タイトル:『GAT−X105“ストライク”』   [HG:スケール 1/144]
[完成品]


UC−37.04.13

 まぁそれはそれ、その内何とかするとして、いくつか作り始めてた奴があるのでそっちを公開。
 なんとそれは、今更種の“HGストライクガンダム”だったりします。
 種はもちろん好きじゃないのですがそれはそれ、MSだけを見れば嫌いじゃありません、むしろ小学生頭脳で作られたようなごてごて感は好きです、局地戦機やMSV好きの俺的には好みのMSも多かったりします。
 ストライクはプレーンの割りにバックパックを変える事ができるというのが好きですし、最初は飛べ無かったのにいつの間にか飛べるようになっててビームサーベルがこれにしか付いてないエールとか、なんか意味あんのかって言うビーム+実剣とか、片方のみビームなブーメランとかのソードとか、大砲はいいとして逆側の肩の武装意味無いんじゃ無いかって感じのランチャーとか、結局万能型のエール一つで十分かよ、水中とか長期作戦とか砂漠とか早期警戒とか強行偵察とか作業用とか無いのかよって感じで好きですし(笑)。
 つーかストライクガンダムなんだからストライク男の乗るガンダムかと一瞬期待した(笑)。
 他にも変形意味あんのかって言うイージスとか、消える以外特徴無いブリッツとか、砲撃に特化するならもっと重武装にしろよって感じのバスターとか、アーマーつけて運動性上がるって逆じゃね?って感じの プレーン じゃないデュエルとか、異型な感じのレイダーとかフォビドゥンとかもたまりません……カラミティは……ソードカラミティの方が尖がってて好きですが(笑)。
 ま、私の尊敬する磨伸映一郎様も『負債憎んで種MS憎まず』と言ってますからね、私もその紳士的な態度を見習おうと思います、メメタァッ!

【ストライクガンダム:腹部】
 腹部のモデラー泣かせと言うか、プラモ作り難苦なるようにワザワザつけたのかって言う感じの板、普通に考えると入り組んでるし、マスキングが非情に面倒です。
 と言う訳で切り取って別パーツ化。
 しかも! ストライクのグレーパーツのランナーの板を削って切ってそのまま使うという荒業!
 これで塗装無しで色分けできるぜひゃっほ〜〜〜っ!!
 ……そう思った時期が私にもありました……カラーをよくチェックしてびっくり!
 なんと……ストライクの横腹の下の方が設定では白だったのです!
 なんたることか! ガンダムなら腹の色は赤で統一しろよ!!
 おぉ…うおぉぉぉ……こんな所にもモデラー泣かせの罠が……種MSにはデザインとかカラーリングとか全般的にこういった悪意が漂っている!!!
 設定カラーで作ろうと思っていた為にこの時点で塗装を余儀なくされ、また一部じゃ色身に違いが出るので結局全塗装が必要と言うことに相成りました。 _」⌒|○
 つまり、苦労してランナーの板状な部分を切り取って削ったのが無駄に……。 _□○_
 最初からプラ板で作ってれば楽だった……整形色そのままで設定っぽくなると思い込み、カラーを良く見なかった俺の負け…だ……。

【ストライクガンダム:脚部後ハメ】
 と言う訳で、全塗装を覚悟したのですが……その前に立ち塞がりやがったのが複雑な脚部構成。
 ともかく、この足が面倒なので塗装無しで行こうと思ってたぐらいなのですが、塗装するには白いパーツを先に接着して合わせ目消ししないとどうしようもないのですが、そうするとマスキングが非情に面倒になるというこの3重苦。
 またしてもモデラー殺しと言うか、ストライクの脚部の色がフレーム形状と言うか妙に入り組んでます。
 もうモデラー殺しとしか……いやいや、よく考えたらTVじゃ色塗らないといけないのですから、むしろ自爆?
 なんかこう、メカニックデザインと言うかカラーリング決めた人のアニメーターとかモデラーへの殺気が見え隠れするというか……(汗)。
 そこでここは合わせ目を消しつつ単色部分は単色で塗ってから後で合体する、後ハメしかありません!
 そこでしばらく、それこそ数日間考えに考え、つーかストライクのHJの作例とかに乗って無いかなとか思いましたが今じゃその頃のHJ捨ててるので、考えるしかありません。
 そうして思いついたのがこの方法、通常なら右側にある2パーツを足のフレーム状のパーツに挟み込むのですが、接着後に膝の横のふくらみ部分で切リ離し、4パーツに分割してしまうという方法。
 このように分割したら、横パーツをプレームにくっつけ、下方向から差し込むようにすると何とかなります。
 これで後ハメが可能に……フレームと装甲を単色で塗って合体できるようになりました!


