タイトル:『MA−U・Z・X:アルティメイト・ザビ・X』
[旧キット:スケール 1/550]
[製作過程]


※マウスカーソルを下の小さな画像に乗せると、上に拡大されます。
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【解説】
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 正面から見たMA-UZX。 1/550という統一スケールをいい事に、合体させまくり。
 ……もう見たまんまとしか解説の仕様が無い(笑)。
 ビグロが手でビグザムが足な合体MAはGジェネの漫画とかでもあったが、さらに頭にザクレロ、ブラウ・ブロの有線ビーム砲まで付けてしまってもうMAの特盛り!
 さらにザクレロは角付で、ビグロは腕四本バージョンという卵とお新香も付けてます状態!!
 その上各MAには更なる武装強化までてんこ盛りと、見ただけでお腹いっぱいです!!!
 インパクトーっ、ふははははははーっ!!
 ちなみに台座はバンダイの最初に出た奴、後で出てきますが、横側にスイングしてネジで固定してあります。
B  ちょっと斜めから。
 ビグザムの股間に大口径二連装砲、横にミサイルランチャー、ビグロの肩(?)に二連装砲、と色々付け加えているのが判ります。
 ブラウブロの有線ビーム砲の下側は伸ばしていない収納状態です。
C  上半身UP、ビグロメインの構図。
 モノアイレールがテカったしまった、つや消しといた筈なんだがなぁ、ライトの位置か?
 ビグロの四連装ミサイルの発射口は、コトブキヤのパイプパーツを埋め込んであります。
 肩(?)の部分の二連装砲はアッザムから流用、その横側のノズルも市販パーツを埋め込んでます、キットのままだと合わせ目を消すのが面倒だったから。
 四本腕は、キットを二つ使うと言う豪華な方法で、キットの腕の基部自体を切り取って邪魔にならない程度の後ろ側に接着しました。
 頭頂部は切り抜いてザクレロとの接合部を埋め込んであります。
D  ザクレロメインの構図。
 1/250ザクレロのキットのおまけとして付いている1/550を使用しています。
 角はプラ板から作ってますが、この角がよく取れる……この写真も途中まで外れていると気が付かずに撮影し、最後に気が付いて慌てて取り直していますが、アングル的に見えそうに無い写真はそのまま使っています。
 もしかしたら外れている写真もあるかも(汗)。
 塗り分けに結構苦戦したザクレロですが、肩のハートマーク埋めるの忘れてた。
 ちなみにエンジン部は合体時に下側に曲げ、ビグロの中に入っています。
E  下側アングルから、普通にこのアングルを撮ろうとすると天井まで見えてしまうので、台座自体を倒して撮影しました。
 ビグザムの股間や、ビグロの四本腕の基部が良く見えます。
 ビグロの四本腕の後ろ側の間にある円筒がビグザムとの合体部分、地味に角度が変えられます。
 ビグザムは頭の天辺が開いて合体部が露出するので、その天辺の装甲は前側にスライドして、アンテナは前側に倒れています。
 ビグロの腕は、ぐらぐらと動くと最終的に全部下に垂れ下がりそうなので固定にしました。
 ……しかしエナメルで墨入れした時にばっきばっきに折れまくりました……某ポストホビーに出品した時、腕が折れて三本だったのはいい思い出、返品後に直していたら更に二本折れるという、エナメルのパワーに圧倒されました。
F  ほぼ真横からのアングル、バンダイ台座の接続法がよく判ります。
 作ってみて気が付いた設定は、ビグザムがIフィールド全開に展開すると、ビーム攻撃は受け付けなくなりますがこちらからも撃てなくなります。
 しかし、有線ビーム砲を延ばせばそれが可能に!
 実弾兵器も積んでいるので、MA-UZXに死角無し!!
G  更にUP。
 運用方法と言うか、進行方向的にビグザムとそれ以外の汚れの流れている方向が微妙に違います。
 そして、このアングルならザクレロの脚の収納方法がよく判るかと。
H  脚の後ろ側から、真後ろだと台座とかブラウ・ブロとかが邪魔で見え難いのでこのアングルに。
 ガンダムに負けないダム増量(笑)と、ノズルの増設、脚の指の大型化がよく判ります。
I  脚の前側から。
 対空防御の足の爪ミサイルは大型化している上に尖っていて痛い(笑)。
 足も色事に分割してあとは目が基本ですが、最終的に固定ポーズにしました。
J  ビグザムのアップのアングル。
 大型メガ粒子砲、(多分)Iフィールド発生装置等が市販パーツでディティールUPされてるのが判ります。
 さすがに周囲の28連メガ粒子砲までディティールUPする気力は無かった(笑)。
 ブラウ・ブロの左右の有線メガ粒子砲基部は、こんな感じでビグザムから直接生えてます。
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 後ろ側からのアングル。
 ブラウ・ブロのノズルの中の小ノズルを市販パーツで作っていたり、ビグロのメインノズルを実は四発に増加してあったりといろいろ手を入れてるのが判ります。
 バンダイ台座トノ接続は、一度前側にスイングした接続アームから横に90度曲げたアームを伸ばし、そのアームの先がネジで接続していますが、ナット二つ分のスペーサーを入れてあります。
 アームも動くとまずいので、本来なら稼働する部分を接着だけではなく真ちゅう線ブッ刺して固定しました。
O  有線ビーム砲のUP、正面側のコーン上の上下には適当にディティールUP。
 裏側もノズルとか増やしています……宇宙空間とは言え、有線のみで動かすのは大変そうだから増やしました。
 俺的設定でモノアイが緑の時は射撃しません。
P  射撃状態の有線ビーム砲、コーンが開いて中にビーム砲のバレルが入っている……とは俺的設定。
 だってコーン状の物体からどうやってビーム出るか判らなかったから!
 まぁ基部の周囲から出てるのかもしれませんが、こっちの方が動きがあっていいかなと。
 攻撃時にはモノアイがピンク色になります。
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 こっちは二連装の優先ビーム砲。
 コーンが開くのも二つ、モノアイの色も同じです。
 ちなみに有線部分はモビルスプリングの内部に針金を通しているので自由自在に曲がります。
 ぶっちゃけ針金でも基部の固定がしっかりしていれば、本当に自由に動かしても大丈夫です。
 ……しかし、どうやら左側の固定が外れてしまってくるくる動いてしまい、いい感じのポーズ取らせるのに苦労しています。
S  さすがの連邦の白い悪魔も、究極のMAの前にはこーんな感じ!(プチッ)
 最終回を前にラストシューティング状態で為す術も無く握りつぶされる寸前。
 こいつはアッザムの付いてきた1/550ガンダムを、ポーズ変更して固定、とりあえず白一色に塗ってからエナメルで筆塗り、細かいはみ出しは墨入れ出ごまかしています(笑)。
 ビームライフルの先っちょが折れてしまっていますが、小さ過ぎて直せません……。
 ちなみに掴み方がうまいので分離してコアファイターで脱出も出来ません(笑)。

