175mmガン  お次はバズーカ・大口径砲系。
 上から


・ザクバズーカ
<設定>
 ザクバズーカとしてザクの使用する代表的な武器の一つ。
 筒内にロケット弾5発を収納し、発射時は筒内の外周部にある通風孔から筒後方の排気口へロケットの噴射炎を誘導し放出、反動を押さえる筒状のロケット弾発射装置である。
 通常弾は命中時にモンロー効果による高熱のジェット気流で目標に穴を空けそのまま高熱のジェット気流を流し込み、乗員を殺傷したり燃料や弾丸を誘爆させ機体内部にダメージを与える。
 これは特に宇宙船には効果的で、機密された機内に吹き込まれる高熱のジェット気流は1発で甚大な損害を与え、当たり場所によっては一撃で轟沈を可能にした。
 口径は280mmが一般的で、これが使用可能な最大の口径でもあった。
 筒内部口径さえ会えばどんな弾でも発射できる為、通常弾や核弾頭、散弾やガス弾の発射装置等にも使用でき、重宝された。
 しかし弾数が少なく、連邦のMSには通用しないことから更なる改良が求められながらも、ザクマシンガン同様の理由で量産は続けられた。
 後に、高速鉄鋼弾等より貫通力を高めた新型弾頭も開発されるが、そのとき既にジャイアント・バズの生産が行われており、同時に複数種類の弾頭の生産を余儀なくされた為に混乱が続き、この弾頭の真価は発揮されること無く、最後まで旧式兵器のラベルのまま終戦を迎えた悲運の兵器である。
<作成>
 これも代表的な武器と言うことで、シャァザクそのままの素組みです。
 時間が無くて照準機もそのままですが、その内内部に緑の蛍光パーツのランナーをその外側を銀色に縫って反射するようにしてハメ込んでやるつもりです。
 本当は設定図にあるように、後部にふくらみをつけてやろうかとも思っていたんですけどね…時間が無いのでそのままでイイヤと手を抜いたのでした…反省。
 ちなみにバズーカと言う名称は、
 筒状のロケットランチャーは「バック・ロジャーズ・ガン」と言うニックネームだったのだが、当時人気のコメディアンの「ボブ・バーンズ」と言う人が使っていた手製のトロンボーン「バズーカ」に形が似ていることからバズーカと呼ばれだしたのだ。
※グランプリ出版 戦車メカニズム図鑑より
 と言うことなので、『モンロー効果弾を発射する武器=バズーカ』と言う定義ではなく、『口先がちょっと広がった筒状の武器=バズーカ』と言うことなので、筒状の発射装置であれば弾がなんであれ『バズーカ』と呼ばれても不思議は無いと言う事…か?
 元々ニックネームな事だし。
 つまりは後の『ビーム・バズーカ』も…まぁ形はあまり似ていないがまんざら嘘ではないと言うことか…。


・ザクバズーカ(多弾装型)
<設定>
 ザクバズーカの弾数を増加する目的で試作された物。
 弾を筒内に置くのではなく、弾装に入れ給弾する方式に改められた。
 これにより筒内の排気口等のスペースを削除でき、発射筒内の口径をさらに大型化する事が可能になり口径と弾数の増加を解決することが出来た。
 テスト結果も良好で、生産ラインの半分以上を共通化できると言う利点があったが、弾の口径が増加することで従来のザクバズーカでは使用できなくなり、同じ時期に似たような複数の弾が存在する事生産性を下げるとして正式採用はされることが無かった。
 後に、地上のファクトリーで弾の弾装給弾方式の部分だけが採用され、口径は従来通りで弾数が増加されたマイナーバージョンとして流通することになった。
<作成>
 これもほぼ素組み。
 シャァザクのバズーカに比べてなんとなく小ぶりなのは上記の妄想で補てんしました(笑)。
 照準機はザクバズーカ同様の作業をしてやろうと思っています。


・ザクバズーカ・改
<設定>
 ザクバズーカの拡大版。
 口径を広げ弾頭を強化しつつ、弾数も増加させ、18発の300mm砲弾を携帯できるようになった。
 また照準機にも改良が加えられ命中精度も向上し、流用パーツも多く採用され、完成度の高い武器となった。
 テストの結果は良好であったが、280mmから300mm程度の増加では威力不足とされ、惜しくも採用は逃した物の、このデータは後の局地専用重MS、ドムの標準装備であるジャイアント・バズに受け継がれたのである。
<作成>
 元ネタは言っても誰も判らないだろうと思ってこの前は言いませんでしたが、この前友人の大佐に見せたところ一発で見破ったのでここでも言っておきましょう!
 これは、MS−X(ペズン計画)のMS−10、ペズンドワッジの持っているジャイアントバズを真似た物です!
 かな〜り昔に見たもののうろ覚えで、グリップがザクマシンガンで前後がジャイアント・バズ、中央付近がザクバズーカで、照準機はラケーテン・バズっポイなぁ…というあいまいなイメージから作り上げたのですが、完成すると驚くほどイメージ通りだったのでカナーリ満足行ってます。
 まぁ設定は完全に俺的になってるんですけどね。
 後でもう一度見る機会があったのですが、どうもペズンドワッジのとは照準機が左右逆らしい…まぁ、オリジナルだからイイとしておこう(笑)。
 前にも言いましたが作り方は、HG08小隊ザクバズーカの中央部に、リックドム2のラケーテン・バズの後部と、ラケーテンバズの前の方に切込みを入れたものを前部に接着し、FGのザクマシンガンのグリップを接着、スコープは丁度イイ感じボブ分にザクバズーカのスコープを取り付ける部分があるので、そこにラケーテン・バズの肉抜きを埋めて使用しています。
 照準機には全てザクバズーカで言っていた緑のクリアーパーツ(のランナーを加工したもの)をつけてやりたかったのですが…時間が無かったことと、終了直前まで忘れていたので全て未装備…しくしく。


