UC−35.05.26 コンバットさん[1]
来るべきエクセルホビーのホイホイさんコンテストに向け、一時戦車軍団の最終工程を停止し、そちらに全力を注ぐことになりました。
今回の締め切りはもう後わずかの6月13日、そう、“はやぶさ”が地球に魂の帰還を果たす日なのです!
なおかつ当日はD&Dキャンペーンもあり、D&Dキャンペーンのシナリオを作る&はやぶさのプラモを作る&ホイホイさんの納期に間に合わせると言う、トリプル納期なのであります!!
当日に持っていく余裕はあるかどうか微妙なので、前日に何とかしなければ……っ!!!
と言う訳で、既に遅ればせながら急いで作業開始。
コンバットさんはホイホイさんより後発なので、分割とかがさらに進化しています。
相変わらず膝や肘を接着しなければいけないとは言え、先に内側のパーツを接着して合わせ目処理、さらに接着が必要だったホイホイさんに比べ、内側の挟み込むパーツがワンパーツでパーツラインの処理をするだけで接着できたりしてます。
おかげで1日でほとんどのパーツは接着してクリッピング中。
後接着が必要なのは、ボディパーツと武器のみ。
今回は複雑にはいじらないつもりですが、武器の改造、結んだ後ろ髪を伸ばす(某ネギまの楓っぽく)、ケープではなく襟を作って袖なしセーラー服風にする、首に関節追加……程度とするつもりで、塗装はセーラー服っぽくしてやろうと考えています。
また、写ってはいませんが、ディオラマに競演するホイホイさんのパーツもクリッピングし終わっています。
しかし残された時間は短い、開いている平日も寝てられん、急がなければ!!
UC−35.05.31 コンバットさん[2]
というわけで、土日はコンバットさんをいじってました。
……そしてほぼ完成(笑)。
ぶっちゃけそんなに手は加えてません、キット自体の出来がが凄くいいので、派手にいじら無くてもちょっとした改修で好みのものが出来上がります。
いじったのは
・首にボールジョイントを仕込んで可動化
・服のケープを廃し、穴を埋め、プラ板で水兵服風に
・ネクタイ(?)をアルミ箔を使ってリボンに
・腕の飾りボタン(?)を廃し、穴を埋める
・股間と太ももの上を一体化
・ナイフフォルダーを後ろ腰に
・ライフルにチェーンソーを追加
辺りで、基本部分にはほぼ手をつけていないのでもう完成しています。
【首の後ハメと可動化】
首は本体に挟み込みなので、後ハメできるように加工。
接着して十分乾燥後、首の下を切り飛ばして穴を大きく開け、関節技の一番小さいボールジョイントの受けを入れます。
関節技のボールジョイントは壊れ易いんですが、周囲ががっちりしていればそれほど壊れないので。
で、球形の方の軸を本体に接続できる穴を開けて差せるようにしておきます。
首の底面を斜めに削っておけばさらに首が動かせるようになります、今回のディオラマでは横に傾けたかったので。
【服のセーラー服化と、太ももの一体化】
キミコさんの作ったコンバットさんの服は、肩にケープのようなものがあります。
今回はセーラー服みたくしたかったのでそれらは排除、穴は埋めておきます。
後はプラ板でセーラー服のカラーみたいな感じの物を作ります、今回は0.5mmのプラ板を使用。
首のところに1mmのプラ丸棒を接着し、本体に同じ穴を開けて差し込めるようにしてあります。
その穴はスカーフを入れる為にも使いますが、スカーフは銀紙の皿を切って使いました。
また、太ももは半ばまでが白パーツになっていましたが、肌色部分と接着して結合することで、手軽にパンツ化出来ました。
ディオラマのポーズ的に内部が見えかねないので、工夫をしてみたいところです。
【腕の穴埋め】
キミコさんの作ったコンバットさんの長手袋(?)は、二の腕に飾りボタンがあります。
今回は削除するので、穴を埋めます。
まず右のように適当なプラ片を接着、乾いたら削って形を整え、隙間や凹みを光硬化パテで埋めます。
光硬化パテはあっという間に硬化するのでこういった部分の修正は楽チン!
