『MS−06L:重雷撃用ザク』   [ガンプラ:スケール 1/144]
[完成品]

<01/25〜26>
「あぁ、なんか突然ノーベル賞が欲しくなった!!」
 と言うことで缶拾いをする訳ではないが、突発的にMS-06Lが作りたくなる。
 MS-06Lとは…まぁインターネットで検索してくれればすぐに判るとは思うが、艦隊直衛用のミサイルを色々と積み込んだザクである…らしい。
 『トワイライト・オブ・ジオン』と言うゲームに出ていたらしいが、ゴザーグはやっていないので判らない。
 …と思っていたのだが、実は上記のゲームはパソコンゲームだとばっかり思っていたが実はボードSLGであることが発覚…っていうとあれか…あれならやったことが1回あったけど…MS−06Lは気が付かなかったなぁ…。
 ともかく、それまで全然知らなかったと言う事実と、ミサイルをあちこちに装備したかっこよさげなシルエットに痺れ、突発的に作りたい度がMAXになったのである!!
 …G×Gの次のお題であるジムの作製に行き詰まって現実逃避したと言う話も無い訳ではないが……。
 そんな訳で、俺的設定をでっち上げる。

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 一年戦争序盤、ジオン軍は新兵器『MSモビルスーツ』による圧倒的勝利を得る。
 MSの運動性に連邦の旧世代的な艦船や宇宙戦闘機はまったく対応できないでいたのだ。
 しかし、圧倒的に有利に見えたジオン軍ではあるが、逆に防御側に転じた場合、艦船の被害は無視できない状態にあった…MSという名の最強の矛を手に入れたが、受けに回ったときの盾は従来の艦隊そのままであり、特に連邦の少数の宇宙戦闘機による奇襲や強襲に手を焼いていたのだ。
 こうして軍は、艦隊直衛のMSを生産することを計画…しかし戦いが有利に進んでいる現状では攻撃面ばかりが優遇されて防御に心を砕く者は少なく、開発側に求められた物は時間も予算も少なく人員すら最新のMS開発に引き抜かれてごく少数であった。
 そこで開発側は、主力の座から引きつつあるMS-06Cにオプションを付ける事でこれに対応した。
 艦隊直衛でいうことで機動力も防御力もそこそこで良く、武装も大量のミサイルを搭載して弾幕を晴れるものとした。
 大量の武装で低下した機動力は、脚部の一部をS型を流用することにより解決した。
 しかしこのようなバリエーションも、MSを直衛に上げることで現場側が対応し、余分なMSを搭載するスペースは無いことや、誘導制の無いミサイルを弾幕として使用することは効率が悪いとされ、攻撃を考慮しない高級将官の搭乗する艦等に少数配備されるに止まった。
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 で、昔にセールで安く買ったFGシャァザクを引っ張り出す。
 今回のテーマは『いかに早く仕上げるか』と言うことを念頭に置く。
 ゴザーグは今まで、改造に色々と手間をかけて完成が遅れまくると言うことをやらかしている…だから、勢いが無くなって結局ほったらかしのままになっていると言う物も少なくは無い。
 だからいかに余計なことに手を入れずに、作りたいものを作り出すかがテーマと言うことにしておけば、きっとすぐに出来るであろう…!



 で、こーなった。
 膝の関節はポリキャップを入れる…ちょっと削れば入るからだが、これは可動とかよりも塗装の便を良くする為のよく言う後ハメ加工である。
 足首は骨(?)を芯にして球状のボールジョイントを…と思ったら丁度買い置きが無い…今度買ってこよう。
 同様に肩と上腕もポリキャップで接続…まぁまだ本体にポリキャップは入れてないんだけどね…上腕も挟み込みなのでポリ棒とポリキャップの後ハメに…ここもポリキャップ自体は入れてないけど。
 肩は両方四角い…しかしFGは片側のスパイクガードの部分が一体整形されているので困るが…実はもう1個あるからそこから同じパーツを取ってくる。
 残りのパーツで両肩スパイクのザクをつくろう。
 下腕との肘関節もポリキャップろう…手首はまぁパチンとはめれそうだからいいか。
 顔はモノアイ部分をくりぬき、ちょっと左右を削ったプラパイプが丁度入りそうだったので、こいつを黒く塗ってモノアイを貼り付ければ塗装の手間が除けそうだ…首もなんかの余りの球状ポリパーツを仕込むことだし。
 せっかくのシャァザクなので、角をシャープに削り込んでやる…おぉ、これだけでなんかかっこいい!
 大体1日、3時間ぐらいでこの辺までの作用終了。
 股間はキットのまま、スカートアーマーも分割する気無し、その辺の加工や細部の方は手を入れずに、さっさと完成させるのだ!
 脇の凹んでいる部分は合わせ目が消しにくそうだから、同じ大きさの0.3mm貼るぐらいのことはしようか…実は最近流行っているザクの太股のディテールは嫌いなんだよなぁ…合わせ目消しといっしょに埋めようか…そういえばMS-06Cって太股の形が四角だって聞いたことあるんだよなぁ………。