・175mmガン
<設定>
 地上の前線では、マゼラトップの砲塔をザクで使用しているという事情を聞き、生産性も既存のラインをほとんど変えずに生産できることから、有効であるかどうか試作が行われた。
 前線のものは急務的なこともあり、武器としての完成度は高くは無いので、まずそのあたりの改良が行われた。
 機関部や砲身はマゼラトップのままであるため、弾数葉少なく正式なグリップや照準肝なかったので、使い勝手を向上させる為にザクマシンガンと同じグリップや照準機、ストックが装備された。
 弾数の少なさは上部に弾装を装備することで補われ、これは弾が切れた場合の再装填も即時に行えるようにとの配慮も会った。
 これにより従来の方式よりも命中精度、連射速度等が向上し、威力自体は直撃すれば連邦のMSのシールドやバックパックをそれぞれ一発で破壊できる(byハモンさん)ので、十分武器として使用に耐えうる物となった。
 しかし、マゼラアタックで使用している物をわざわざMSに装備される意味は薄いと判断され、また反動を吸収する機構も不十分で、マゼラトップが空中では命中率を大幅に落としているように、宇宙空間での使用は不向きとされ、採用にいたる事は無かった。
<作成>
 これも見たまんま、ガルマザクのマゼラトップ砲にシャァザクのマシンガンのグリップ部とスコープと、08ザクのザクバズーカの弾装部分と、FGのザクマシンガンのストック部分を上下ひっくり返して湾曲部分を調整した物を用意し、全部接着してハイ完成っていう感じのお手軽品です。
 当初はもっとザクマシンガンっぽくした物を…と考えていたんですが、マゼラトップ砲の機関部にそのままいろいろ付けてもそれなりになるんじゃ無いかとやってみたらそれなりだったのでまぁいいかと納得しているものです。
 ザクの装備にはザクマシンガンのグリップ部分が似合いますな!
 機会あればもっとザクマシンガンっポイ175mm砲も作ってみたいものです。



<格闘武器系>写真上の武器をクリックすると説明へジャンプできます
格闘武器系
チョッパー マブラブレード 大型ヒートホーク ヒートホーク メイス  そしてお次は格闘系の武器。


・チョッパー
<設定>
 連邦のMSは、取り回し可能な外部装甲…俗に言うシールド…を装備していた。
 これにより従来の近接用武器であったヒートホークでは、よしんば格闘戦に持ち込んだとしても一撃目をシールドで防御され、より破壊力の大きい連邦のMSのビーム系格闘用武器で反撃され、手痛いダメージ(もしくは一撃で破壊される)を受けることが多いとの報告がなされていた。
 これに対抗する為に、格闘武器はより長射程に、より大型化して行く傾向にあった。
 しかし、大型化する格闘武器に、手首や腕の関節への負担を不安視する声も技術者サイドから上がってきた。
 こうして、関節に負担をかけないより強力な武器の開発が始まることとなったが、最初は腕にすっぽりとはめるブレードガントレットが考案されていた。
 これは、マニュピレータを保護でき、より間合いが長く取れると思われたが、相手の武器を受けとめた時に相手の武器が滑って肘関節を破壊したり、その重量ゆえに振り回すとやはり手首と肘の関節に負担をかけ、取り回しも悪く、特に地上では足より長く引きずってしまうことになり、これを防ぐにはやはり関節を曲げて保持する為に、再び関節の負担に問題が行ってしまうのであった。
 こうして根本的な見直しがされ、ブレードを手首と肘が防御できるように延長し、重量軽減するために腕抜きとグリップで保持する方式に改められた。
 軽量化された重量を配分を考えながらブレードは更に大型化され、より威力を発揮できるようになり、その形状から調理用の肉切り包丁“チョッパー”と呼ばれるようになった。
 しかし、その改良ゆえに今度は間合いが極端に狭くなり、腕を振りまわすと大差ない程度の間合いでは結局連邦のMSには役に立たないだろうと判断され、コンセプトを見誤った物は失敗すると言う事例のいい見本のなってしまった。
<作成>
 こいつはもぉ、単純な1.2mmプラ板切り出しに腕抜きは0.5mmプラ板を細く切って角に2mmの三角プラ棒で補強した物と、グリップはザクバズーカ改のときに切り取って余っていたザクバズーカの物を使いました。
 …今思うと、もうちょっと中華包丁バリに分厚く長くすれば良かったかなぁ…とも思いますが…まぁ紺なものかな。
 元ネタは…いつか本屋の小説の表紙で腕に装備するような巨大なブレードを装備しているの…形とかはうろ覚えでぜんぜん違うと思います。
 まぁ、どんな形でも立体に出来ない訳ではないかなぁと複雑っポイ形に挑戦して見たと言うものでもあるわけです。
 

・マブラブレード
<設定>
 一般的に格闘の武器と言うとやはり最初に思い付くのは剣であろう。
 武器として比べた場合、斧が斬る行動しか出来ないのに対して剣は、斬る・突くの行動パターンを取ることが出来るため、戦闘バリエーションを広げる事ができる。
 格闘武器の多くがヒート(=高熱媒体兵器)であるため、切り結んで行くと目標の融解した装甲が付着することにより切れ味が鈍ることから、行動パターンに突くがある事は重要と言えよう。
 また斧(=ヒートホーク)よりも間合いが長く、連邦のMSの使用する光学系格闘武器よりも威力、間合い供に下回っている事から、せめて同程度の間合いは最低でも必要と思われた。
 デザイン的にもも刃の部分を大きく取ることができ、これもヒート(=高熱媒体兵器)を有効に使う方法と言えよう…目標と接触する高熱媒体部分が多いほど、相手により多くのダメージを与えられるのである。
 こうしてヒート系武器でのソードタイプ開発は有効な手段であると言うことが判っているのでプレジェ区とでは早速開発を開始した。
 切断時の切開性を考え、曲刀タイプの物が先ず試作された。
 これは早くに十分な性能を収め、この改良型が後にMS−07Bのヒート剣になるのであるがそれは別の話しである。
 このヒート剣の成功にあぐらをかく事無く、プロジェクトでは更なる改良が進められた。
 剣タイプの弱点は、斧に比べ間合いが長居ゆえに、至近距離での取りまわしの悪さであるとの報告がなされている。
 現に熟練のテストパイロットは、従来のヒートホークでヒート剣を装備した相手の懐に入り、ヒート剣がその真価を発揮させぬままに打ち勝つと言う情況もまま見られた。
 また、現在のタイプのままではマニュピレータが剥き出しであり、格闘時に思った異様にマニュピレータの破損が多いと言う報告がもたらされていた。
 マニュピレータの破損は、単純にフィストガードを取り付ければよいのであるが、至近距離での取りまわしの悪さの方は難航した。
 持ち替えは格闘戦と言う瞬間の中では時間がかかりすぎ、間合いを短くするには剣という長所を殺してしまうのだ。
 プロジェクトは暗礁に乗り上げた…かに見えた。
 しかし、ある技術者が妙案を思い付いた…フィストガードをヒートホークにしてしまえば良いのでは無いかと!
 こうしてヒート剣の柄の部分の刃をマニュピレータ部分までを囲うように延長し、この部分をヒートアックスのように使用できる構造となった。
 実際にヒートアックスのように使用するには、ソード部分があるので不可能ではあるが、ソードの間合いの懐にもぐりこまれた場合に相手の格闘武器を受け止めたり、相手をそのまま殴りつけるように使用するには不具合は無いので必要充分であるとされた。
 …ある時期から、このヒート剣は『マブラブレード』と呼ばれ始めるのだが、これは開発に携わった技術者の付けた愛称がそのまま使用されたものらしい…一説によるとこの形状には元ネタが存在したようなのであるが、それがなんであるかははっきりとはしない。
 ただ、当時の愛称は『マブラヴレード』だったようだ…。
 