ちなみに光硬化パテ、上澄みみたいなのが出て硬化後もべたべたして使い辛いという意見も聞きますが、ちょっとした保存方法でそれを防ぐことが出来ます。
その方法は、逆さまに、キャップを下にして立てておく、これです。
上澄みはまさしく溶液の上澄みだと思いますが、逆さまにしておくと上澄みは尻尾の方、出口と逆の方に溜まるので、キャップを外して出てくるのは常に固形物!
使わない時はキャップを下にして立てておくだけで、光硬化パテは本来の使いやすさが味わえます、これはお勧めです♪
【コンバットさんほぼ完成】
そんな感じで組み上げたらこうなりました。
いやはや出来がいい、特にホイホイさんでは貼り合わせだった二の腕が、コンバットさんではワンパーツになっているので接着の手間が一つ省けてますし、膝関節もあとハメになっているので、パーツを接着後、それを挟んでもう一度接着と言う手間がありません。
一度の接着工程で全てのパーツができあがるのは、すばらしく手間が省けて時間短縮でき、早く完成します。
ちなみにナイフはコトブキヤのMSGのウェポンユニットMW-03、グレネードランチャー・ダガーのダガーで、ナイフの刃の背の部分はぎざぎざに切り込みを入れてあります。
ナイフフォルダーはプラ材を組んで作り、2mmのプラ丸棒で本体に穴を開けて接続しました。
あと、靴の金色のパーツは最初から色が塗られているのですが、パーティングラインがあるし、靴の色も変える予定なので、金色部分を切り離してあります。
【ラピッドライフル+チェーンソー】
付属の標準的な銃ですが、なんとなく下の方が寂しかったので、派手にチェーンソーでもつけてやろうかと。
気分はギアーズofウォー!
丸太のような腕!丸太のような脚!丸太のような首!丸太のような胴!それなんて丸太!?
とまぁ、ネタは置いておいて、コンバットさんのオプションの一つに、チェーンソーっぽい物が漫画でもあるので、きっと開発元が好きなんでしょう!
まずコトブキヤのMSGのウェポンユニットMW-13、チェーンソーの刃の部分だけ切り離します。
ラピッドライフルの下を1mmプラ板で伸ばし、2mmのプラ板をチェーンソーが入る曲線に切り出します。
先頭部分はカーブが大きいので、5mmプラ丸棒の薄切りです。
大隊の長さをあわせてチェーンソーを切り、熱でこの曲線にあわせて曲げます。
私はお土産に貰った、海外の匂いの出るアロマな線香みたいなのを使いましたが……匂うのなんのって!
シンナーより酷い……これでどうアロマだのリラックスだのするんでしょうか外人は!?
この後普通に蚊取り線香を使うようにしました。
蚊取り線香でも目の前で匂い出すと厳しいものがありますが、まだ日本の夏だな〜って気がして許せる(笑)。
あとはまぁ、刃と局面を接着して整形すればOK。
その後、見えない部分にプラ板を貼ってぐらつかないようにしつつ、真ちゅう線を差して接続できるようにしました。
後は某ネギまの女子中生中忍みたいな、括った後ろ髪をつけようかと工作中。
既に工作した部分はサフを吹いてあるので、傷チェックしてすぐ塗装に入る予定。
さぁ、さっさと完成させるぜ!!
まだ競演するホイホイさん全然作ってないし、ベースもまだだからな!!
UC−35.06.07 コンバットさん[3]
つーわけで、隙を見て色塗ってて、何となく基本塗装は終了。
後はカラーに赤いデカール貼るとか、武器関連の塗り分け、腕の部分傷をつけてしまったので再塗装でコンバットさんは完成です。
【正面から】
基本的にはこれで完成してます。
髪はアクリルで塗装し、エナメルの黒で墨入れしつつ、茶色系でドライブラシとかいろいろやってます。
顔と腕の肌色はつや消し後につや有りのクリアーを吹いて半艶状態に、服やメカっぽいパーツはつや有り、タイツ(?)と靴はつや消しを吹いてあります。
【後面から】
髪のグラデ、わっかるかナァ?
