頭部の切断、可動
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形状は悪く無いけど何か違和感が…そう、首の取り付け角度があまりにも垂直中心に直角すぎる!
と言う訳で切り離し、頭部は頭部で接着…某WAVEのSタンクM辺りを持ってきて首内部に接着…関節隠しとして、その内部を上げ底にしていい感じの部分で接続用の穴を空けておく。
また、胴体内部に3mmのポリキャップを埋め込んだ同じ穴を明けてある5mm角棒を前後方向に接着剤とアルテコSSPで接着固定。
そこに3mm丸棒にボールジョイントのダブルを接続したものを刺し、それで頭部と接続。
ダブルのボールジョイントなので微妙な角度調整も可能で上向いたり首を前に突き出したり左右を向く等のアクションが楽しめます。
……まぁ、アッガイのモノアイは全周型なので首が動く事に意味が有るのか…むしろ防水や対弾性で逆に脆弱になる気がしますので旧キットで正しいのかもしれませんが、まぁ表情が付いたほうが見栄えがするからと言うことで。
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くちばし(?)の逆付け
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これは旧キットアッガイ(まぁアッガイは旧キットしかないのでわざわざ旧とつける必要も無い気がしますが)ではポピュラーな簡単改造で、上向きなくちばしを下向きに調整するものです…逆に接着するだけですが。
隙間とか出来たのでアルテコのSSPで隙間を埋め整形しておきました。
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胴体の幅詰め
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旧キットは俺的に太い…太すぎる。
と、言う訳でダイエットを敢行…まず前後の張り合わせ面で下方向股間に向かってクサビ状に幅詰めて接着…大体前後とも3mmぐらい詰めました。
ついでに肩と股関節のアーマーは作業し易いように切断しておきます…どうせ別パーツ化する気でしたし。
それで接着ですが、強度を持たせる為にも接続面の裏側に5mm角棒を接着しております。
この5mm角棒は穴を空けて、腕の接続と股間アーマーの接続にも利用します。
また、股間部と腹の中央辺りには前後に連なる5mmプラ角棒が接着されていて、それぞれ股間ボールジョイントと首の接続棒を接続するようになっています。
あと、首を切り取ったらかなりの大穴になりましたので、プラ板で裏を塞ぎ、段差にもプラ板を詰めてからもりもり君で埋めて整形しました。
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肘関節の蛇腹関節稼動肢の再現
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最大の見せ場です!(地味だが…)
エバグリーン社製の12.5mmぐらいのプラパイプを、底面が4mmぐらいになるようにクザビ状に切り出したものをたくさん用意します。
それを同じ方向に整形、接着してゆくと、円形で蛇腹っぽいパーツになりますのでそれにポリパーツを仕込みます。
ポリパーツをなるべく小さくしないと蛇腹関節に収まりませんし、上腕と下椀どちらにも仕込まないと行けません…上腕は蛇腹関節から伸びた3mmプラ丸棒の受け用3mmポリキャップを仕込んだ5mmプラ角棒、下椀はポリキャップを下椀に穴空けてプラ板を刺してそのプラ板でポリキャップを挟んで、刺しこんだ穴等をアルテコのSSPで整形しました。
上手く行けば、伸ばした時は蛇腹関節が腕の中に収まり、曲げた時に蛇腹関節が現れるものになります…詳しくは製作途中を見てください。
とにかく、これを試したいゆえにこのアッガイを作ったも同様、こう書くとあっさりしてますが、ここに至るまでは数年にも及ぶ試行錯誤、失敗とチャレンジ、トライ&エラーの連続でした…。
……まぁ、苦労した割りには地味ですが、大満足。
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肩アーマー分離
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胴体から切り離しておき、接着…固定が面倒だったので裏にプラ板を接着して、腕の接続時に挟む事にします。
裏に接着したプラ板と肩アーマーの段差はアルテコのSSPで埋めて整形しております。
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脚部の幅詰め
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詰めに詰めまくりました…ちょっと詰め過ぎかもと少々後悔していますが(汗)。
太股は接着面を片側の上部を3mmぐらい幅詰めし接着…完全乾燥後に前後ぶった切ってを上部に向かってクザビ状に3mmぐらい幅詰め…縦横に切ったので隙間をきちんと埋められなくて随分苦労しました…。
内部に5mmのプラ角棒を左右に0.5mmプラ板で幅増ししたものを入れ、膝側には接続用に2mm、股関節側には3mmの接続用穴を空けておいて真ん中辺りに固定…膝部分は3mmちょい大き目に窪みを広げています。
脛も接着面で片側の上部を3mmぐらい幅詰めし、本来の接続用穴を2mmに拡張してから2mmのプラ丸棒を挿してそこに2mmサイズのT字ポリパーツを適当に短く斬って通しておきます。
足首方向はくり貫いて5mmプラ棒を通し、足首接続用のボールジョイントの凸を仕込んでおきます。
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足首のボールジョイント接続
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足首自体は特に手を加えず、5mmプラ角棒を接着してそこにボールジョイントの凹を固定しておきます。
これで接地はかなり調整できるようになりました。
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膝関節新造
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先ほど述べたように胴体部の股間部に通した5mmプラ角棒にボールジョイント凹みを付け、先ほどの太股にボールジョイントの凸を取り付けました。
