『MSM−04N:HGUCアッグガイ』  [ガンプラ:スケール 1/144]
[完成品]

『ジオンの系譜』に出てくる、アッグガイのかわいさとへにょさと怪獣っぷりに惚れて開発を決意。
 UCHGのMSM−07S(CA)の手足を使って滑らかに動くアッグガイを目指す。
 UCHGのMSM−07S(CA)を使う理由は、『ジオンの系譜』でアッグガイにシャア大佐を乗せているから…何か凄くもったいないパイロットの使い方をしているような気がしないでもないが、どうせ自分で国作った挙句にそれ叩き潰したら名前変えて別陣営にいるんだしいいか…と思って。
 それに予算不足で「フラナガン機関」も作って無いし…今のところ唯一のNTだから、終盤でもこれでやってくれるかなーと。
 いや、これがけっこういいんだ!
 敵に突っ込むときにヒートロッドをみょいんみょいん揺らしながら歩いてくれるし、ヒートロッドで殴った上にヒートロッドで突き刺すし!!
 いやぁ〜っ、かっこいいっ!!
 さっすがシャア大佐!!
 でも耐久力低いから撃たれると直ぐに数減っちゃうけどな!


 GW某日、『連邦のゴブリン:GMライトアーマー最適化型』の作成の息抜きにパーツの切り出しを開始。
 MSM−07S(CA)の手足の蛇腹部分をどうやってつなげようか悩む。
 で、セロハンテープで仮止めしたアッグガイのパーツとMSM−07S(CA)の蛇腹部分を見比べて終わる。

UC−42.09.07

 と、いうことで、3台目のマゼラベース(ノーマル)と、それまでのマゼラベース(多脚・ホバー)のペーパー等をしこしこと…クローラー(キャタピラの商品名じゃない名称)は転輪が面倒だねぇ……はっ! (゜△ ゜;)
 気が付くと1/144アッグガイとHGUCズゴックを手になんか作ってるよ、俺っっ!!! (◎△◎)
 …どうやらペーパーに飽きたらしい…関節のある奴も作りたかったのか…にしてもHGUCハイゴックでも、HGUC寒冷地GMでもなく、何故に1/144アッグガイ+HGUCズゴックのミックスビルドで、よく動いてかっこも今風なアッグガイなのであろうか…(汗)
 しかし無意識ってのもあるもんだねぇ…本当に気がつくとやってたって感じ(汗)。 (´〜`;)>
 で、貴重な二連休はこれをいじくりたくってました…せっかくだから、見てもらおうかと…。
 
 二日でこんな感じにまでなった…こんな時は手が早いな、俺。
 本体は横に太すぎる気がしたので、4mmぐらい幅詰め…もうちょっと詰めても良かったかな?
 頭はほぼ無改造で、頭にプラ棒、本体に接続するポリキャップを埋め込んだだけ。
 で、手足は写真右を見れば一目瞭然…HGUCズゴックを使用、接続のポリ球をバラバラにして、プラ角棒で胴体に接着…おかげでほぼ無改造で手足の接続は可能になりました。
 肩アーマーはアッグガイのをはめ込み用の部分とか切り取って平らにし、それで出来た穴に接続用のポリを通して腕と挟んでいるだけ…なんかこう、HGUCのGMとかと同じような構造(笑)。
 腕の先っぽは本当はぜんぜん違うんですが、HGUCズゴックのままを使用する事に…ズゴック爪バージョンも簡単に作れるし、何より楽!
 まーきっと、キャルホルニアベース戦末期、パーツの無い状態からジャンクを無理矢理合体させ、連邦水上艦隊迎撃に出撃したが居たんでしょう!
 腕パーツは別のバージョンも考えておりますので取り外しの効く事だしこれでいいやと言う事で。

 アッグガイの腕の先っぽを切り取って、この状態でズゴックの爪と交換可能なように加工しようと画策中…今接着したばかりなので、乾いたら裏をなんかで埋めて接続用のプラ棒を差し込んでOK!
 ヒートロットは、豪華にも2mmぐらいのモビルスプリングをそのまま使用して、先っぽはそれっぽくなんか考えるという事で。
 …思えば、こいつの発売当時は入手困難であったモビルスプリング…ハンダを巻こうにも重くなりすぎるしと、いつか大人になったら豪華にもモビスルプリングに針金を通したものでヒートロットを…と言う夢が20年の歳月を越えて遂に現実のものに…!!
 あと誰でも考えることですが、ハイゴックの腕ミサイル装着も可能にしてみたいねぇ…。
 あ、真ん中は口(笑)です…エバ社のプラ板とか貼って多少はかっこよくしてやろうかと。
 