【ストライクガンダム:膝装甲】
 と言う訳で、上で結局全塗装が必要となったので、面倒だから殺る気の無かった加工もする事にしました。
 それは膝装甲の省略されてるスリット。
 比較するの忘れて既に加工しちゃったんですが、膝装甲の内側は設定じゃスリットがあるんですが、キットでは省略されてます。
 つー訳で0.5mmプラ板を貼り付けて後で削ってこれを再現します。
 写真撮って無いので加工途中のを、これが換装したら余分な部分を削り取って整形します。


【ストライクガンダム:エール部分の下エンジン】
 エンジンと羽は別パーツなんですが、これも挟み込みと言う……もちろんマスキングは嫌なので後ハメ加工を施します。
 羽の安全突起部分を切り取って尖がらせた後、ピンをエンジンを接着した時のスペースギリギリまで切り取り、一方向だけ少しとがらせておきます。
 ピンを差し込む部分も差し込む方向でピンが入る大きさの切込みを入れておきます。
 これでエンジンを接着した後でも羽を差し込んで金に入れる事ができるようになります、実際にやるときはちょっと接着剤を奥のピンの入る部分につけて固定するようにしておけばいいでしょうね、塗装が終わったらもうばらさないんですから。


【ストライクガンダム:主翼新造】
 ちなみに、これ作るのに色々な資料見てましたが……その中で惚れたのがMGエールストライク。
 特に主翼がTVみたいなちゃ小さい貧弱なボーヤではなく、航空機のようなしっかりとした物です。
 これが非情にカッコイイ!
 いいなら素直にMGストライク買えって気もしない訳では無いですが、そんなの作ったらもうこのHGは2度と作らない予感(笑)。
 と言う訳で、無い物は作るプラモスピリッツを発揮して主翼は自作する事にしました。
 形状は設定見ながら自分で書き、それをプラ板に貼り付けて切り抜きます。
 1mm2枚と0.5mm1枚切り出したのは、真ん中にフラップの代わりなのか薄い板が真ん中に生えている部分があったから、後から貼り付けるより、挟んだ方がめんどくさく無いというかなんと言うか……ちょうど厚みも2.5mmぐらいでしたし。
 貼り付けたら前方はなだらかに削り入れないと。


 といった感じで進んでおります。
 ちなみに上記以外本体は特にいじらなかったので既にサフを吹きました。
 主翼を長くしたら上部のエンジン部分が貧弱に見え、また主翼の折りたたみギミックも付けたくなったので上部エンジンは1cm延長&主翼のギミックを入れます。
 現在その部分の構造にちょっと悩んでいる所。
 なにせ1cm角のエンジンにそんなギミック入れないと行かんのですから……何とか単純でしっかりホールドできる楽に作れる構造を考えないと……。
 どんな感じにするかはもう考えてあるんですが、試作しつつ早めに仕上げてやりたい所です。

 まぁそんな感じ、ここ2月ぐらいはストライクもいじってましたし、久々に戦車も作ってたりします。
 ようやく暖かくなってきたのでばんばん進めたいのですが……寒さが時より戻ってきたり、4月は何かと忙しかったり、無実の罪を着せられそうになったりと色々あってなかなか進んでませんでした。
 暖かくなるこれからはじゃんじゃん進めたいナァ……殺る気はいくらでもあるけど時間が……時間もうまく使っていかないとなぁ。


UC−37.04.20 ようやく完成、羽根稼働ギミック!

 ようやく来たの大地にもうららかな日々が巡ってまいりました…体調は良くなかったんですが、窓を開けて日を浴びながら厚着してプラ模るという方法でカバーしつつプラモ!
 プラ板を切って貼って……と、M3軽戦車の角型砲塔をスクラッチし、その勢いを持ってストライクのエールの羽根をでかくしたついでに羽根の折りたたみギミックを追加しようと色々考えていて、考えすぎて逆に手が止まっていました部分を一気に組み上げてみました。

【ストライクガンダム:エール羽根付け根部[1]】
 この前の羽を組み合わせて十分乾燥後、さらに2mmのプラ板を切った物でこんな感じの部分を作りました。
 上下にあるのは5mm×2mm×2mm、2mmのプラ板は積層するより強度がありますしとても便利です。
 いや羽を切った時に最初から付けとけよ、と言う意見もありますが、ここに穴を空けなければいけないので失敗したらやり直せるようにと別パーツを後から接着と言う形に。
 根元から2mmの中央部分に穴を空けるのでがっちり接着します。
 その上下に挟まれるように3mm×5mm×2mm、の2mmプラ板で小片を作り、下方向の角を丸く削っておいた上で1mmの真ちゅう線を接続方向へ伸ばしてがっちり接着。
 また羽根側の2mmの部分も同じく穴を空けておき、この穴で上下のパーツと1mmの真ちゅう線で接続します。
 これで何ができるかと言うと……【左の写真にカーソルを載せてください、写真が代わります】
 と、カーソルを載せた状態の写真のように根元が曲げられるようになります。
 これだけのギミックなんですが……思いついて踏ん切りを付けるのに時間が掛かってしまってました。

【ストライクガンダム:エール羽根付け根部[2]】
 で、受け部分はこうしました。
 エールの上のエンジン、俺的に短くて迫力に欠けるなぁ…と思っていたので10mm延長します。
 この10mmの延長部分に羽の折り曲げギミックを仕組むので色々悩んでいたんですよネェ。
 真後ろから見るとこうなっています、周囲は2mmプラ板で10mm延長、2mmプラ板なのはエールの上部エンジンの断面が微妙な角度が多いので、厚いプラ板をバンと貼って後から整形する事にしたからと言う手抜きも兼ねて(汗)。
 だから面構成が平面な上部は1mmのプラ板です。
 中央に5mmプラ角棒を接着、ここに上の稼働するパーツから伸びてる1mmの真ちゅう線を刺す1mmの穴を空けておきます。
 で、これに羽根パーツを刺すという訳で、それが下の写真です。

【ストライクガンダム:エール羽根付け根部[3]】
 こうなります。
 エンジン後部はまだつけてませんが、延長及び立派な羽根ができて俺好みになりました。
 で、羽根を一度抜いて稼働部分を90度下に動かして戻すと……。


【ストライクガンダム:エール羽根付け根部[4]】
 こーなって羽根を収納状態になります。
 いやーこれがやりたかったんですよね!
 なんせ羽根を大きくした分、横幅もかなり取るようになってしまって……なんか飾るにも場所取り過ぎ(汗)。
 それにアークエンヂェル内部でも使いにくそうですからね、折りたたんでカタパルトから出てから羽根がシャキン! と伸びるってカッコイイじゃないですか!
 ……あれ、TVって元々そうだったかナァ……?