<作成>
 ……ごめんなさい(笑)。
 まぁ、剣+斧と言うデザインは古今東西いろいろあるからまぁ良いと言うことで(笑)。
 これも製造は簡単…武器セットのヒート剣を、柄とつばと刃に分割、刃の部分をスマートに整形してエッジをつけつつ、フィストガードを1.2mmのプラ板から削り出して接着…段差等はエポパテでなだらかになるように修正します。
 …どうも接着部分が完全に乾燥する前に整形したので、その部分でヒケてしまって今一カッコ悪くなってしまった…今度SSPで整形しなおそう…。
 と、こうして刃を作ったらつばと柄と接着…アクセントにヒートホークの柄の先をくっつけて見ました。
 なんか色々か居てますがはっきり言って簡単です…見栄えを上手く作れるかはセンス次第ですが、こういったものをプラ板とパテ等で作り出すのは結構やってみると簡単だなぁと思わせてくれた一品です。


・大型ヒートホーク
<設定>
 一部のエースパイロットや、格闘武器の威力向上要望のあったパイロット用に少数生産されたヒートホークがこの大型ヒートホークである。
 一般的にヒート(=高熱媒体兵器)系武器は、目標と接触する高熱媒体部分が多ければ多いほど、与えるダメージは大きい。
 故に後には、ヒートホークのはの部分にギザギザのカットを入れたものも存在したと言う…武器として同じ長さであっても、接触する部分を少しでも長くしようとした工夫であろう。
 同じものの刃の形状を変えただけで効果は果たしてあったのであろうか?
 実験の結果、確かに効果がある事は証明されたのだ。
 ギザギザであれば命中時に突端部分に力が集中するので同じ長さのギザギザの無いものより目標に喰いこみ、喰いこんだ分ギザギザがより目標内部に潜り込む事となり、その後は接触部分が多いのでよりダメージを与えられると言うメカニズムであった。
 最も、外見的にのこぎりのように使用する事は武器の構造上考えられてはいないのであるが。
 これらの実験結果を踏まえ、ジオン軍の今後のヒート系武器は2分化して行くことに成る。
 接触するヒート刃部分をより増やす為に大型化するもの(ヒート剣状でその最高点はMS07B3等の使用するものである)と、鋭角化して目標内部を素早く移動できる物(ヒートソード…MS09系列が使用)である。
 どちらが優れているかは一概に言えるものではない。
 確かにヒート部分を大型化=重量を重くしていったヒート剣の方が威力は大きいであろうが、重く重量のあるヒート剣は取り回しも悪く、熟練した腕が無ければその真価は発揮できなかったし、量産性は良くなかったであろう。
 大してヒートソードはヒート剣に比べ量産性が高く、携帯し易く、何より軽くて取り回しが良かった。
 この取り回しと言う要素は重要で、連邦のMSがその量産型に至るまで光学系格闘武器を使用していたことにも由来する。
 光学系格闘武器(=ビームサーベル)は事実上、柄の重量以外はほとんど無く、MSの筋力や耐久力が低くても振り回すことができ、ヒート剣で1回攻撃する間に2度3度と攻撃できるのだ…これには熟練したパイロットでも思わぬ不覚を取ったと言う。
 ヒートソードはビームサーベルに比べそれでも重量があるが、ヒート剣よりはマシであったと言えよう。
 一説によれば、これより大きなヒートホークが突撃宇宙軍司令ドズル中将閣下専用に特別に作られたと言われているが、その威力は単体の攻撃力ではこれら改良されたヒートホークを大幅に上回り、連邦のMSの光学系格闘武器にも勝るとも劣らない威力があったと言われている。
 
<作成>
 ガルマザクそのままです…それ以外言うことなし。
 そうそう、腰部のホルスターもきちんと作って色塗ってあります…。
 色といえば、このヒートホーク、HGUCザクの中で唯一と言っていい塗り分けが必要な部分なんだよなぁ。
 ヒートホークが1パーツというのは1/144ではもぉデフォルトか…まぁ、ヒートホークを3分割化するより、他に分割化して欲しいパーツがあるから仕方ないか。
 しかも色が紫ですよ紫!
 今までは紫色を塗るたびに赤と青でそれっぽく調合していましたが…面倒になって今回始めてパープル買いましたよ!
 これ以外に紫を使うって………ドムとか黒い3連星ぐらいか?