後ろ髪の括った尻尾(?)は、2mmと1mmのプラ丸棒を接着し、ライターで熱して形を整えました。
よく見ると靴に塗装が掛かってない部分がありますが、靴はディオラマの接地に合わせて固定するので、この部分は見えなくなる筈なのでオッケー牧場。
腰に開いている穴が、ナイフフォルダーとの接続穴です。
【顔のUP】
顔は良く見ると、目の周りをオレンジっぽいパステル粉で着色し、目の周囲をお化粧。
また、ほっぺたはちょっとエナメル赤を入れて伸ばし、頬紅風に。
口はハルレッドで墨入れしてあります。
【スカートの中身】
縞パン! 縞パン!
ちなみに作るときに参考にしたのが、K−ONの一巻のベース娘だったりします(笑)。
パンツ化により太ももを肌色に、スカートの中ということで、腕や顔の肌色より暗めに塗ってあります。
あ、またスカート内部のやつ(名前忘れた)つけてないや。
説明書についているものを切り取るのではなく、今度こそ百円ショップのコースターを使って作ろうと思ってます。
こんな感じに出来上がってます。
後は武器と、ああそうだ靴に金色のパーツをつけないと。
元々パーツの時点で色塗りがされていたのですが、そういうパーツに限ってパーティングラインがあったりなんだり、ここは避けて欲しかったナァ……結局パーツラインを処理しようとしたら、塗装やり直しになるんですからネェ。
いっそ真ちゅう線で作り直した方が……いや、結構メンドイというか、この太さの真ちゅう線をこの形に加工するのがムズイ(汗)。
というか、相方のホイホイさんが全然出来てネェ……あと6日、急げ俺!!!
UC−35.06.09 ホイホイさん[1]
さぁどうしていつもこう締め切り数日前にまだホイホイさんが微塵もできていないと言う状況になるのか判らないのですが(汗)、こうなったら『慌てず、急いで、正確に』をやるしかありません、斉藤隊長!
そしていつも工作するのが多いのが残ってしまうんですが、これはきっと手を出すの居に踏ん切りがつかない、ついどうしようか考えてパーツをこねくり回すだけで実作業に進まないからではないかと思います。
これはもう、度胸を決めてがつんと手を出してしまうしかありませんのだ!
【髪型の変更】
気合を込めてこんな感じで、ホイホイさんの横の髪パーツと後頭部にモリモリ君を盛り付けました。
ツインテールにするので、横のツインテールどうしようか考えたら、余る横髪パーツを改造と言うことで落ち着きました。
……このモリモリ君、使おうと思ったら中身が硬直しかけてまして……(泣)。
買いに行くのも時間が時間だったので、カッターでチューブを真っ二つに裂き、まだ固まりきって無い中身を取り出し、別のケースに入れました。
固まりきって無いとは言え、チューブから出るような感じじゃない、硬化手前って感じで……へらでぐりぐりと硬化剤と混ぜて力任せに練りまくり何とか混ざったのでゴリゴリ盛り付けました。
元が元だけにざらざら感満載で、どうせ削るからいいやとろくに整形もしないで盛り付けました。
左の髪の毛は、いやそれはいくらなんでもやばいだろと、水を指につけて馴らしました……乾燥が多少遅れがちですが、二日位放置すれば乾くから同じだった、やっときゃ良かったナァ。
【服の改造】
上半身を一段掘り込み、ブラウス風になるようにもりもり君を盛り付けます。
首回りはYシャツの襟状に、服の合わせもつくりましたが、合わせ逆だったかな?