 まぁそんな訳で左側はギミック完成、もうちょっと羽根の角度を調整してやりたいですし、反対側も忘れる前に作ってやら無いといけませんしね。
 とりあえずこの部分ができれば工作部分は完成!
 つーか箱見たら頭部とか色分けの為に切り刻んだシールドとか、まだ整形するものがあってちょっとびびった(汗)。
 さて、その辺のコマイの終えたら既にサフまで終了している物もあわせてさっさと塗装、完成だ!
 なにせストライクはPS装甲……墨入れをちょこちょこしたらあまり汚しも入れずに艶ありで仕上げるぜ!


UC−37.05.13 両方付いた

 暖かくなってきた今日この頃……と挨拶できない最近の異常気象(汗)。
 気が付くと5月半ばですが、確実に4月より寒いです!
 昨晩も軽くした布団の中で丸まってガタガタ震えてました!!
 かつては『今年一番扱ったのは5月だね〜』とか言ってましたが、とうとう4月ディスか!?
 ナズェミテルンディス!ダディアナザーン!
 
 まぁそれはそれ、黄金週間だの身内のD&Dキャンペーンとかでなかなか時間取れませんで、しかも最近はすっかり歳を取って疲労からの回復も時間がかかり、平日にプラ模るのも辛くなってきた次第……。
 今回も20時にはプラ模ろうか…と思いつつうたた寝してて気が付いたら23時!
 いやもう時間無いからこのまま寝るか……と重いましたが、このままではいつもと同じ!
 立て、立つんだ俺! STAND&FIGHT!! そうですよね、テディさん!!!
 と、判り難いボケをかましつつ作業開始。
 んで、腰が痛くなって作業を止める数時間でこうなりました。
 両翼を稼働部分事完成させ、1cmの延長部分を接着。
 赤い後ろのノズル部分は、ダボ穴を2mmに拡張してそこに真ちゅう線とかプラ棒とかを刺し、2mmのプラ板に穴を空けてそこに接続できるようにした物を1cmの延長部分に接着し、後ハメ可能に作りました。
 いや〜、2mmのプラ板って切るの大変だけど便利だ、ちなみに上で『真ちゅう線とかプラ棒とか』と言っているのは、左右で接続用の棒が違うから……理由はなんとなく(笑)。
 つーか……なっ……長い! 下にあるカッターマットのメモリで読んでも19cm!
 うおお、思ったより長い……いや、数値的には判っていたけど…こうして見ると予想以上だぜ……。
 ……なんかこう……ジェットスクランダー風?(笑)
 で、仮に本体を付けたのも見てみると……。
 おお、やっぱ長い!
 元のエールの無い倍に成ったんだか……これなら飛んでもギリギリOK?(笑)
 幅が19cmってことは、144倍すると27.36cm、つまりは羽を伸ばした時の全幅が27mちょい!?
 身長より高いのか! いやそうなるように作ったけど!!
 つーかHGUCで幅19cmなんて作った事無い大きさだ! 羽の簡易折りたたみ機構をつけて置いてよかった!
 あ、ちなみにエールの上にあるちいさい垂直の翼みたいなのは切り取ってあります、後でそれも延長して着けます。
 延長部分の1cmの所はまだ形も整えて無いので違和感バリバリですが、がっちり接着できたら形を前後のパーツにあわせて整える予定。
 段差とか隙間とかそもそも歪んでる気もするので大変そうだけどな!
 あと羽もヒケとかあるので薄めたタミヤパテ塗ってたりしますが、また乾かなかったらどうしよう……(汗)。
 
 まぁそんな感じで全然進んで無いけどじりじり進んでる状態です、エール部分以外にも顔とかシールドとか表面処理終わって無いし、胴体見れば判りますが実はまだ塗装も終わってませんが……ちょっとづつでも勧めて行って今月完成を目指すぜ!


UC−37.05.21 マスキング地獄

 さて前日に、ストライクの基本塗装をある程度済ませていました。
 

全て瓶ままの原色
 
 まずはこいつの基本塗装を行ってマスキングが必要な物をマスキングして色を軽く拭いて置こうと思った訳です。
 必要なのは
 
・頭部のアンテナ:基本白だが真ん中の2本の垂直な角が黄色
・胸部:コクピット脇の板は別パーツにしたものの、青ベースに顔の左右から後ろにかけての襟がダークグレイ
・腹部:トリコロールの癖に、下半分脇から後ろにかけては白なのでその上が赤
・肩アーマー:白いがフックみたいになってる部分から下側にかけてダークグレイ
・二の腕:肘辺りのラッチ(?)部分が灰色
 
 辺りです。
 まぁ多少多いですが2時間ぐらいで終わるかな〜と思って始めたんですが……が……っ!!
 