・ヒートホーク
<設定>
 MS−06A、すなわち初期量産型には無かった武装がこのヒートホークである。
 MS−06Aの外見的な大きな違いは、MS−05と同じようにスパイクアーマーではない球形のショルダーアーマーであった。
 これは、MS−05と同じように左だけ着けていたというのと両型肩に着けていたという資料があるが、MS−05と同じように、バズーカ等を装備した時の利便性を考えて装備されたりされなかったりしたのであろう。
 この初期型の量産は極短期間だけで、すぐに大戦初期の主力機MS−06Cに変えられたと言う。
 そのときに追加されたのが、左肩のスパイクアーマーと右肩のショルダーシールド、そしてヒートホークであったと言われている。
 これは、将来行われるであろう連邦軍のMS量産に対抗すべく考案された物であるが、運動性の高いMSにとって、スパイクアーマーやヒートホークは艦船や戦車等に対しても有効であり、また要塞や重要施設の扉や防御壁を破壊するにも重宝され、MSの汎用性を印象付けることと成った。
 こうして用意されてあったヒートホークであるが、連邦の新型MSに対して、白い奴が格闘戦専用機だったことを考えても有効な兵器ではなかったようだ。
 また、連邦の木馬部隊に対して、白いMS以外の中・長距離支援用MSに対してヒートホークを使用するMS−06がほとんど無い事から考えても、ヒートホークの配備状態はMSの数に対して少なかったか、稼働率が低かったものと思われる。
 しかし、連邦のMSに対してヒートホークが使用されたとき、少なくともシールドに被害は与えていたことから考えて、直撃しても効果の無かった射撃兵器よりは有効であったと考えられる。
 も、それを使用する情況では特に白いMSに対しては武器の間合いに劣り、受け可能な可動性の高いシールドにより防御されてしまうヒートホークはやはり連邦のMSに対しては有効な武器であったとはいえないであろう。
 後に、ヒート剣やヒートソードも白いMSのシールドを真っ二つにしている事から、これらを行ったパイロットが青い巨星や黒い三連星等のエースパイロットだったことを指し引いても、ヒート系武器そのものは連邦のMSに対しても有効な武器であったと考えられる。
 
 ところで、ヒート(=高熱媒体兵器)系武器とビーム(=光学系媒体兵器)は鍔迫り合いのようなお互いにお互いの武器と打ち合う真似ができたのであろうか?
 実体のある高熱媒体武器と実体の無い光学系兵器である…普通に考えれば光学系武器と交えた瞬間、実体のある高熱媒体武器は機体のように切り裂かれてしまうのがオチなのではないだろうか!?
 実は、これは可能なのである…実際に大戦末期、サイド6にて行われたジオン軍MS−06FZと連邦のMSとの戦闘において、ヒートホークとビームサーベルは空中で何度か弾け合っているのだ!
 これは、ビーム刃を形成して固定化させているIフィールドが、約1700度の高熱に加熱されているヒートホークのセラミック製の刃がその熱により周囲の空気をプラズマ化し、これとIフィールドが反発しているからだと考えられる。
 しかしこの解釈では、空気等の媒介が無い状態では鍔迫り合いは発生しないことになってしまうが…宇宙空間では想像以上にお互いの早退速度が早く、宇宙空間での鍔迫り合いと言う情況の報告は今まで無く、また実験を行った者が居ないので、そうであるかは実証されていない。
 
<作成>
 そのまんまです、はい。
 もう書くこともありません(笑)。


・メイス
<設定>
 各格闘武器が考案され、試作されてゆく中で、実は最も注目されている案があった…それがこのメイスである。
 MSとは、関節の集合体であるとも言える…実際に関節部に支障が出ると、AMBAC機動にも支障が出る…MSの特徴でもある機動力が、関節の破損一つで阻害され、後はただの的と化すのである…各様にMSと関節は非常に密接な関係にある。
 これ以外にもメイスは有効なところが数多くあった。
 まず、構造上信頼度が非常に高い…そうであろう、何か装置があるのではなく、重ければ良いのだから。
 それ故に生産性も高い…端的な話し、適当な長さの棒に重い物をくっつけてやるだけでも良いのだ。
 そしてそのダメージ特性が衝撃である点も見逃せない。
 突きや斬りの攻撃では、攻撃を受けられてしまえばダメージは無い。
 しかし衝撃系のダメージは、たとえ連邦制のMSのそのほとんどが装備しているシールドで攻撃を受け止めたとしても、その衝撃は目標に伝わるのである。
 将来的に通常の格闘武器ではダメージを与えられないほどの装甲を持つに至るMSに対しても、衝撃を崩御する事はほぼ考えられてはいない。
 目標に伝わる衝撃は、腕や脚の関節に被害を与え、その大きな振動は精密機械の塊であるMSやパイロットにに何らかのダメージを与えるであろう…。
 特に地上でこそ有効と考えられている。  メイスでの衝撃はシールドで受け停められたとしても腕関節にダメージを与え、直撃すれば外部装甲ひしゃげさせ、内部に重大なダメージを与え、パイロットを10G以上の衝撃で揺さぶる…そしていずれにしろ、その衝撃を受け止めれば脚部に甚大な損害を与えるだろう!
 こうして期待を一身に集めたメイスであったが、試作された物の全長がヒートホークと大した変わらない大きさたったのに加え、目標に与える衝撃力を強める為に増加した重量は、それ以上にそれを使用するMSの関節に重大なダメージを与えてしまうことが発覚したのだ。
 こうして、相手に与えるダメージと言う点では優れている物の、運用の点で問題を残してしまったメイスだが、結果的にはこれが原因で量産化がされる事は無かった。
 しかし、プロジェクトではメイスに関するそのデータを広く公表し、リスクを十分踏まえた上で前線で各部隊が独自にメイスを製造することには成功したのである。
 何せ構造は単純で有効性は高い…数多くのメイスとその派生型は各部隊に広がり、一部では『地球連邦軍の新型MS破壊兵器プロジェクト最高の成果』と揶揄されたと言う。
 メイスはヒートホークと同じような長さの棒に、分厚くて思い金属板を6枚切断し、60度の間隔を持って中央の棒に溶接された物が基本形で(プロジェクトで使われたのがこの形)、想い棒状の先端部にいくつものスパイクを装備した物や、球形の金属球を棒に刺しただけの物、間合いを得る為に身長と同じぐらいの長さの物まで、パイロットや整備員の創意工夫で多種多様に存在したと言う。
 連邦のMSも同様の兵器を持ち、こちらは鉄球にスパイクが生えてものをチェーンを使って振り回すと言うもので、間合いの問題もこれで解決しており、直撃を受けたザクは四散したと言う。
 …が、これ以降この改良型と思われるものまでこの手の兵器は使用された記録が無く、やはり運用に問題があったと考えられるが、東南アジア戦線では連邦の量産型MSも同様のものを使用しており、兵器としての有効性は正しい物であったと言えよう。
<作成>
 2mmと3mmのプラ丸棒を組み合わせ、1.2mmプラ板からそれっポイ形に切り出したものを貼り付けます。
 貼り付ける面に丸棒ヤスリであらかじめRをつけておけばくっつき易いでしょう。
 先端や柄の先はヒートホークのを流用してます。
 …これもこれだけ、超お手軽でそれっポイ武器完成!
 本当はクラブ(シュツルムファースト)にトゲ付けて、これで名実供にクラブになりました…とかも考えたんですが、もったいなかったのとトゲをどうしようか思い付かなかったので没。
 今ならトゲは鉛筆削りを使うと言う方法をケイン工廠長さんから教わったので今度試してみようと思います。
 塗装もエッジ部分は銀色とかにすれが見栄えがもっとよかったかなあと思いマス。
 後やはりガンダムハンマーに棒刺したものとか、柄を長くしてモールみたいにして見たいしなぁ…。