ま、どうせネクタイすれば見えないからいいか……って事は、苦労して作っても結局見えないと(汗)。
粗造り段階なので、この時点では形になってるんだかなってないんだかですが、削って整形して凹みは光硬化パテで埋めて、を繰り返して行きます。
ポリパテでいきなり形作っちゃうのも手なんですが、乾燥がもりもり君より遅いのと(二日ほど放置したので結果的には変わらなかったですが)、目の前に余ったもりもり君があったので使いました。
あと、自分の造詣能力的にいきなりか立ちだすのは無理なんじゃねーかなーと思いまして(汗)。
【その他】
他のパーツも切り出してクリッピングしてあります。
腕は二の腕を作ってから挟み込むんですが、その作業も終えてます。
……というか、この状態で軽く一週間ほど経ってますが……おかげで合わせ目消しは楽でしたが、その間全然手をつけていなかったという嫌な証拠にもなっちゃってます……。
良く見るとパーツが多いんですが、この時はまだコンバットさん&ホイホイさんディオラマと、もう一体の出品を諦めていなかったので……。
相変わらずぎりぎり……この時点で前日徹夜必死の尻に火が付いた状態だ……。
そして不規則が祟って風邪気味……咽痛い……果たして間に合うのか!?
UC−35.06.11 ホイホイさん[2]
今日の時点でこれだと、もう厳戒令を発令して非常なる手段を講じないとなりません。
果たして、今回は間に合うか!?
【コンバットさん、カラー】
コンバットさんのカラー、単色ではナニなので、赤いラインを水デカールを貼りました。
ちょいピンボケですが……。
ただ青の上に赤を貼っても、デカールが薄いので色がちょっとくすむのがナニです。
普通に色を塗って、マスキングした上で重ね塗りすればよかったかもしれませんナァ。
【ホイホイさん髪型変更】
結局二日程放置する事になりました……具合悪くて早寝してしまって……。
おかげでしっかり硬化しましたが、ただ、硬化しかけていた成果いつもより硬い……硬化剤の量が多かったか?
しかも体調が悪いので力任せにゴリゴリ殺る体力も無く、どうしようか……と、悩みましたが、ここで道具力に頼ります!
むかーし買った電池で動くモーターツール!
これに大口の削りようピッドを装着! ガンガン削ります!
うぅぉっ、スゲェ削りカスがっ!!!
と言うわけでマスクして、塗装ブースを稼動させて削り粉を外に排出する事に。
う〜ん、これいいナァ、カスが吸い込まれていくので拡散しないし、他のパーツとかに被らないし埃も溜まらんし……今後は削り工程でも塗装ブース使うか!
こうして形を出し、ある程度形ができたら、いつものダイヤモンドヤスリや耐水ペーパー、スポンジヤスリで仕上げ、穴や引けやヤスリ傷等は光硬化パテでさっさと埋め、最後に髪の毛っぽい筋をデザインナイフで切り込んで出来上がり!
こうして、ホイホイさんツインテール計画は成功したのです!
写真はバランスを見る為に、前回完成しているホイホイさん一人目に頭部だけ交換した状態。
う〜ん、まぁいいんじゃないかな?
もみ上げが無いのは、今度こそ眼鏡を装着する為です。
【服変更中】
あと改造中の服も、パーツを組み上げてバランスを見る。
エプロンが胸元まで来てるので、それを下げて上半身はYシャツ風にしつつ、肩紐を作ってウエイトレス風の服に変える改造中。
ゲームに出てくるメイド服みたくするのが夢! 肩紐からひらひら作るのが面倒だな!!
ちなみに、スカートの前の部分が切り抜かれているのは、そーゆーデザインの服にしようとか思っていたから、本当はもっとレースとかいろいろ付く予定でしたが、結局メイドウェイトレス風に落ち着いたので切り抜いただけになりました(汗)。
そんなこんな、締め切り二日前の現状がこれでした。
はたしてどうなのるのか……っ!?
UC−35.06.13 完成、ディオラマ!
こうして11日の後、徹夜して13日の10:30、ディオラマも含めて完成しました!
ディオラマのベースも出来ていなかったのですが、次の土曜日でなんとかなるもんだなぁ。
……いや本当に何とかなるもんだ……あまりぎりぎりから何とかしたくないですが(汗)。
そんな訳で、どうなったか、以下をご覧ください。
【ディオラマ正面[1]】
正面からの図。
実際はこのディオラマ、正面からはあまり見栄えがよくありません……コンバットさんの顔見えないしな!