 脚の辺り。
 太股はHGUCズゴックのジャバラで、膝から下はアッグガイのもの。
 …作ってみて思ったのですが、アッグガイって足首動かない…というか足首無いやん(笑)。
 右の写真を見れば判りますが、アッグガイの膝下にHGUCズゴックぽいポリキャップをプラパイプとプラ棒で新造して接続しております。
 おかげで左のように稼動範囲がかなり自由に…アッグガイで『ジャブローに散る』も可能です(笑)。
 股関節アーマーがまだ出来てないですが、肩アーマーみたく挟み込みにしようかと…でもそのままでは太股に入りきらないので、下側を切り取っておこう。

 気が付くと手の先っぽとヒートロッド、股関節カバー、口、そして胴体の接着と表面処理、塗装を残すのみという所まで仕上がっているから不思議…。
 私の搭乗機というか、我がサイトのメインパーソナリティー的MSがこの『HGUCアッグガイ』(ちなみにマスコットは多脚マゼラ(笑))なので、いつかは作ろうと思っていたのですが…こうやって無意識に手を出すとは思わなかった(笑)。
 いや、本当にあの時何を考えていたのか…『宇宙世紀AFV大会―栄光無き、地上の星屑達―』の締め切りも二ヶ月を切ったというのに!
 艦船ちゃんで地獄を見て心が乾いた俺的には、今度こそ余裕のある参加と満足の行く塗装を!
 その為にサイトを一時閉鎖して修行に励んでいるのだ…目的を見失ってはいか〜ん! <(≧□≦)>
 …というか、無意識のうちにHGUCアッグガイ作ってる時点で見失ってる〜!! \(≧皿≦)/