<シールド武器系>写真上の武器をクリックすると説明へジャンプできます
シールド武器系2 ストライクスリー スパイクシールド&シールドガトリングガン  
シールド武器系 スパイクシールド&シールドガトリングガン ストライクスリー

 いよいよラスト、もっとも怪しげなパチモン武器(笑)なシールド系武器。


・シールド&シールドガトリングガン
<設定>
 MS−06のシールドは右肩に固定され、これを有効に使用する場合は常に相手に右側を向けている必要があり、メイン武器を右手に持つパイロットが多いこともあり、有効に活用できるとは言いかねなかった。
 パイロットによっては、スパイクアーマーとショルダーシールドを左右交換する者もいたという。
 しかしもっとシールドを有効に利用するのに、前線では単純かつ明確な方法を取っていた。
 右肩のシールドを外すもしくは予備のシールドを使い、簡単な取っ手をつけて左手に所持したのだ。
 この外部装甲を自由に移動できる方法は非常に有効で、MS−06以降の07、14、15等、そして連邦のMSでも使われる方法となって行く。
 MS−06でこの方法が一般化されなかったのは、既に時期主力MSの生産が見込まれている中、余計な仕様変更を行いたく無かった(その割りにはMS-06本体の微妙な仕様変更は繰り返している(笑))事と、このシールドの使用方法はパイロットによってはまるで使わないもしくは使えない方法でもあり、やりたければ前線で出来ることから、わざわざ変更を行わなかったらしい…右肩のシールドを左手に持たせる事は前線でも出来るが、左手に持っているシールドを右肩につける工作のほうが難しかったと言う意見もある。
 どちらにしろシールド←手持ちが有効な手段であったことには間違いは無い。
 更に前線では、シールドの先端が湾曲し、都合よくマニュピレータ全てを覆うことから、ここにショルダーアーマーのスパイクを取り付け、打撃用にも仕様できうる改造もなされていた。
 攻防を一体化したこのアイディアは各地に瞬く間に広がり、特に連邦軍にもMSが配備されるようになってからは、防御力と格闘能力の増加を望む声と供に流行したと言う。
 この方法は、後にMS−14Mにおいて正式採用されることになるのだが、MS−14Mは武装としてMMP−80を使用していたことも考えれば、終戦間際の物資の枯渇が浮き彫りになるのではあるが。
 開戦から9ヶ月経ったプロジェクト開始の状態では連邦のMSも無く、シールドを左手に持つ方法が大流行していた訳ではないが、プロジェクトでは連邦のMSに対抗できる手段として注目した。
 前線の使用法通り、ショルダーシールドに取っ手をつけ、ショルダーアーマーのスパイクを取り付けただけのこのスパイクシールドはテストででも有効性は確証された。
 こうしてスパイクシールドはプレジェクトとして採用されたのだ。

 ところで、プロジェクトの当初からの計画の一つに、MSサイズのガトリングガンがあった。
 弾丸の発射速度を上げ、毎分数千発の発射速度を持つ武器であれば、いかなるものにも十分なダメージを与えられ、また技術的にも十分にノウハウが確立されている為、ザイズの拡大を行うだけで完成するからである。
 こうして砲身を3本まとめたガトリングガンは完成し、テストでも十分な性能が発揮された。
 このガトリングガンは後に、ガンシップタイプのガウ攻撃空母にも採用された事からその有効性が計り知れるであろう。
 だが問題が無かった訳ではない。
 ガトリングガンを担当した技術者が上手くコンパクトにまとめるのに失敗したこともあり、四角いフレームに固定されたそれは、ガトリングガン自体が発射装置自体はそう大きくない物の、冷却液や毎分数千発も消費する弾丸で非常にかさばる物になってしまったのだ。
 いかなMS携帯武器とは言え、両手で抱えるほどに必要以上にかさばる物はマズイだろうとされ、能力はそのままにコンパクトにまとめる作業が継続されることになった。
 