ディオラマは見ての通り、巡回中のホイホイさんの後ろから、LANケーブルからロープ降下したコンバットさんが強襲をかける! って見てくれるとありがたいです。
ベースは百円店で買った枠付きのコルクボード。 コルクの板を外しましたが、この時一部壊しました(泣)。
そこから3cmの板で立ち上げを組み、両サイドを45度削って合わせ目が一つしかないようにあります。
そこまで組み上げたらサンドペーパーで磨き、ニスを筆塗りし、乾いたらまたニスを塗って……を繰り返して光沢が出るまで繰り返します。 今回は五回位塗り重ねました。
その内部の大きさに合わせ、底板を切り出します。
今回は厚さが1.3cmの板を使い3cmの深さに対して2.6cmになるように二枚分の厚さを稼ぎますが、二枚重ねると重くなるので、下側は適当な太さの二本の棒状にしかなってません。
3cmに2.6cmなのは、ベースに引くじゅうたんの厚さがだいたい5mm前後だったからです。
【ディオラマ正面[2]】
上からちょい右側に寄った図。
コンバットさんの右目がぎりぎり見えます。
じゅうたんを引いた後、肩面が白塗りされてある板を使ってカラーBOX見たいな物を作ります。
板の厚さは標準的なカラーBOXと同じなので、カラーBOXを見つつ作りました。
元々30cmの長さの板だったのを25cmに切断。 幅も適当に切りますが、切り口はカラーBOXを配置した時に合わせ、斜めに切断してあります。
残りの板でカラーBOXの下側を作り、これらを木ネジと木工用ボンドで合体。
その後ベースの下から木ネジで合体、カラーBOXの重さでじゅうたんが潰れている感じに、きつめにねじ込んでいます。
【ディオラマ側面】
左側が右側の対角線図、この位置が一番の見せ角度かも。
カラーBOXの中には、カラーコピーと発泡スチロールででっち上げたホイホイさんのコミック本のダミーが密かに置いてあります(笑)。
カラーBOXの側面にHUBを木ネジで止めていますが、このHUBは3〜4年放置してたら必要な時に既に電源が入らないで異音がする用になってしまったので、ディオラマでリサイクル。
LANケーブルや電源ケーブルを配置しましたが、1mmの真ちゅう線を刺してベースに固定しています。
電源ケーブルは実は別なジャンクのアダプターなので、普通には刺さらなかったのを、無理やり穴を開けて刺しました。
ケーブルもカラーBOXの下に突っ込んでネジ締めて挟んで固定しています。
右の写真の角度ならコンバットさんの顔が良く見えます、まぁ写真のサイズ的に良く見えませんが。
カラーBOXの正面方向の板の側面には、本物のカラーBOXから切り取ってきたプラスチックのカバーというか側面隠しを貼り付けてあります。
【コンバットさん[完成版]】
これが完成したコンバットさん。
本当、出来がいいので外装の一部をいじるしかしなくても、イメージを変えられるのはすばらしい。
ポーズは可動そのままで、可動範囲を広げるような工作はしていません。
ケープも外しているので腕の動きは阻害されませんしね!
LANケーブルを握っている左拳は、付属のもう一つの武器用ので、ケーブルを握れるように内側を少し削っています。
指の先パーツは接着して合わせ目を消していますが、親指パーツはLANケーブルが後から握れるように接着せず、握った後で接着剤をつけてはめ込みました。
武器を握っている右拳も、親指パーツは先に接着して合わせ目を消すようなことはしてません、武器握れないからな!
前回のホイホイさんでは、グリップを途中で切って後から超小型のネジで固定する方法を取っていたのですが、今回は面倒なのでやりませんでした(汗)。
しかもなんだかきちんと握れなかったので、内側を削って武器をしっかり握れるようにしました。
背中のUSBカバーはそのまま、まるで何もせず切り取って整形してつや消しクリアーを吹いただけ。
コンバットさんも1/1の工業製品なので、おもちゃっぽいと言うかパーツっぽい部分があってもおかしくないんじゃないかと
前作と違って、耳パーツ(?)やナイフ、銃には墨入れしています。
ところで、後ろ髪が跳ね上がってたりカラーの後ろ方面が立っていたりスカーフがなびいてる感じにしてあるのは、今まさに滑り降りてきた瞬間を表現しているんですが……。
ちなみに、靴には2mmの穴を開け、カラーBOXに真ちゅう線を刺して固定してあります……が!