 
 うがーーーっ…むちゃくちゃメンドクセーーーーーっ!!!
 いやはや、軽く4時間以上はかかりました!
 微妙な面とか角度とかあった上に、生来の不器用さがシンクロして切って貼って切って貼って切って貼っても全然終わらない〜〜〜〜っ!!!
 もうね、いつぞやのストライクのカラーリングを決定した奴の悪意が見えた気がします。
 これでも脚の部分は後ハメする事にしていたのでまだマシだったんですが……これで脚もだったら俺はストライクのパーツをゲルググで踏むね!何度も!!
 結局マスキングだけで力尽きてFZのパチ組みどころか塗装も無し!
 カラー決定した人間に対して罵詈雑言を頭の中で浮かべながら寝ました。
 あああ、でもマスキングしてもはがしたら吹き込んでた部分があったり、塗れて無かったりする部分があるんだろうナァ……だからマスキングは嫌なんだ……。
 次に何か作る時は完全に色によってバラバラにして、各くパーツ単色塗りにしてやる……っ!
 まぁそんな感じで進んでますがなんか殺る気は限りなく下がったまま、エールの改造もまだですしすっかり忘れていたシールド(こっちは色事に完全にバラバラにした)の塗装もまだ終わってませんが、ようやく終わりが見えて気た気がするゼヨ……。


UC−37.05.25 つや消しと艶あり……

 と言う訳でストライクの続き、エール部分はまだ塗ったパテが乾いていないので色塗りです。
 ちゃっちゃと色を塗って、乾いたら後ハメの部分を組み立てつつ、クリアーコートしちゃいます。
 早く形にしたいからな〜〜〜……と思ってたんですが、やっぱいろ塗りは下手と言うか何と言うか……特に機体色の白が思ったような艶が出ないナァ…と思い、自分の腕の悪さに腹立たしさを募らせつつ何度かやり直してました。
 傷とかもありましたしヤスリで削り落とし、また吹いて、機にいらなくて……が、塗ってるアクリルのボトルをよく見ると。

『フラットホワイト』
 ……あれ?
 思わず艶ありと艶無しのスプレーを見直す。

 
・艶あり=グロス
 
・艶無し=フラット

 

 艶無し=フラット!

 艶無し=フラット!

 艶無し=フラット!!

 艶無し=フラット!!!

 げげぇ〜〜〜っ、艶出ねぇ筈だよ!!
 通夜無しのしかも白を艶出るように頑張ってたなんて……なんたる弩AHO!
 自分の馬鹿さ加減に父ちゃん情け無くって涙も出ネェや!
 泣きながら白い部分全部削り落としつつやり直し、マスキングが面倒な場所ややり直しが嫌な部分は筆塗りしました。

 で、後ハメできる部分は組み上げてクリアーコーティングしました、PS装甲の場所はグロスで、それ以外……エールやビームライフル、ビームサーベルはフラットで。
 まぁ後ハメパーツを合体させる時にアクリルが一部生乾きで色々ひどい目にも合いました。
 というか、完全乾燥していないうちに触ったり組み上げたりした俺が悪いんですがねぇ(汗)。
 アクリルの厚吹きは一週間以上乾燥させないとダメだナァ……。
 
 
 とまぁ、そんなこんなで今色吹いたりクリアー吹いたりでほとんどのパーツはこんな感じで乾燥中。
 後はエールと、シールド、一部クリアーして無い部分、そして顔かなぁ……これがまた小さくて面倒。
 エールはそろそろパテも乾燥したので形出しをしようかと思ってます……羽とか間だ整形すんで無いしナァ。
 気が付けば今週で今月も終わり! さっさと完成させなければっ!!!


UC−37.06.01 とりあえず物はできた

 なんだかんだで天気の悪い週末、こう寒くて天気が悪いと座ってるだけでも腰痛なので、思ったようには進めませんでしたが、ガッツでこんな感じの所まで進みました。
 とりあえず本体はほぼ終了、PS装甲を表現するのにちょっと変わった方法を……と思ってましたが、フラット=つや消し事件や時間が無い等により普通に表面処理して艶ありを何回か積層する普通の方法で仕上げる。
 ……いやまぁ、傷があったり埃付いたりして削ってある部分もまだありますが、とりあえずパーツは揃ったと言う事で。
 後ハメの時にパーツを一部割ってしまってます、目立ち難いですが左肩アーマーが合わせ目からバッキリと(汗)。
 とりあえず裏側からちょっとだけ流し込み接着剤流して、表面に影響が出ないようにリカバーしてますが……ちょっと酷い割れ目になっちゃってます(大汗)。
 まぁ、肩のフックみたいなパーツのおかげで見え難くなってるので、もうこのまま行こうかと。
 しかも左脚の股関節がボッキリ折れました(泣)。
 1mmの真ちゅう線を通して接着しましたからなんとか強度は保ってます……しかし何故こんな時に限ってテンション下げる妙な破損が起こるかナァ(まぁ力入れ過ぎた私が悪いンですが、自業自得…というか自業地獄って感じ(汗))。
 そういえば、顔の中は付属のシールなんですが……シールと侮ること無かれ、自分で塗るより余程綺麗でうまくいってくれました……爪楊枝で目の辺りの凹凸をしっかりつけたのがよかったみたいだナァ。

 そんなこんなで組み上げたのがこれ。
 
 全身正面写真はピンボケだったので削除(笑)。
 一部まだなんだかナー的な部分もあるけどもう妥協。
 本体はもう一層クリアーしてから墨入れしようかと思ってますが、ただエナメルとかだと浸透圧で破損したパーツが割れそうなので、墨入れペンとかのアルコール系で入れちゃおうと思ってます。
 しかも黒で(笑)、無駄にメリハリを付けようかと、種系PS装甲MSはそんな感じにしちゃおうかと。