 さて、一見関連性の無いこのスパイクシールドとガトリングガンであるが、ひょんな事からこの2つをドッキングさせる案が持ち上がった。
 スパイクシールドを好んで使用するパイロットの多くは、格闘に傾倒する傾向があり、むしろ射撃武器よりも一つでも多く格闘武器を望んだと言う…。
 飛び道具無しで戦場に飛び出してゆこうとする姿勢は、本人よりもむしろ回りが心配し、そこでスパイクシールドに、何か飛び道具を装着する事は出来ないかとプロジェクトに持ち込んだのだ。
 シールドに武器を増設すると言う方法はプロジェクトにも新たな方向を見出させ、MMP-80をマウントしたまま射撃する方法や、ミサイルチューブ外側に装着する方法など色々考案された…その中の一つに、現在進行中のガトリングガンの形状変更ついでにまとめてしまうと言うアイディアが生まれたのだ!
 こうして早速作業が開始された…機関部を固定するのに、それまでショルダーアーマーを使用していたスパイクを角状に形状を変更したものを3本配置し、その間に機関部をもぐりこませ、ロックさせることでスパイクシールドの形状をそれ以上変化させないことにした。
 これによりガトリングガンが不要に成った時や格闘戦に突入した時、手早くガトリングガンを切り離すことも可能になった。
 弾丸と冷却水は一つのパイプ状の物に収められ、中央部に冷却水が入ったパイプを通し、その周囲にベルト状の弾丸をらせん状に配備しすることで、1弾装分の冷却水と弾装を1度の手間で同時に交換できる構造にした。
 こうしてスパイクシールド&ガトリングガン(=通称シールドガトリングガン)は完成の域に達し、既にテストの終了した2つの装備はやはり良好な結果を出し、プロジェクトの目玉商品として自信を持って送り出されたと言う。
 後にMS−07B3は、このシールドガトリングガンを6砲身としてより強化し、07のシールドに装着可能な用に改良されて使われたのである。

<作成>
 グフカスタムのシールドガトリングガンをザクでやってみたいと言うのが最初でした。
 シールドはFG、08HG、HGUCのどれにしようか迷った挙句、それっポイ大きさで厚みがなんとなく納得できる08HGのシールドをチョイス。  プラ棒を削ったスパイクと、プラ板やプラ丸棒で作った取っ手をつけてまずはスパイクシールド完成…今思うとポーズによってホールドが不十分な時があるから、チョッパーと同じような腕抜きをつけてやればよかったかな。
 で、マゼラアタック(無論旧キット)についてくるマゼラトップ砲の機関部にちょちょっと手を入れ、8mmのプラパイプに5mmのプラ丸棒を刺して接着した物をつけ、後はプラ板やなんかでデコレート。
 2mmのフレックスロッドに1mmの砲口を開け、1.2mmのプラ板を三角形に切り出したもの2枚で砲身をまとめ、さっきの8mmになった円柱の部分に同じように穴を開けて差し込めばガトリング部分の完成です。
 ……なーんか良く見ると根元が広がっているような…(汗)。
 次は弾装部分ですが、ドムツヴァイのプロペラントタンクを流用し、これに接続用のプラ棒を差し込んでディティールパーツの角ノズル辺りを接着してこれで終わり。
 ベルト状の給弾部分は、俺的に大好きな戦車であるタミヤの1/35M3軽戦車のキャタピラを余計な部分切って使用…かつて、そごう札幌店のタミヤ祭りで快くM3のキャタピラを譲ってくれた方、ありがとうございます!!
 グフカスタムみたいにシールドとの接続用のパーツをつければカッコよかったかなあ〜…形状を思い付けなくて何もつけなかったけど。
 でもまぁ想像してた物が形になって十分満足しています。