靴のつま先の方に穴を開けてしまった為、爪先の方と本体の方のボールジョイントで外れると固定になりません(泣)。
いくら徹夜だったとは言え、なんて間違いを……一応瞬着でダブルボールジョイントを接着はしたんですが、ちょっと不安。
まぁ、動かさない限り外れないと思うので展示中は大丈夫だと思いますが。
【ホイホイさん[完成版]】
結局、何とか完成しました(笑)。
あれから前日よりさらに以下の改造がなされています。
・瞳
グリーンがかわいかったので、ホイホイさん重装版を流用。
ま、後で触れますが口の色も付いてた奴を使ってます。
・顔のお化粧
コンバットさんと同じく、つや消しクリアーを先に吹いて引っかかりを良くしてから、目の周囲にオレンジのパステル粉で微妙に色付けし、頬紅をエナメルのレッドでつけてあります。
・まつげ
良く見ると、目の周囲からまつげが生えています。 これは百円店で手に入れたつけまつげを、長さを合わせて目の周囲に接着したのです。
かなりかわいくなったと自負しております。
・眼鏡
前回のコンテストに装着し忘れた赤い眼鏡を、今度こそホイホイさんに装着!
眼鏡の固定はつるを耳に引っ掛ける部分で木工用ボンドで固定しました。
・口
一文字に結んでいる口を削ってから、ドリルで穴を開けて広げ、縦長のちょっと開いたような口に加工。
瞳の時に述べましたが、ホイホイさん重装版の口を開けている奴を使っているので、穴を開けたら奥にその色が見えるのでそれっぽく見えます。
口の穴はある程度の深さがあったので、側面を薄めたハルレッドで塗ってます。
そういえばツインテールなのに何故金髪じゃないの?
という質問を受けましたが、何故だろう……面倒だったからかな……と思ってましたが、謎が解けました!
最近は『ツインテール=あずにゃん』だからです! だから黒髪なのです!!(笑)。
服装も初めはもっと違う服だった気がしますが、最終的にはメイド服風ウェイトレスって所に落ち着いた模様!
首元を襟風に、胴体の胸から腹を削ってブラウス風に改造してたのは前回から判ると思います。
残した服の下部は帯っぽくして、肩紐を0.3mmのプラ板で作りますが、直線の長方形の短冊状では曲面的なアールに対応できないので、緩やかな曲線の形にしなければなりません。
つまり『 || 』ではなく『 (( 』みたいな形状です。
それを熱湯に突っ込んで曲げ、帯の部分に切り込みをつけてそれを通すようにしてあります。
その後ろの方に真ちゅう線をちょっと出しておいて、後ろ側はこれに固定、前側の切り込みは本体内側まで貫通しているので、状態を動かしてもここで前後できるので、ホイホイさんの上体を稼動させても邪魔になりません。
その紐にひらひらつけますが、これは元キットでは肩関節のジョイントと肩パーツで挟み込むひらひらパーツを削って接着しました。
隙間は光硬化パテで埋めてます……輸送時に破損しましたけどね(泣)。
ちなみにネクタイはコンバットさんのを流用。
武器は今や懐かしいORE-GUNから。
時間が無くて自分で全部作れなかったのは公然の秘密、まぁホイホイさんのハンドガンとマガジン共用だから許して!(笑)
ちなみに二丁拳銃でもう片方にも同じの持ってます。
脚はタイツを履いていと言う事で着色してあります。
時間が無くてあまり写真を撮れませんでしたし、これを書いている時点(2010/06/18)ではエクセルホビーに既に出品しているので写真は多くはありません。
作品が帰ってきたら取り直して再掲載します。
実物はエクセルホビーにありますので、実物を見たい方はそちらへどうぞ……札幌近郊に限りますが。
それにしても、13日朝は焦った……!