UC−42.09.08
【アッグガイ考証…アッグガイの複眼(compound eyes)とそのシステム】
 
 さて、アッグガイを見ると取分け目立つのは、その巨大な複眼と、それを取り巻く横にした三日月型の頭部でしょう。
 デカイとか意味無いとかどうやって稼動するんだとかいろいろ言われますが、今回はこの複眼とそれに付随するであろうシステムについて考証したいと思います。
 まず、何故複眼か、ということについて考えましょう。
 複眼とは『個眼が多数集まった目。節足動物(昆虫類・甲殻類など)や多毛類などに見られる。物体の形態を識別できる。昆虫では色彩弁別の能力もある。広い視野が得られるのも特徴。しかし固定された目であるため、ピント調節をすることはできない。また左右の動きには敏感だが、遠近感がないため前後の変化には鈍感。』 ということであるが、MSにこれを採用した場合果たしてどうなるか?
 複眼の一つ一つはいわば独立した一つの目であり、昆虫はピントを調節できないとか遠近感が無いとかの特徴があるようですが、MSにはこれらは無いでしょう…少なくともザククラスのモノアイが集合している複眼と思われます。
 で、ザクやグフやドムやアッガイやズゴックそしてゾックやジオングでさえ、モノアイ一つで済んでいるというのに、それを大量に並べて複眼化する意味は一体なんなのか!?
 ここでは、昆虫の複眼の特徴でもある『左右の動きには敏感』 に注目したい。
 模型等を見る限り、アッグガイの複眼はドーム状に半球になっているように見えます。
 これは、前方約180度…とまでは行かなくとも120度ぐらいに対して、複眼で監視していると思われます。
 言うなれば複眼を構成するモノアイ一つ一つが、決められたエリアを監視しているといってよいでしょう。
 モノアイが捉えた画像全てをコクピットに投影する事は…出来なくも無いですがパイロットがそれを全て認識する事が出切るとは到底思えません…。
 模型で確認すると、六角形のモノアイが少なくとも二廻り…最低19個、その周囲に欠けたりはしていますがもう一回りありますので、最大37個にもなります(六角形の仕切り一つがモノアイ一つとして、ですが)。
 これだけのモニターを並べる事は、できない訳では無いでしょうがパイロットの認識を考えると不可能です。
 ではどうするかと言うと、個々のモノアイで捉えた情報は一度コンピュータ等の高度の情報収集分析機を通し、一つの画像としてパイロットに表示する、が一般的でしょう…一年戦争標準の地上用で言えば、前左右に大型のディスプレイがあるというのが標準です(他に上空や後方とかの小型モニタがあると思われます)。
 で通常はモノアイとサブカメラで行っている視覚による外部情報の収集は、自機に対して一定の検索エリアが固定されている複眼ならより多くの情報を得られることは容易に想像できます。
 外部の情報を多く得られ、それをきっちり情報分析できるのであれば、敵の動向をより詳しく掴む事が出来ます…これは格闘用であるアッグガイにとって非常に有効に働きます。
 まさに相手の移動先を予想するかのような機動ですばやく格闘に持ち込むことが出切るのでしょう。
 …しかし、複眼にした理由はそれだけでしょうか?
 アッグガイの製作は、キャルホルニアベース工廠とも言われていますが、アッガイがジオニック社製であり、水陸両用MSのシェアをMIP社製のゴック・ズゴックに奪われている所を見れば、ジオニック社の手も何らかが入っていると考えられます。
 データでは、武装は4本のヒートロッドしか有りませんが、頭部と腕先に砲口のような物が確認されます…ビーム兵器は無理でしょうが、アッガイと同程度の武装(105mmマシンガン等)がされていたか、される予定であった事は間違い無いでしょう。
 ズームパンチとブーメランしかないゾゴックよりは本気(実用に耐える武装)であったことが伺えます。
 そうすると頭部に105mmマシンガン×2、両腕にヒートロッド×2、105mmマシンガン×1の武装ということになりますが、これでもアッガイと同等か、それ以下の武装ということになります。
 水陸両用MSのシェアを奪い返したいジオニック社は、射撃戦ではアッガイに劣り、格闘戦でアイアンネイル×8+フレキシブルアームのアッガイと比べ、ヒートロッド×2と同等かそれ以上のアッグガイで何がしたかったのか…。
 私はここに『複眼とコンピュータの高度の情報収集分析による自動反応システムこそ、ジオニック社の目的であり、アッグガイ製造の目的は、そのシステムの構築にこそ合ったのでは無いかと、提唱します。
 この『複眼とコンピュータの高度の情報収集分析による自動反応システム』とは何かといいますと、簡単に言えば『MSが勝手に回避/攻撃するシステム』です。
 複眼で得られる高度な情報を処理し、脊髄反射のように敵に対して反応するのです。
 敵が攻撃範囲内に入った場合、自動的に攻撃する。
 航空機から投下された爆弾を自動的に回避する。
 敵が射撃をするポーズを取り、その射線上に自機が移動する機動を取っている場合、自動的に軌道を変更する。
 左右から挟撃された場合、より小さな機動で回避できる攻撃は回避し、攻撃することで相手を阻止できる方は攻撃する…。
 これらは、モノアイの分析能力では不可能で、複眼による高度な情報収集能力が合って初めて可能になることです。
 アッグガイは、ただの格闘用の試作MSだったのではなく、『複眼とコンピュータの高度の情報収集分析による自動反応システム』の試験運用とデータ収集こそ、アッグガイに与えられた目的だったのです。
 ルウムにおいて多数のベテランパイロットを失ったヂオン軍にとって、若年パイロットでも十分な戦闘力を発揮できうるシステムの構築は魅力的だったに違いありません…そしてジオニック社製もそう考え、シェア奪還を目指してシステムを作り出そうとした事は十分考えられます。
 …結局、後に複眼を持つMSが無い事から『複眼とコンピュータの高度の情報収集分析による自動反応システム』は上手くいかなかったと思われます。
 原因はいろいろ考えられますが、システムが敏感に反応しすぎたか、逆に反応が鈍感だったのか、そのバランス取りに苦労したのかもしれませんし、自分で予想したと別の機動をするMSはそうとう乗り心地が悪かったのかもしれませんし、そもそも複眼とはいえ相手の状態を確認するまでの解析能力がなかったのかもしれませんし、情報を収集解析するコンピュータが必要とされる能力に満たなかったのかもしれません。
 最も考えられる事は…アッグガイの頭部の大きさを考えるとMSに収まりきらなかったが考えられます。
 その為『複眼とコンピュータの高度の情報収集分析による自動反応システム』の研究は、より大型のサイズであり、同じ複眼を持つMA…『ザクレロ』に移されたと思われます…。
 宇宙そらに進出した『白い悪魔』R×ー七十八に対し、ビグロがパイロットに涎を垂らさせただけだったのに対し、対MA装備までした同機を、例え撃破されたとはいえ腕部ジョイントを破壊したのは、この『複眼とコンピュータの高度の情報収集分析による自動反応システム』のおかげだったのではないでしょうか……それとも『デミトリー』がエースクラスの腕だったのか…。
 しかし、自社のシェア奪回を狙ったシステムが、結局ライバル社のMAでテストされるとは…どうやら軍の目に止まったのは間違い無いようですが皮肉な事です…。
 これらを鑑み、アッグガイの複眼は固定式であったと考えます。
 複眼が動いて物を捉える意味は余り無いでしょうし、そもそもあの頭部の形状では、複眼が移動しても角度を変えられないですから…ザクでさえモノアイの移動はその視認角度を変える為であり、アッガイに至っては360度+上方180度にまで至ります。
 移動させたとしても視認角度が変らないのですから、固定である方が説得力あります。
 ではあの稼動しそうな切込みは何か…と考えますと、あれは単に複眼が見易い為の切り込みだった訳です。
 あの頭部は『複眼とコンピュータの高度の情報収集分析による自動反応システム』を搭載する為に肥大化した訳でありますが、これは『EXAMシステム』を頭部に搭載したイフリート改の頭部も肥大化した事を考えるとありえないことではありません。
 で、大切なアッグガイの存在意義とも言えるシステムを防御する為に、頭部は複眼を除いてそれなりの強度が有ったと思われます。
 あの頭部の形状は、一部の恐竜や両生類が弱点である首を守る為に襟状に進化した部分を持つと同じように、ついでに重要な部分を守る意味合いも持たされていたのでしょう…確かに斜め上空から見ると、アッグガイの頭部は腕の基部やコクピット、バックパックをカバーしています。