 本体はそれとして、エール部分も着々と進めております。
 まずは翼、見え難いですがスジ彫りを入れてやりました……が……っ!
 もうこれがガタガタで、全てをぶち壊してから田舎に引き込みたくなります(慟哭)。
 私のプラモで嫌い(苦手)な作業は1位がマスキングで、2位がスジ彫り入れなんですよネェ……その名に恥じぬガタガタっプリ(泣)。
 つーか実は良く見えない(老眼!?)ってのもあるかも知れませんが、ガタガタのゆるゆる。
 サフってガタガタで中がキッチリ掘り込めてなかったりとかが良く判ったので、もうちょっとやり直しますが……無駄に太くなったりしないかナァ…既になんどかゼリー状の瞬着詰めて乾かして掘り直して、とか繰り返してましたがね……。
 まぁ羽は前方が赤で後方が黒、黒っぽければそんなに目立つまい……(汗)。  
 そんな訳でエール本体も『サフを吹き→傷チェック→ゼリー状瞬着で傷埋め→ヤスリがけ→サフ吹き……』を何回繰り返したのやら……。
 ようやく満足行く状態になったので仮組みした本体に合体させてみます……ちなみにエールも大まかな色毎にバラせます……今思えば羽も色毎に…否、スジ彫り毎にバラしておけば、スジ彫りに悩む事も無かったかナァ……。
 それが以下の写真。
 うん、まぁまぁかな…妄想通りのバランスって感じになってくれました。
 欠点としては後ろにバランスがあるので倒れ易い事(笑)。
 まぁ飾り台買ってあるので、完成後は飛行形態での空中ディスプレイにする予定なのでまぁいいか。


 とりあえず現状はこんな感じ、細部を手直ししてエールの塗装後、墨入れをキツク入れ、ウェザリングは土埃や煤汚れを少々……なにせPS装甲なので傷は付きませんから、チッピングだのドライブラシはしません(笑)。
 シールドも現在サフってます、無駄にカラフル(ホワイト、グレー、レッド、イエローの4色)なのでマスキングするよりはマシとばらばらにしてありますので、色塗り終わればあっと言う間に組み上がると思います(笑)。
 あ、エール本体の上にある短い垂直翼みたいの付け忘れてる!(汗)
 天候が良くなかったのでプラ模る時間が少なく結局5月中には完成できなかったのが心残りですが……まぁ仕方が無い、あともう一息、こうなったらなるべく早くやるしか無い!
 ……あっ、ソードとランチャーパック忘れてた!!!


UC−37.06.15 げぇっ、これは孔明の罠だっ!

 なんだかんだで天気の悪い週末、天気が悪いと腰痛なので座ってるだけでも痛く、思ったようには進めませんでしたが……あれ、なんか前にも同じ文書いたような?(汗)
 ともあれ、この週末でストライクはさっさと蹴りをつけようと………終わりませんでした。orz
 ……いやはや、なんでこうやっていくたびに罠と言うか、思わず粉々にしてやりたくなる衝動に駆られるんだろうか……確かに事前のリサーチが足りなかったといえば足りないって事ではありますし、ゲーム(ネ申ゲームとの誉れ高いGODofWAR)もやってましたがね、それでもこんな無駄なデザインしてなければ……とか思う事然り。
 うろろぉ〜〜〜ん、さっさと終えたいのにこのストライクは〜〜〜〜っ!
 ほんっっっとうに手が掛かる駄々っ子で、しかも悪意がちらちらと見え隠れする悪魔っ子ぢゃよ〜〜〜〜〜〜っ!!
 
1:墨入れの罠
 マズは墨入れ、本体の加工とかはほとんど終わっているので、薄めエナメルをはっきりさせたい角の部分やパネルラインに流し込んで、ある程度乾くまでエール部分の上に垂直にちっちゃい翼みたいなのを作りつつ、さァ拭き取りを……と拭き取りました。
 が……全部拭き取れちゃったよ!
 確かに艶ありにするのにいつも以上に塗料吹き付けてましたが……それ対策に事前に結構な時間と労力を注ぎ込んで墨入れしたい部分の角をカッターとか先の尖った長い画鋲とかアイスピックとかである程度掘り込んでおいたのに!
 結局全部塗装で埋まっちゃってたみたいです……ガッデム!
 角が丸く塗料が残っちゃった感じで……墨入れが無いと凄くぼけた感じになっちゃう(特にサイドアーマーの折りたたみナイフ収納場所)ので、またけがいたりなんだりしてやら無いと……。
 でも既に塗装どころかクリアー散布まで終わっているから……間違ったりはみ出したり刃が滑っちゃりしちゃうとリカバーが大変な事に……。
 _ノ乙(、ン、)_
 まぁ自業自得ともいえないことでは無いんですがね…テンションだだ減り……。
 とりあえず脚のふとももの膝の回りはちょこちょこ入れ直して墨入れてみましたが……この時私は真の孔明の罠がその口を開けていた事に気が付いてしまったのです……。
 
2:色指定の罠
 墨入れはまぁ何とかなったかナァ…とふと説明書を見て驚愕!
 げげぇ〜〜〜っ、ストライクは太腿の膝関節の裏側も関節と同じ色だったのかぁぁっ!
 

