―――Project“AGG”―――

プラン09
『アッグ宇宙用強襲型』
開発者:プー蔵



アッグ宇宙用強襲型(型式不明)

 アッグを宇宙用として改修したもの。
 地球上では兵器としてあまり活躍の場がなかったアッグを宇宙での使用を目的としたMS(MA?)。
 目的地への高速移動、一撃離脱で敵をかく乱する陽動作戦などに使用する予定だった。

【脚部】
 まず、足は要らないので、推進ブースター&バーニアに再設計。
 ホバー、ドリル、レーザートーチで使われていた出力のほとんどをこの推進力に充てた。こうすることで高速移動が可能な推力を得ていた。
 長距離の移動を考慮してサブの推進剤を片方に2個、計4個、装備した。

【腕部】
 ドリルが不要になり、それに代わる兵器を装備する必要があった。
 当時開発中だったビーム兵器を装備するには出力不足。
 実弾系マシンガン、バズーカではザクのようなマニピュレーターが必要だった。
 基本設計がザクとは違うアッグからの改良なのでマニピュレーターをつけて構造を複雑にすることは、コスト・メンテナンスの面で不利と判断された。
 また、今回の開発コンセプトである「一撃離脱」ではマニピュレーターなど使用することがないとして不必要ということになっていた。
 そこで、当時グフで試験中であったガトリングガンを使用することになった。

【胴体(頭部)】
 レーザートーチ、円盤カッターも取り外された。
 レーザートーチは出力を食いすぎるために廃止。
 円盤カッターは高速移動中に使用した場合、激突する可能性が高いのでこれも廃止された。
 その代わり以下の装備が追加された。

・迎撃用ミサイルランチャー(ミサイルポッド?)
 敵中に強行進入するので自機を守るための迎撃用ミサイル。
 弾幕を張るためにも使用される。
 上部6門、下部4門、計10門設置された。
・ビームフラッシャー
 敵を幻惑させ、瞬間的に反射機能を奪う。
 ドムで使用されたいたものと同機能。
 レーザートーチ部に設置
・煙幕
 原始的なものだが、離脱する際に非常に有効と思われる。
 また、敵の視界をふさぐため思考を混乱させる目的もある。
 胴体後部に設置。

 結局、これは開発計画だけであったが、設計担当した技術者がザクレロの開発に参加していたという噂である...
 っていうか、もろザクレロになってしまいました。(笑)
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開発主任:GOZAより
 おぉっ、本家ザクレロより強そう(笑)!
 宇宙用と言うと私は、ザクレロというよりドラッツェに似たものになるのかな…と漠然と思っていましたが、まさかザクレロとは…言われてみればあの丸い胴体に2本腕っていうのはザクレロでしたな!
 口にビームフラッシャーってのはいいですな!
 拡散ビームではなくビームフラッシャー…これでアムロも失明です(笑)。
 ミサイルランチャーの『上部6門、下部4門、計10門』ってのは、ミサイルが2段になってて、そ子に装備されている数と言うことでしょうか?
 あとサブの推進剤ってのはプロペラントが片方2本の計4本ってことでいいんですかね?
 こいつは立体栄えしそうでスね!



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