 そんな訳で走り出したら止められない沈黙の暴走特急であるこの俺、HGUCアッグガイは着実に進んで行くのであった。
 
 とこんな感じ…左の正面からの写真は、あおり気味に逆光で取ろうと思ったんですが…今一失敗。
 口元がぶるうすちぃる氏から売ってもらったエバ社のプラ板でちょっとディティールUP?してますが…いやぁこのキット、意味無い部分のプラ厚が激しく厚くて大変でした…厚みの欲しい所は薄いくせに…股間アーマー切りぬき時にブチ折ってるんだよなァ…。
 手の先は裏をレジン流し込んで、接続用プラ丸棒刺し込みましたが…実は基部のポリキャップの内径が2.5mmと微妙な大きさ!
 3mmプラ丸棒を既に手に固定してしまっていたので後から削って刺せるようにしました。
 これでズゴック本来の爪と交換が可能です…でもアッグガイの爪装備は4本だった気も…まぁ無視(ひでぇ)。
 股間アーマーは下部を切り取って、基部は残して太股と接続用ポリ玉に挟み込む形にしました。
 右が何気なく哀愁漂う後姿(笑)。
 基本的にちょっと猫背はアッガイの系譜の基本ですから。
 バックパックも本体の幅詰めに合わせて幅詰めてあります、中央部分で…まだ接着して無いから仮止めですが。

 で、お馴染み『ジャブローに散る』ポーズ。
 股間アーマーが稼動している様が良く判るかと。
 基本工作はだいたい終了…後は頭部と腕の先に銃口を作って、ヒートロットを作るぐらい!
 その後は表面処理をひたすらして、塗装ですが…塗り訳が大変だよなぁ…旧キットだし、分割あんま考えないで作っちゃったし。


UC−42.09.09
 HGUCアッグガイは手がけてから4日目…幅詰めとかで出来た隙間や、昔のキットらしいどう合わせても段差が出来てしまったり合いが悪い部分をアルテコなSSPで埋めました…本当は処理もして置きたかったけど、ネットでSCやったり長電話だったりで進みませんでした。