ホイホイさんのウエイトレス風メイド服、服の色の黒っぽい方は原色はつや無しなんです。
スカートや袖は既につやありが吹いてあって、襟や帯の部分がつや有り白に塗ってあり、マスキングが必要だったので作業的には一番遅れる事になっていました。
ディオラマベースは土曜日から作って出来上がってたのですが、当初の予定ではカラーBOXが左側にあったので、ホイホイさんもコンバットさんも立ち位置が配置が左右逆になり、その為最初にはめていた瞳パーツの視線が逆になってしまっていました。
まぁ瞳パーツを取り替えれば済むんですが、使わない予定だったので目をクリアー塗装しておらず、丁度いいと先につや有りクリアーすると……がしゅ、がしゅと破滅の音が……ッ!!
なんとつや有りクリアーが切れてしまったのです!
なんという事でしょう!
時間は6:30、もちろんこの時間に開いている、つや有りクリアーを売っている店などどこにもありません!
というか、日曜昼からは外せないD&Dキャンペーン、それまでに完成させなければなりませんので、店が開くのを待って買って来て仕上げる余裕もありません!
買い置きのクリアーは……つや消しならありましたが、つやありはそれまであまり使った事が無かったのでストックも無し!
時間無し、ストック無し、締め切り有り、昼からの予定有り。
悪い事に本日はよさこい騒乱祭りの真っ最中、かなり早い時間(10:30頃)に出なければ、午後のD&Dに差し支えます。
D&Dは恩人である核ちゃんが忙しい間を縫って参加してくれます、これを外すことはできません、魂的に!
必然的に優先度はD&D>ホイホイさんとなるので、最悪完成しなければ参加は諦める他ありません。
しかも、やべぇと思いつつ他に方法が無いかどうか、頭部のリボンのネジを本物と置き換えて瞬着で固定する作業をしながら考えていると……手が滑ってネジの瞬着をつけた部分がパーツに落ち、瞬着がパーツに掛かって後が残ってしまった!
プ ロ ジ ェ ク ト は 、暗 礁 に 乗 り 上 げ た ……… 。
諦めるしかないか……そう思いました。
……だが、ふと横のPCを見る。
そこには、諦めずに努力し、数々の試行錯誤を繰り返し、ついに七年間の長きたびをその日に終える“小惑星探査機 はやぶさ”が居たのです!
そうだ、俺は“はやぶさ”から何を学んだんだ!?
何があろうと体が動くまでは決めた目標に向かって進む諦めない心!
頭をやわらかくし、一つがダメでも別な方法で目的を果たすと言う、柔軟な姿勢!
そうだ、何か、何かあるはずだ!
必要なのは、表面につやを与える方法!
何か代用できる物がある、必ずある筈だ…………おおっ!
そうだ、そーいや昔に調合用に買った、瓶のアクリルのつや有りクリアーがあった筈だ!
それをエアブラシで吹けば、つやありスプレーになるんじゃね!?
そして、瞬着跡は乾燥を待ってからスポンジやすりでこそぎ落とす、この時塗装も落ちるかもしれないけどその時は腹をくくって再塗装だ!
こうしてやる方法は見つけた、あとはやるだけ!
さぁ、挑戦だ!!!
結論:うまくいきました
瞬着はなんとか瞬着跡を消しつつ、表面のつやありコートがはがれたけど塗装皮膜は何とか守れた!
一緒につやありクリアー吹けばいい!
最初は手間取ったものの、アクリルクリアーも何とか成功!
ちょっとつやが違うけど、つや無しよりいい!!!
こうして完成し、乾燥中にディオラマの細部やキットのポーズ及び固定を行い、時間に間に合い、その日の全ての作業は何とか上手く行ったのである。
ありがとう“はやぶさ”、君から教わった事が役に立ったよ……。
おかえりなさい、“はやぶさ”!
お疲れ様でした……千の風となって、ゆっくり休んでください……。