【設定】
ギレン:
「行くぞドズル、キシリア、ガルマ!」
ドズル:
「戦いは品だよ、あーにーきー!」
キシリア:
「意外と、兄上も熱い事で」
ガルマ:
「ジオン皇国に栄光あれ!」
ギレン:
「アルテュメイト・ザビ・X、今こそ兄弟合体だ!」

 宇宙世紀0079、ジオン皇国は地上を追われ、絶対防衛権であるソロモン要塞へと攻め込まれようとしていた。
 地上軍の撤退を見事に指揮したガルマ少将の手腕により人的被害を最小限に抑え、マ少将の送った大量の資源により、新型量産期であるゲルググの量産は順調に進んでいた。
 だがそれでも戦況は予断を許さず、ついに連邦を壊滅させる為に、味方の指揮向上の為にも、ザビ家が出陣する!
 この日の為に用意されたのが、ザビ家専用MAMA−UZX、アルテュメイト・ザビ・Xである。
 これは、既存のMAであるMA-04X、MA-05、MA-08、MAN-03をそれぞれ強化し、更にそれらが合体して巨大なMAになるという、前人未到のプロジェクトであった。
 搭乗者は当初からザビ家が登場する事が決められており、最新鋭の機材や素材が集中して投入され、ジオン皇国内ではその生産量がごく少量しか無かったガンダリウムが全て投入されたと言う。

 MA-04X“ザクレロ”にはザビ家の末弟、ガルマが搭乗する。
 装甲をガンダリウムにしたおかげで、その球形なボディは実弾を滑らせ、対弾性能は非常に向上した上に軽量化も相成って更なる高運動性と高速性を手に入れ、慎重にセッティングされたジェネレーターの高出力で口内部の拡散ビームは威力と射程を延ばし、ビームの一線でもGMを楽々破壊できる上に広範囲に拡散する。
 合体後はMA−UZXの丁度頭部を位置し、ターンテーブルにより自由に方向を変えることができ、口内部の拡散ビーム砲で接近する敵やミサイルを迎撃する。
 近接用の鎌は頭の上に飛び乗って攻撃しようとするガンダムも一刀両断できるのだ!