 見難いけどほぼパーツの揃った状態。
 アッグガイの頭部は微妙に合いが悪い…接着時のすり合わせ悪かったかな?
 幅を詰めた腹の凸凹の部分の復活がめんどくさそう…。
 中央辺りにあるのが、モビルスプリングに針金(MIAのデビルガンダムを止めていた透明なチューブに入った針金)を通してキットの先端部を切り取って穴を空けて接続したヒートロッドを、手の先端に装着してみたものがありますが…見難いね。
 先端部分のプラパーツがモビルスプリングに潜り込むようになだらかに削ってやってそれっぽくしてやろうと思っております。
 後手足各部アーマー等はペーパー終了…頭部と胴体のSSPを残すのみ、ここが終わったら一応サフ吹いて処理落ち確認後に塗装か…塗装さえ3日でできれば、HGUCアッグガイは実は1週間で完成できるという事か!?


UC−42.09.07
 HGUCアッグガイは、配色を俺風味にすることに…アッガイ風味の落ち着いた、目立ち難い色にしてやろうと…元のアッガイはステレス性万点なんだから、格闘機がステレスなのは悪い事ではないと思いますしね。
 先に塗った白い部分は後のモノアイピンク化の為にマスキングして、俺的イメージ色を塗装してやる。
 目の周り、胴体の真中、肩と脚アーマー、手の先、脛(?)部分はこの色で、手足の蛇腹とバックパックはジャーマングレイ直塗り、明日にでも乾いたらマスキングして、頭部と胴体と手と足をアッガイの本体色に、それがさらに乾いたら後ろの首の蛇腹っぽい部分をジャーマングレイに塗ってやろう。
 で、その後はまず頭部をマスキングして、蛍光ピンクでモノアイ塗って、又モノアイをマスキングして、その後にそれ以外の部分を黒く塗ってやると言うことで……うわぁっ、こうして考えると頭部だけで4色マスキングか!
 まぁ、アッグガイのキモの部分だからそれぐらいの手は入れてやらんとね。
 その後クリアーして墨入れしてマーキングしてウェザリングして再クリアーしてやるのだが…今回はウエザリングは控えて…と言うかほとんど無くして、CGバリのできたてほやほや感満載の状態に仕上げたいと考えてます。


UC−42.09.21
 そんなこんなでずぎゃ〜〜〜んと来ました、マスキングの時間です。
 アッグガイはでかくて曲線の多い目の部分! 腹の凸凹の部分! 密かに面倒くさいくるぶしの丸! 等、マスキング地獄です…と言っても分割も面倒です…腹くくってマスキングるしかありません。
 んで、苦闘数時間、こうなりました。

 この程度で何を言っているんだと言う人も居るかもしれませんが、これでも私はイッパイイッパイでした…何かマスキング終了後、何もかも忘れて眠りたかったほど(笑)。
 で、本体色を吹きまくり…マスキングを外してつや消しクリアーして、もう何段階か行う複眼周りと墨入れの前に記念撮影。

↑カーソル乗せるとちょっと煽り
 バランスを見るのに、2連ヒートロッドとズゴック爪の両方を装備して見ました。
 目の辺りが白くてしかもマスキングのテープバリバリですが…黒で塗りつぶすからいいか(笑)。
 蛍光ピンクにおめめは塗ってやるのだ〜!
 カラーリングも、組み上げてみればかなりイメージ通りの物になってくれました!
 ヒートロッドはカクカクっぽくなってますが、モビルスプリング+針金なので自由自在…ヒートロッドでハートも作れます(笑)!
 縞々っぽく見えるのは、写真の解像度のせいでしょう…だいたい40%ぐらいに縮小してますしね。
 残すはリタッチと墨入れとウェザリングと目の周りのみ…今週中に完成だ!