これは既に色を塗った所、筆塗りしてみただけなのでまだ塗りが荒い
 
 ぬはぁぁぁぁっ、今の今まで気が付かなかった……とりあえず塗ってみましたが、艶ありなのでなんとなく塗料弾く…一度ペーパーで全部落としてから塗ればよかった……適当過ぎるので塗りなおしだ。
 なんかもう、テンション下がりまくり……こんな所にもストライクの悪意…が……っ!
 
3:黒い塗りつぶしの罠
 なんかもう、グタグタになりながらも残った墨入れを拭き取りつつ……ああ、そういえばストライクには胸の横スリットとか、二の腕の菱形の所とか、フロントスカートの所とか、黒で塗り潰されている部分があります。
 ……これがまためんどい!
 エナメルで塗っちゃえばリカバーもできて楽なんじゃないか……と思ってましたが、元々墨入れが楽に拭き取れるのは薄めたエナメル塗料だからであって、しっかりと黒を乗せようとしたら普通の濃度じゃなきゃいかん訳で、それだと吹き取りがメンドイ……筈。
 これはあくまでやる前の考え、リカバーがやりにくいかナー程度の考えだったんですが、なんと逆!
 はみ出し部分をエナメルでさっと一拭きしたら……うおお、いらん部分まで取れた!
 そうです、艶ありでつやつやなおかげで、どんなに濃い濃度でもさっと全部取れてしまいます!
 うはぁ、それじゃぁどっちにしろはみ出せ無いじゃないか……うおお、これはめんどくせぇ……。
 ついでに足首の関節内部…赤い靴底の部分に関節部分の灰色が乗っかってるんですが……ボールジョイントの部分が赤にグレイで目立っちゃってる……。
 TVとかじゃ黒塗で塗り潰してたり、うまく他のパーツで隠してるんで判らないんですが、プラモじゃ目立つ目立つ……この辺は関節隠しパーツでも作ればいいかもしれないが、今回は可動が悪くなってしまうのも困る……関節が乗っかる部分は黒塗装してしまえば目立ち難くなるかナァ……どーにかしてやら無いと……あ〜〜〜ぁ、めんどくせぇ……。
 
4:ビームライフルの罠
 とりあえず適当にやったり見なかったことにして放置したりしつつ、大好きな武器をいぢる事に。
 ストライクのビームライフルは単色で素直なのでらくちんだなー墨を順調に落としてそーいやスコープはいつぞや買ったクリアーなレンズパーツにしてやろうと思い、レンズは何色かなと説明書見たら……。
 げげぇーっ、なんじゃこのレンズ部分にある邪魔そうな横板は!!!
 何の冗談か、照準用と思われるスコープのレンズと思われる部分を、横に横断する謎の板の仕切りがあってレンズ状のクリアー部分を上下に別けています!
 いやこれ変じゃね!? レンズだろうがカメラだろうが二分してるってこれ、どんなテクノロジーか知らんが邪魔なんじゃね!?
 もしかしたら2つあるセンサーを上下に配備し、それをレンズ状のパーツでカバーしてるだけかもしれないけど!
 …でもそんなライフルのレンズ状のパーツはストライクとデュエル、フリーダム&ジャスティス(いつ言っても恥ずかしい名前だ(笑))しか見あたら無いし、両軍のMSの武器でそうなってるんだからCEはそういう技術形態が世界的にあると思うんだけど、武器のレンズ状のパーツでそうなってるのあんまりないっつーか狙撃用ジンのライフルはそうなって無いし!
 CEのテクノロジーはどうなってるんじゃ〜〜〜〜〜〜っ!
 まぁここはもう俺流で!
 板パーツ作ってやればいいかもしれんがもうメンドイ!
 レンズ状のパーツの見でOKに! 俺の世界の種MSはみんなこうなんじゃ〜〜〜〜っ!!!
 

カーソルを載せると別アングルに
 ……レンズはみ出過ぎたけど、まぁいいや!
 ここはこれで終了!


 と言う訳で、げげぇっ、これは孔明の罠ぢゃよ、ぎゃわわ〜〜〜〜っ!って言う感じの部分はこれぐらい……なんかもう十分な気もしますが。
 後はまぁ普通に出来てるって感じ。
 
 
 左はピンボケなお顔部分……なんか微妙〜〜〜な感じで、黄色いアンテナの右の下辺りの窪みが埋まっちゃってたりしてるので、もう少し修正とか何とか必要っぽい。
 頬の横の隙間も黒塗りしてやら無いとナァ。
 とりあえず額と後頭部のカメラっぽい奴はいつものカラーテープを貼ったので光ります。
 右は全体的なパーツの状況。
 とりあえず気に入らなかった羽のパネルラインは気になりが大きい部分だけゼリー瞬着で埋めて掘り直し、何度も気に入らなくて何度も殺り直しました……完成しなかった多くの要因はこれと言っても過言では無い。
 しかもやり直しまくっているうちに雨が降ってしまって一気に湿度が塗装限界点を突破してしまうし……。
 シールドは赤と白と黄色のマスキングはもうこりごりなので、一気に分解して個別に塗装中。
 まぁシールドも含めて赤い部分は塗装終了、あと羽とエール本体は黒い部分をNATOブラックで塗ってやるのみ。
 ……いや、ストライクとエールを合体させてみたらエールの肩の上に来る部分が前に来すぎて顔を圧迫しているようだから、この部分は短くするかもしれないナァ。
 猛もうとにかく、なんだか疲れたのでさっさとストライクは終了してぇ……なんかもう嫌な所ばかりが後半になるにつれ、牙を剥いて襲い掛かってくるんじゃよ〜〜〜っ!