 MA-05“ビグロ”には、ザビ家の長男、ギレンが搭乗する。
 これも装甲をガンダリウムにして防御力を大幅にUP、主機を二発から四発+サブ二発と大幅に強化し、もはや『ビグロに追いつくガンダム無し!』と通信を送った程である。
 機首ビーム砲も強化され火力を大幅にUPさせただけではなく、ターレット付の二連装砲を二機増やし、正面以外への攻撃方法を会得、更にアームも二本増やして四本となり、MSの接近を許さない迎撃が行えるようになった。
 合体後は胴体及び腕部を担当、機体の中心として指揮を執る事にもなっている。

 MA-08“ビグザム”にはザビ家の巨体、ドズルが搭乗する。
 ガンダリウムに加えてビームを弾くIフィールドを装備、改良に改良を重ねて冷却効率を大幅にUPし、戦闘時間も大幅に延長されている。
 大型メガ粒子砲も更なる強化が行われ、更に股間部に大型二連装砲、左右に大型ミサイルポッド等、火力は更に強化し、ダムの強化により運動力も更に向上し、それにより脚の爪と呼ばれる対空防御ミサイルも更に大型化、キックで破壊できないMSは存在しない。
 合体後は脚部や下半身を担当、Iフィールドを展開すればMA−UZX全てを覆うバリアを貼る事ができる。

 MAN-03“ブラウ・ブロ”はザビ家のニュータイプ、キシリアが搭乗する。
 これもガンダリウムによる対弾性の強化、ジェネレーター強化による推力、ビーム出力の強化、更にNT能力を最大限に発揮できるようにキシリア用に微調整されたサイ=コミュにより、戦場の全てを把握できる能力を有する。
 合体時には左右ブロックはパージし、中央部をビグロ後部に、左右の有線ビーム砲をビグザムにそれぞれ合体させる。
 この有線ビーム砲は延ばす事でMA−UZXのIフィールド効果範囲外に出てビーム攻撃を行う事も出来る。
 また、キシリアが捕らえた戦場の状況をビグロに乗るギレンにリアルタイムで伝えられ、ギレンの頭脳で敵の迎撃だけではなく、全部隊の指揮が可能となっており、MA−UZXの攻撃力に加えて全軍を有効に運用できるのである。

 まさに究極の機動兵器であるMA−UZX、このアルテュメイト・ザビ・X登場後、一気に戦況はジオン皇国へと傾き、宇宙を征した後、連邦軍の本拠地であるジャブローへ大気圏外からの強行突入作戦では、真っ先に大気圏を突破したMA−UZXがその強大な火力で連邦地上軍を圧倒、外殻を破壊して内部への突破口を開き、ジオン皇国軍の突入を導いたと言う。
 そしてそれはジオン皇国により地球圏の支配の始まりであり、人類にとって永き平和の時代を迎えるミレニアムの始まりでもあったのだ……。
 ジオン皇国に栄光あれ!



※この文章はあくまで公式でもなんでも無い私的な妄想です。

【感想】
 いや〜、ようやくサイトに纏まった(笑)。
 完成したのが2009年9月3日頃で、サイトに完成版をアップできたのが2011年9月22日頃ってどーよ(笑)。
 すっかり作った時の事忘れてるだろ!
 ネタを形にするのは楽しかったけど……締め切りがあるとプレッシャーが半端無い(汗)。
 誰しも一度は考えるであろうビグザム+ビグロを、更に頭としてザクレロ、ブラウブロまでつけちゃうのは俺ぐらいに違いない! 調べた事無いけど!
 よく見なくても表面処理とかが荒いですが、これが実力と言う事で。
 締め切りに間に合わせるのもありますが、さっさと形にしたかったから。
 だからと言って手を抜いていいかといわれるとそれはそれ、むしろ手は抜かずにこの程度。
 でも楽しかったです、怪しげな妄想を形にて、それが出来上がっていく工程こそがモデラーとしての至福の時であると言えましょう!
 なんにせよ完成して、コンテストに出せて、持ち帰って修復して写真撮り直して、サイトにUPできてよかったよかった。
 ……元々は宇宙空間のディオラマにしようと思ってたんだけど……まぁいいや(笑)。


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