・ストライクスリー
<設定>
 連邦の新型MSの情報を詳しく検討すればするほど、プロジェクトのメンバーは戦々恐々として行った…。
 よほど当たり所が良くなければ、120mmという宇宙世紀以前一昔前のMTBの主砲と同じサイズの砲弾を連射する兵器や、WW2辺りでは重巡洋艦以上の砲弾を打ち出す兵器がまるっきり通用しないのだ。
 これは脅威以前に物理的におかしいと言い出す者も現れ、ストレスから円形脱毛症や胃潰瘍になる技術者も出始めた。
 それほどの連邦の新型MSは衝撃的であり、これを破壊できうる兵器の難しさ、そしてこれが今後暴れることを考えるとその必要性も理解できよう。
 プロジェクトでは連邦の新型MSを破壊するに辺り、1種類の武器だけでなくとも複数の武器の連携による攻撃で破壊できても、それはそれで有りであろうとする方向でも開発が行われた。
 そしてそれは従来の物の改良や簡単な構造の物を上手くまとめて作ることが要求されたのだ。
 そこで『1:連邦の新型MSを牽制できる武器、2:連邦の新型MSを弱める武器、3:連邦の新型MSに止めを刺す武器』という3種類の武器で最終的に連邦の新型MSを破壊する方法が考案された。
 1の『連邦の新型MSを牽制できる武器』は、牽制できればなんでも良いだろうと言うことと、今までで一番生産された武器でもあり牽制を行うのに弾数が十分ある、当たり所によれば被害を与えられない訳ではないだろうと言うことでMMP-78ザクマシンガンを流用することとされた。
 2の『連邦の新型MSを弱める武器』は難航した…そもそも現状の武器では相手を弱めることすら出来無いのであるから、難航するのも当然であろう。
 結果、『連邦の新型MSを弱める武器』では目標を破壊しなくても、相手に命中した時に有効で、何らかのダメージを確実に与えられる武器、つまりは目標の装甲を貫通して内部に被害を与えられる武器、と言うことに成る。
 しかし貫通力の高い武器と言っても、ザクバズーカの成型弾や鉄鋼弾では効果は薄いと言う事は既に判っている。
 ザクバズーカ以上の貫通力と言うことで色々な実験が行われた。
 結果完成したのが、レアメタル削り出しの砲弾であり、これであれば確実に連邦の新型MSの装甲を貫通できることが実験でも確かめられた。
 しかし大問題があった。
 この砲弾は、当時最もポピュラーであった発射装置、ザクバズーカを使って発射されていたが、最終的に複数の武器の連携による攻撃を行う為、この三つの武器は一つにまとめられることになっていたのだ…。
 そのときにザクバズーカでは大きすぎるのが問題になったのである。
 新たな発射装置を考案するのは難しくは無いが、なるべく既存の物を流用かコストのかからないものが求められており、レアメタル削り出し砲弾と言う時点で著しく高額な物と判っている物に更にコストは掛けたくなかった。
 プロジェクトは暗礁に乗り上げた…が、ここで一人の技術者が発想の転換を行った。
 発射装置に時間も予算も掛けられないのであれば、砲弾だけで発射できるものを作ればよいのでは無いかと!
 そしてそれはロケット兵器に直結した。
 構造をなるべく単純にする為に長細くなり、速度を稼ぐ為の推進剤を多量に積み込むのにさらに長くなって行き、そしてとうとう槍のような形が考案された。
 そしてその形状ゆえに、レアメタルの硬い部分は先端の鏃部分だけで済み、コストを下げることになった。
 誘導装置は無く、全長の9割は推進剤で、速いうちで最大速度を得られるように発射した瞬間にから短時間で燃焼する物が使用されている。  しかしそれ故に、貫通はしても爆発等は行わないが、『連邦の新型MSを弱める武器』であるから問題無しとされ、形状から通称、ロケットジャベリンと呼ばれている。
 3の『連邦の新型MSに止めを刺す武器』も当然難航した…これがあればそう、これだけを作ればよいのだから。
 それ故に難航した…が、その武器は結局、ヒート剣に落ち付いた。
 『連邦の新型MSに止めを刺す武器』を使用する時には、既に『連邦の新型MSを弱める武器』で連邦の新型MSにダメージを与えているのだから、近接武器でも大丈夫であろうと言うことになったのだ。
 …それ以外にコンパクトにまとまって開発に時間を掛けずに『連邦の新型MSに止めを刺す武器』が考えられなかったのである…この時期、MSが携帯できるビーム兵器…取分けMS−06が装備できる物は完成とは言えず、試作品の域を出るものではなかったので、早急に必要であったプロジェクトでは残念ながら採用されなかったのであった。
 しかも小型で十分な火力を持つものの開発はまだ遠く、『連邦の新型MSに止めを刺す武器』としての威力を持つMSサイズのビーム兵器は、巨大なジェネレータを持ち、加速に必要な長さもしくはコイル状のばれるを持ち、それらの冷却を行えるラジエータを合わせなければいけなかったので、軽く見積もってMS−06と同等の大きさになり、とても運用できうる物とはならなかったのである。
 こうして『連邦の新型MSに止めを刺す武器』として選ばれたヒート剣は、エッジを更に鋭角化し、何らかの原因で熱が低下しても十分に連邦の新型MSにダメージを与え、直撃であれば確実に破壊できうる武器として期待されたのである。
 こうしてそれぞれ提出された武器を、今度は一つにまとめる作業が行われた…。
 これらの武器を1種類のものにしておかなければ、必要な状況で必要な武器を使用できず、結局はその機会を逃して十分に能力を発揮出来ないだろうと予測されたからだ。
 そしてこれらを一つにまとめるプラットホームとして、ザクシールドが使用された。
 3つの武器を1つにまとめると言う事は、1つの武器が破壊されることにより3つ全てを失う可能性があったからだ。
 故にそれなりの防御力も求められたのだ…ザクシールドは他に比べれば広く、武器をラッチ出来るスペースも確保できたからだ。
 先ずはMMP-78ザクマシンガンのストックを切り取り、シールド内部に装着し、銃口の部分に穴を空けて射撃できるようにした。
 しかしこのままではマガジンがシールドからはみ出して危険な為、マガジン部分を水平方向に装着する形にし、シールドを延長する形でマガジンの防御が行われることと成った。
 ロケットジャベリンも同様に、シールド裏に装備されることになったのであるが既にスペースがなく、延長されたシールドを更に延長することで装備スペースを確保している。
 しかし全体が隠れるまで延長してしまうとシールド2枚分ぐらいの大きさなってしまうことから、マウント場所等の一部が隠れる程度のバランスまでとされ、それにより一度に装備出来るロケットジャベリンの数も3本と制限されることになったが、エースパイロットが使用すればこの本数で十分とされた。
 ヒート剣もシールドの裏側に装備され、通常は折りたたんで使用時には180度回転させてロックし、使用できるようになっている。
 尚このストライクスリーは、シャァ少佐(当時)に試験してもらうことになっており、故に小豆色で塗装されたのだと言う。
 少佐ほどの腕であれば、ザクマシンガンで連邦の新型MSを牽制し、隙を見てロケットジャベリンを発射!
 ロケットジャベリンは隙を見逃さずに装甲を貫通し、3本目を命中させた時には3本の槍に刺しにされ、息も絶え絶えな状態になり、一気に距離を詰めるシャァ少佐に反応しきれず、ヒート剣でぶった切られる…。
 技術者達はそんな夢を抱いていたのだ。
 …結局、完成したストライクスリーがシャァ少佐に届く前にシャァ少佐は左遷され、新たな試験運用部隊に引き渡す為にファットアンクルで輸送さている最中、バミューダ海上でこのファットアンクルは撃墜されるのであったが…。

<作成>
 ハイ、見ての通りSEEDの弾ガソダムの持っているトライ何とか…?のパクリです(笑)。
 あれは槍とビームライフルとビームサーベルが一体化しているんですが…MS−06でやろうとするともぉ大変!
 シールドはFGの物を使用…大きさがそれなりだし、何せ薄いので穴空けたりする加工が楽かと思って(笑)。  ロケットジャベリンは2mmのプラ丸棒の先を同じような長さと角度になるように削り、小型のバーニャディティールパーツを更に切っていいサイズになるように。
 …バーニャが本体の直径より大きい…(汗)。
 発射時にロックしている部分が開いたりなんだりして、上手く発射できるのででしょう(笑)。
 しかしロックする場所には悩みました…。
 オリジナルでは下部に槍が装備されているんですが、ヒート剣のロックを考えると、どうしてもヒート剣は下側に欲しい…しかし全部が上手く入るスペース等は考えられない…で!
 いっそのこととシールドの上側に装備されました…これなら何も邪魔しない。
 ザクマシンガンは08HGのストックを切り取り、ドラムマガジンを1日ザクのように水平に…そうしないとはみ出すしてしまうから。
 08HGのザクマシンガンは、マガジン装着する所が右にぐぐっと出っ張っているから、それを整形して1mmの真ちゅう線を埋め込み、シールドに取り付けます。
 シールドの表には、この真ちゅう線の先っぽを隠して厚さを稼ぐ為の円形のディティールパーツを使ってます。
 …シールドの先端の穴にバレルの先っぽがきちんと入るようにすれば、もうちょっといい感じだったかなぁ…。
 ヒート剣は、以前『AMX−101C:ガルスJ試作型タイプC』を作るときに柄の部分だけを使ってしまった時の刃の部分を流用…良く持ってたなぁ…。
 それをマイナスのモールドが入っている円形のパーツに貼り付け、3mmのプラ棒をがらつかないようにしっかりと固定。
 シールド側にもそれより大きなマイナスのモールドが入っている円形のパーツを薄く斬ったポリキャップを内蔵して貼り付け、裏側に開けた3mmの穴からヒート剣が差し込めるようにします。
 故に折りたたんだ状態と伸ばした状態をぐるんぐるん変えられます。
 シールドとその外側部分の延長された板部分は、紙に書いて切り抜いた延長部分にねっちりと接着剤を付けてがっちりと固定…。
 しかし、乾燥がどうも不十分だったらしく、削って表面のペーパー掛けてきれいな一直線だったのに…次の日くっきりと接着した境界部分が凹んでしまい…!(泣)
 今では増加部分を溶接した後であると開き直ってます(笑)。
 こういう工作は、しっかりと乾燥を待ちましょう…そうでなければポリパテやアルテコのSSP等で埋めてあげるが基地!
 まぁそんなこんなでかなリ満足行く物が出来ました…かっこいいかは別として。
 弾ガソダムの真似とは言え、ありそうだなぁ…と思えば成功と言うことで!