これでそれなりに動く股間が出来ました…足と胴体を繋ぐ部分なので、結構きつめに調整してあります…おかげでポーズ付けも硬くて大変です(笑)。
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股関節アーマーの分離
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切り出した股間アーマーをそのままではのっぺりしすぎるのでもっと鋭く鋭角に…大体半分ぐらいにして固定。
そのままでは薄いので、裏にもりもり君を盛って置き、1mmの真鍮線2本を指して接続用にしておきます。
先ほど述べたように胴体部の接続面の補強の5mmプラ棒に、同じ間隔の1mmの穴を開けて接続させます。
股間アーマーは太股と干渉する部分なので、裏側にシリコンゴムで型取りした時に出来た薄いゴムを貼り付け、太股の塗装の皮膜が削れるのを防いでいます。
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バックパックのディティールUP
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下部の推進機の所は水中機動用のウォータージェット言うことにして、キットのバーニャから市販の8mmの丸ノズルに取替え、このままでは大きいので8mmのプラパイプを削ってバックパックの傾斜に合うようにしてアルテコのSSPで整形します。
で、0.3mmのプラ板で直径8mmの円を切り出し中央に3mmの穴を空け、6分割して8mmのプラパイプの中に納めます…無論8mmの丸ノズルは外円が8mmなのでは入りませんが、そこは重ねてなんとか納めます…こうすると重なりが水流用のスクリューっぽく見えるので大成功です(笑)。
乾燥後に中心に3mmの穴を空け、先っぽを削った3mmのプラ丸棒を差し込んでやってそれっぽく見せます。
上部は黒く塗ってその上に金網上の物を貼り付け、水の取り込み口っぽくしました。
…背中に水流用のフィンを付けようかとも思いましたが、いまいちに合わなかったので没。
そうなるとバックパックのディティールが寂しい気もしますが…ここにゴテゴテ付けても水中の抵抗を増やすだけって気がしますし、垂直発射型ミサイルを付けるのもウォータージェットがあるのでおかしい気がするし大体アッガイにそんな気の効いた物付いてないと思うので、そのままにしました。
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塗装
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サフェーサーをスプレーで吹き、傷を見つけては埋めてまた塗って…を繰り返してから塗装開始。
本体の真ん中と襟回り、くるぶしの丸、そしてバックパックのマスキングは結構苦労しました…特にバックパックやくるぶしの丸は別パーツの方が楽だったかもとちょっと後悔…次があるなら分割するかも。
本体の薄い茶色は…前回作ったアッグガイの残りなのでもはや不明。
濃い茶色は…フラットブラウンにブラックを混ぜたと思います。
灰色はニュートラルグレイそのまま、関節の黒っぽいのは昔作ったガンダムMK2の本体色なのでどうやって作ったか既に不明。
上気は全てタミヤのアクリルカラーです。
これらをエアブラシで塗り、乾燥時間をしっかりと取り(放置していただけとも言う(汗))、マスキング等によるはみ出しや塗れてない部分を筆でリタッチ。
その後艶ありクリアーでつやつやにコーティング…結構厚く吹いたと思います…俺にしては。
その後モノアイレール部分はタミヤのエナメルのフラットブラックを筆塗りしました。
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墨入れ&ウェザリング等
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第一次ウェザリングは、墨入れと全体的なウェザリングを同時にします。
エナメルのフラットブラックとフラットアース辺りを1:1で混ぜ、エナメルによるクラックを避ける為にペトロールで7〜8倍ぐらいに薄めて平筆で全体にじゃばじゃばと筆塗り…ちょっと乾いた所で塗料の入ってない凹んだ部分にもう一度流し込むように塗り、乾燥させます。
エナメルの浸透圧は思った以上に凄いので、油断するとすぐクラックしてしまいマス…それを防ぐ為にも心持ち厚くクリアーを吹いた訳です。
多分1時間ぐらいで次の作業には入れると思うのですが…そのまま数日放置(汗)。
下手にがっちり固まると拭き取りが大変なのでさっさとやった方がいいかと思います…流れて溜まった部分が固まった所は拭き取り大変でした。
そして今度もペトロールを含ませた筆や綿棒や先の尖った綿棒やティッシュで拭き取っていきます……凹んだ部分の墨入れ部分はもちろん、使い古したアッガイの予定ですので、水汚れっぽく残して拭き取っていきます。
いい感じで満足したら一度つや消しクリアーを吹いておきます。
それが乾燥したら第二次ウェザリングです…薄めたニュートラルグレイを全体的にドライブラシしてやり、メリハリを付けます…今思うとアッガイの本体色はブラウン系なので、ブラウン系の明るい奴でやれば良かったかも…既にアフターカーニバルなのですが(汗)。
最後に襟部分にちょっととバックパックの上部の水取入れ口からバックパックに掛けて錆び的な垂れ薄めたエナメルのレッドブラウンで流し、足回りをフラットアースでドライブラシしてやり、もう一度つや消しクリアーしました。
バックパックの流しは失敗しましたかね…第一次ウェザリングまで消えてしまった上に上手く流れた感じになって無いかも…第一次ウェザリングのつや消しクリアーが不十分だったか、塗装時にそれが剥がれてしまったのか…。
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モノアイ
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裏側に銀色のシール(他のHGUCキットのシールの端っこ)に市販のピンクのモノアイを貼り付けて艶有りクリアー吹いたモノアイを貼り付けてました。
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