UC−37.07.08 と言う訳で、GAT-105、ストライクガンダムです

 と言う訳で、GAT-105、ストライクガンダムです!
 とりあえず本体は完成……という事に。
 一部塗り残しとかありますがそれはそれ、そんな感じで本体と武器周りはもういいかなと。
 あとはウェザリングですが、PS装甲はあまり傷付かないので汚しは無し、足元に砂被せるとかで、油とか水垂れも無しです。
 ……マードック班長がそんな汚れを放置するとも思えないしな!
 ドライブラシもパーツをはっきりさせると言う効果があるので、一部だけは極薄くやってみようかと考えてますが。
 しかしPS装甲では無いと思われる武器、エールにはドライブラシなどはしっかりやってやろうと思ってます。
 ……といいつつ、シールドも対ビームコーティングしてるみたいで、対ビームコーティングと言うと表面がつやつやしているイメージがあるんだよなァ……。
 種MSは、PS装甲とか対ビームコーティングとか、謎の新素材が多くて機体表面がイメージできなくて困る(汗)。
 とかいって写真撮影で装備付けたりしているうちに、シールドをつけるオプションをつけて外したらその部分の塗料が削れた(泣)。
 肘のフックみたいな奴に挟み込むパーツだからまずいかナーとは思ったんだけど……結構クリアー厚吹きしたからいけるかもと思ったんですが…ダメでした。orz
 これはせっかく肘にポリキャップ穴があるので、シールド取り付けようアタッチメントを作ってやるとするか。
 …ぶっちゃけただの短いプラ棒でいいんですがね、キットと同じく横に取り付けれるパーツは差込型で作ってやるとするか。
 後一部削れてる部分とかあるんだよなァ……普通なら錆と賭けズラ他部分にしちゃうんだけど、今回PS装甲は傷付かないにしてるからなぁ……塗装面も均一を心がけてるから……また塗りなおしですか?(泣)
 しかし……こうして見ると細身なんだけど以外にマッシブに見える……無駄に苦労した分、案外愛着が沸いて来たかなぁ……。
 色々ポーズとって遊んでいたら、結構肩と足首のポリキャップが目立つ……この辺の隠しは作った方がいいかな、足首は可動が悪くなりそうだから放置として、肩のポリ隠しぐらいは作ってもいいかなぁ……。
 と言う訳でポーズ集。

 可動部分に関してはまるでいじって無いんですが、それなりに動いてくれるんでびっくりしました。
 膝立ちも右下ぐらいまで出来ますしね、この状態で下で紹介したメモリアルパーツ使えば、膝立ち射撃ももっと自然になるでしょう。
 某Mixiの日記ではこの画像群の一部は公開していたのですが、iyahhoさんに『ストライクは塗装は面倒ですけど、色塗ってみるとかなり結構かっこ良くなる』と言われましたが、確かにその通り。
 マジで完成しないんじゃないかと思うぐらい苦労しましたからね……まぁそれでも表面の状態は酷いものなんですが。(汗)。
 いやぁ、モデラーや彩色する人への悪意かと思ったぐらいの色指定でしたが、こうして見ると計算された色指定だったんですネェ……つーか本当に色が塗られて無いと良く見えない……塗ってる最中はただ面倒くさいだけだったですが(笑)。
 で、ちょっとUPした画像。
 埃が付いてるとか以前に、塗りが汚ネェ……特に顔の角の塗り別けや墨入れと肩のグレー(泣)。
 まぁ元々あまり凝ってやる気が無かったんですがね……しかしそれが失敗だった、もっと塗り別けのためにバラバラにするべきだったぜ……。
 シールドの塗り分けがそれなりに見えるのは、色事に完全に分割したから。
 ……まぁおかげで、シールドの上端の赤い部分の色がちょっと変わってしまったんですがね……。
 と言う訳でエールの現状。

 羽を取り替えてエンジン部分を1cm延長したんですが、色塗り終わるといい感じでまとまったかなと。
 ちなみに中央の白いパーツ――バッテリーらしいんですが――は何もしていません、でもバランス的にもそんなに悪くないかな、と。
 ちなみにビームサーベルは撮影用に取り外しています。
 色塗りとか終わってますが、下エンジンの黄色い部分の塗りが終わってません……面倒だ……。
 ここも分割して別パーツにして置けばよかった……今死ぬほど後悔してます(泣)。
 ここの塗りとかが終わったら乗って無い部分に墨入れして、ちょっとだけウェザリングして、ドライブラシして、もう終了にしたいと思います。
 あああ、そんなに手も入れないし基本色だけだから簡単だと思ってたのにぃ〜〜〜〜っ!
 一番下が装備一覧、俺的にはシンプルです……そーいやブルーフレームにバズーカ突いてたから、一緒に作ればよかったなぁ。
 で、エールは未完成ながらも合体の図。
 ポーズ取るのが面倒(股間に刺した台が不安定だったのでポーズ取らせるのが怖かった)なので素ですが、こんな風なバランスになります。
 ヨシ、俺的に目指したバランスにはなってくれたぜ!
 これで下のメモリアルパーツがあれば、この為に作ったあのポーズも……。
 と言う訳でこれがメモリアルパーツ。
 左の写真みたいに上半身のポリキャップの前後を削ってやると、前後に傾ける事ができるようになります。
 その上で左の写真の下側にあるスペーサーパーツを組み合わせると……。
 右の写真のように体を倒しても隙間を目立たなくさせることが出来ます。
 これが無くても前後に倒すようには出来るんですがね、スペーサーがあればぐらつきを無くす事ができるので便利です。


 とまぁ、現在ストライクはこんな感じ!
 もうちょっと、もうちょっとで完成できる……ようやくこの呪われたと言うか、人を怒らせるに事欠かないと言うか、悪意の見え隠れるというか、そんなストライクにイライラを募らせずに、動かして遊ぶだけになるんだ……がんばろう、頑張れ俺!