UC−42.09.23
 そんなこんなアッグガイの出番ですが……見ます?

     ||||
 _| ̄|○
 あああ、なんでこんな事に…。
 複眼はチャームポイントなので、銀で下塗りしてその上にクリアーピンクで銀に光るピンクを…と思っていたのに、できてみるとただのくすんだピンクに…何かぬいぐるみのよう(慟哭)。
 その上所々が下塗りの白丸判りのマスキング失敗例…あぁ、この角度で見ると丸判りだぁ…。
 傷とかすげぇはっきりしてきたし…墨入れとかも拭き取ったら全部取れちゃったりとか滲んで全部取れなかったりとか…。
 この後軽くウェザリングってやろうと思っていましたが…多脚マゼラの出来を見ると、これ以上傷が増えないうちに止めて置いて方がいいのか!?
 う〜〜〜ん、角とかのハゲチョロ程度に抑えておこうかナァ…。
 …しかしやるだけやって今のうちに失敗しまくっといた方がいいかな…。


UC−42.09.26
 本日の一発ネター!

 ズゴッグガイ!!(笑)
 いやー、意味不明のバカネタ噛ましていますが…アッグガイも手は入れ続けてます…目の部分磨いて少しでもそれっぽくしようとしつつ、頭部マシンガン付けたり…。
 本体はつや消しクリアーしましたので、やっぱ多少のウェザリングはして、目の部分をなんとかしたらOKかな?
 …あ、なんかつま先の合わせ目がうっすらと見えてきたような………。
 _| ̄|○。oO(今更かい…)


UC−42.09.26
 9月当初に突発的に始めた『HGUCズゴック+アッグガイでゴイスなアッグガイを作ろう!』ですが、とりあえずこれで完了!
 いや〜、そんなに複雑な改造は無かったとはいえ、一月でよく出来たな、俺。
 つーかこれぐらいが一月でできるなら他のももっと手早くやれ、俺!
 ま、なにはともわれこのサイトのメインパーソナリティ的MS、アッグガイは完成という事で!
 説明よりも見てもらおうと言う事で。

正面から…カーソルを載せるとヒートロットで攻撃します(笑)。

目には筆でもう一度蛍光ピンクを塗り、イッソさんの助言「コンパウンドで磨く」をやりました…。
中央辺りに謎のピンクの固まりみたいのがありますが、磨いても磨いても取れなかったので放置。
それなりに見られるようになったものかと……。
右側は例によってズゴック爪バージョン…腕がまんまズゴックなので違和感なし(笑)。
ウェザリングはほとんど無い状態ですが…ロールアウト直後!?
…まぁ…メインパーソナリティだからと言うことで(汗)。
その内気が向いたらやるかも…。

この角度なら頭部マシンガンの銃口を増設したのがお分かりでしょうか。
左右から見るとモノアイの端っこがなんとなく塗れてないねぇ…
……あっ、首の後ろの蛇腹の部分、灰色に塗るの忘れてる! (@□@)!
脚と手の蛇腹部分も窪んでいる所は黒で塗っておいた方がいいかもなぁ…う〜んまだまだだ(汗)。
この辺はあとで修正しておこう…AFV大会の後とかで(大汗)。

 ……脚のつま先にうっすらと出てきた合わせ目は見えてないな、このサイズなら(笑)。
 工作部分は既に述べてあるのでもう言うことは無いですね…頭部マシンガンを2mmプラ丸棒に1mmの穴をあけて接着したぐらい。
 カラーリングはアッガイ風に落ち着いたと言うか大分目立たないっぽく色配置出来たかと思います。
 マーキングはしませんでしたが…胸にジオンマーク付けなくてよかった…顔に隠れて見えねぇ(笑)。
 だいたい20日ぐらい…多分手をかけた日数だけなら10日前後で完成しました。
 降り返ると塗装に問題が多いなぁ…サイトを閉鎖して修行してもこの程度だよ。 _| ̄|○
 目の部分…というか頭部は目の辺りを切り抜いて工作した方が、塗装の面で良かったかなぁ…手間はかかっただろうけど、塗り分けが面倒じゃなくなるし、見栄えも良くなった事でしょう。
 次にやる時や、これからやる人にはお勧めです!(まだやる気か!?)

 と、言う訳で、ズゴッククローと言えばやらなければならないお約束……。

 ジャブローで散れ!!
 いやー、やっぱこれやんなきゃダメだよなァ(笑)。
 相手がGMコマンドのしかも宇宙用だったりするのは全然アレだが、手元にあって直ぐ使えたのがこれだから…まぁ自分もズゴックじゃないからいいか(笑)。



[完成品]

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