<<装備のその後>>
 これらの装備は突貫工事で作られ、全ての装備が揃うのに、連邦の新型MSが確認されてから僅か2週間という短期間でそれぞれの試作品は完成した。
 これはかなり驚異的なスピードではあるが、それぞれの試作品は供用パーツを増やし、プロジェクト開始前から研究されている物も多かったのでこの期間で開発が出来たのであろう。
 完成したし作品は、早速実戦テストの為に前線に運ばれることに成った…向かうはシャァ少佐の居る北米大陸…確認されている連邦のMSは、シャァ少佐が追っている木馬隊しか存在しないのであるから当然であろう…テストもシャァ少佐らが手がける手筈になっていたのだ!
 しかし、この2週間目と言うのは、木馬隊によってガルマ・ザビ大佐が戦死した日でもあったのだ!
 試作品を積んだコムサイが到着したときにはシャァ少佐は左遷され、地球攻略軍の総指令であったガルマ大佐も戦死していたことからくる混乱でこれら試作品の事は倉庫の片隅で忘れられ、プロジェクトはそのうちに霧散してしまうのであった…。
 この試作品が再び日の目を見ることになったのは11月に入ってからで、アフリカ戦線の部隊がトロピカル・ドム改修用キットと一緒に試験の為に持ち出したのだ。
 しかし、これを積んだファットアンクルは、アフリカに向かう途中にバミューダ海上空で連邦空軍に補足され、海面に不時着。
 連邦海軍に回収されてしまった…。
 だが今度は、回収してジャブローへ輸送中にその輸送船団がMS−06の水上キットの試験を行っていたジオン軍のパナマ方面軍に補足され、これら試作品は再びジオン軍の手の戻ったのだ。
 この頃各地で行われていた連邦軍の反抗作戦の対応に忙しかったキャルホルニアベースでは、来たるべくジャブロー攻略作戦の準備に忙しく、回収するだけの輸送船も輸送機も手配する余裕もその気も無く、パナマ方面軍の戦利品として自由に使う許可を出した。
 こうしてこれら試作品は、パナマ方面軍リヒャルト士長らが使うことになるのである…故にその評価や感想等は、報告するべきプロジェクトが霧散していた為、どのように使われていったのか、果たして有効であったのかは開発者達に届くことは無かったのである。
 リヒャルト士長らとその整備員達は、補給も途切れがちな上に連邦の量産型MSと戦わなければいけなかったので、これら試作品は改良等をされつつ、有効に使われて行くのである…。
 しかしその機体の色から、連邦軍のMSパイロット達に“グリーンデビル”と恐れられたリヒャルト士長の活躍の裏には、これら試作品の力があったと言うことを知る者は少ない…。
 “グリーンデビル”ことリヒャルト士長は、アフリカへ撤退するまでパナマ方面の敵をキャルホルニアベースへ進行することを喰い留めつづけた…この事実だけが、この試作品達の評価を物語っているのである…。



<<装備例>>
 
そんな訳で両方シールド系装備…何か笑える(笑)。
右側は両肩シールド+シールド系装備と言う、実質シールド4枚と言う恐ろしいもの(笑)。
左側のモノアイがいい具合に反射してます。
こうして見ると、単色べた塗りのガトリングガンがどうにものっぺりしているねぇ…。
ドライブラシとかいろいろやって見たいなぁ…練習してやり直そう。


175mmガン+メイス。
メイスも縁取りを銀色にするとかアクセントつければよかったといつ見ても思う。
これもモノアイが反射していい感じ!


ザクバズーカ+チョッパー。
見え難いが左手の関節隠しが一番それっぽくなってます。
ザクバズーカの砲口内部を黒で塗りつぶし忘れたのが確認できます(汗)。
モノアイ光ってます!!


ガンブレード装備&両肩スパイクアーマー。
シールド2枚出来ると言う事は当然これも可能。
素組みで両手でこのタイプの物をホールドできるとは本当に優たキットだねぇ。
モノアイは光りませんでした(笑)


これが武器の設計図…と言うかメモ。
所々切れ目があるのは直接貼り付けて切り抜いたから(笑)。
武器とか作り出すとこんなのがいっぱい出来ます。


※上記の設定はあくまで俺設定であり、公式なものでは有りません!



UC−42.03.11 そして…

 その後、シャァザクは、ウェザリングの練習第一弾のパステルで汚してみようの実験台になりました。
 

こんな感じ
 
 今(これを更新しているのはUC−40.01.28)見るとまだ拙いですが、この頃は結構いっぱいいっぱいだったような…。
 今ならもっともっとできますが…シャァザク自体GXGにでも出さない限りディオラマにも使いもしない(笑)ので、多分このまま放置…。
 肩パーツとか2キット分使ったり結構豪華な事してるんですけどネ…。


ゴザーグ工房トップへ
表紙へ戻る