UC−37.07.15 ようやく完成! ストライク

【エールストライク】
 先ずはエールストライク、大気圏内改装バージョン。
 四方向っぽい角度からの写真。
 エールとビームライフルとシールドは超お手軽に鉛筆(3B)でドライブラシ。
 足回りだけは土と言うか砂埃で汚し、エールのノズル周りも黒と茶色のパステルで汚しております。
 死ぬ程苦労したエールの下部エンジン部分の黄色い部分は……そーいやシールで終わらせようとしていた事を思い出し、シールを貼って終了。
 早く思い出しておけば3日は完成が早まったのに……まぁシールでも艶消ししてしまえば判らない物ですからね!
 とにかく、ストライクも結構お気に入りの機体となり、今後はポーズ変えたりなんだりで遊びつくそうと思います(笑)。
 ちなみに判り憎いでありましょうけど、ビームサーベルを持つ手はキットに付属の物にようやく色を塗った物。
 ビームサーベルを切り落としてクリアーの物に変えてあります。
 ……なんせエールに付いてるビームサーベルはそのままですからね、どっから取り出したんだ(笑)。
 んでもって、相変わらずの設定妄想をば。
 
【設定】
 ストライカーパックの中で、大型可変翼(ラジエータプレート兼用)と4基の高出力スラスターを持つ高機動戦闘用であるエールストライクであるが、本来エールは宇宙用の装備であり、大気圏内ではその大推力と主翼の空力効果によって、ハイジャンプや短時間の飛翔を可能としているに過ぎなかった。
 第八艦隊とアークエンヂェルが合流した際、今後地上でのストライクの運用を考えるとエールの大気圏内運用は必須であり、また新しい大気圏内飛行用ストライカーパックを作る時間も無かった為に、エールパックを改造するパーツを引き渡すに止まった。
 このパックは、大気圏突入後に地上でエールを改装した物である。
 まずはエールの推進部を大気圏内用のジェットに換装、この為に上部エンジン部分は延長された。
 下部エンジン部分も可動型ジェットエンジンに換装したが、外見的には特に変わっていない。
 また、翼も大気圏内での運用に最適化してより大型の物となり、艦内では大型化した翼がかさばる為、水平に近い角度から収容用に下部に90度折り畳められるようになっている。
 これらの換装と飛行時の体勢制御の為のOSの改造で、ストライクはより長期間の飛行に耐えれるようになり、また機体の状態によっては低空を這うように飛行する事もできたと言う。
 これらのデータにより後年ジェットストライカーパックが開発され、地球の空を変形無しでMSが飛行できるようになったのであった。

 とまぁ、そういう脳内妄想を巡らせて作っていました。
 う〜〜む、妄想モデリングは種MSにも有効だな!(笑)。
 MSV好きとして、こっちの妄想の余地のあるMSは何でも大好物なんで……物語や関連スタッフの醜悪さに目を瞑り、MSだけに目を向ける……即ち
 『負債憎んで種MS憎まず』
 という極致になれば、種MSも全然OKなのです!
 うむ、我らが眼鏡御大、磨伸映一郎先生の教えは真であった……っ!!
 ……そして……っ!
 
 これが噂の“MSで低空を這うように飛行する”、地面効果翼機形態……名付けて
 エールストライク・WIG(=Wing In Grand Effect:地面効果翼機)モード!
 地面効果とは……高度が主翼の長さの半分よりも低くなると随伴渦と地面の干渉により自身への吹き下ろし角が減少する事で空気抵抗が減少し、機体が同じピッチ角の場合は揚力係数が増加するという状態の事。
 簡単に言えば、『翼が地面に近付けば揚力が増し、空気抵抗が減るなら空中よりは速くなる!』という乱暴な話ではありますが、実際旧ソ連では“カスピ海の怪物”というエクラノプランてのがありましたしね!
 KMと言う名前らしいんですが、これは全長約100m、最大積載時の離床重量は540tにまで達し、水上数mを時速400km/h以上で巡航することが出来たとの事です。
 MSが通常で飛べなくとも、地面付近で揚力が増えて空気抵抗が減るならエールストライクでも飛行機みたいに動けるのではないか?という論理で発案されたのがWIGモードなのです。
 エールの羽を大幅に延長したのにはこれができるようにしたい為だったのです!
 主翼の長さの半分の高度が取れれば地面効果にあやかる事ができるので、主翼を伸ばしつつ、MSが飛行する高度をギリギリ下げられるポーズを追求した結果、この体勢になりました。
 前のメモリアルパーツもこのポーズの為であり、前側に腹部から曲がらないと最低高度を取れないんで。
 エクラノプラン並でも地上スレスレを時速400km/h以上で巡航!
 これなら砂漠や海上等の障害物の少ない場所でなら高速戦闘が出来る筈、これまで以上にストライクの運用バリエーションが広がるぜ!


一つ前へ