<01/28>
 今日も2時間ほど進めた。
 写真は取ってないけれど、脚部を加工…昼の内に買ってきたボールジョイントSを足首に入れるついでに鉛の重りも足に入れて接着。
 骨(?)の元に3mmプラ棒を入れて膝側の挿しに、骨(?)の先にボールジョイントの球状パーツを入れる。
 脛も一部のピンを切り取ったり短くしたりして加工した骨(?)をちゅぽんと差し込め、後ハメができるようになった…肉抜きの部分にプラ棒やポリパーツが抜けているので、強化も兼ねて肉抜きをエポパテで埋めておこう。
 明日は頭部と上腕部とエポパテを使って受け用のポリキャップを埋めまくりだ。
 …この調子で毎日やって行けば、思った以上に早く完成…か?

<01/29>
 今日も寒い部屋の中2時間ほど作業…ゆっ指がかじかむっ…もりもり君が固まらないっ!!!
 まず頭部を接着し、モノアイ部分のプラパイプの固定と接続用にポリキャップと頭の直径ぐらいの丸く切ったプラ板にポリパテを盛り付け、ポリキャップがズレ無いようにプラ棒を挿したまま頭頂部に押し付けて固着。
 腕と首の胴体部分の受け(首はいろいろあってポリ棒+ポリキャップに変更)のポリキャップを埋め込む方法を考える…ポリパテを充填するのも重くなりそうだし…で5mm角プラ棒を小さく切って穴を空けてポリキャップを固定する方法にする
 上腕はポリキャップをプラ棒に挿したまま、内側にポリパテを充填してすかさず接着。
 このときのポリパテが余ったので太股のパネルラインを埋め、足の骨や肩口のパーツの肉抜きを埋め、接着だけでは強度に不安の残る胴体部のポリキャップ回りに擦り付けておく。
 これで残りの本体の工作は頭部のモノアイレールの部分ぐらいで、後は表面処理ぐらいなもの…。
 10時間でここまでとは…やれば出来るじゃん>俺!
 だったらさっさと、他の未完成品も仕上げろよ>俺!!
 しかしこれなら明日には本体の加工は終了しそうだ…本体が完成したら次は武器だ!
 武器セットやMS-06Dとかからパーツを集め…今回のキモと言えるあの武器を造るのだ〜ッ!!

<01/30>
 くぅっ…今日は1時間ぐらいしか出来なかった…。
 その代わり写真を撮ったということで。



 両肩が四角いブロックになっているのがお分かりであろう。
 肘の部分は結局上腕部にクサビ状の切抜きを作って、塗装終了後にパチンとはめ込むという、より手間の掛からない方法にすることにしたのでまだ接続できていない…ここで下手にポリキャップにすると、又時間が掛かりそうだから。
 …今考えると、肩部分の接続用ポリ棒を長くして上腕部分を貫通して肘パーツにポリキャップ接続する方法も良かったかな…。
 頭部は時間が無くて中身を作れなかった…。
 エポパテのハミ出しをまず削り整形…でっかいヤスリでごりごりと削り倒してから400番で水研ぎする  …が、ちまちまやっているとすぐに時間になり…骨の内部パーツは終わったものの、表面の処理は右の足首と太股のみに止まってしまった。
 頭部の中身と首部分は明日にしよう…それから時間が許すまで合わせ目消しと全体のヤスリ掛けを。
 表面処理で手を抜くと、たとえ速攻とは言え碌な事になら無いのは過去の経験や前作のアッグタンクで痛い目を見ているので、某空間騎兵隊の隊長の台詞にある『手早く急いで正確に』を心がけよう。
 …そろそろどんなカラーパターンにするか考えなければ…普通のザク色じゃ面白くないか…。

<01/31>
 くぅっ…『フェア・ゲーム』見てたせいで遅い時間から2時間ぐらいしか出来なかった…。
 好きなんだよネェ…『フェア・ゲーム』…特に日本語吹き替えのヒロインの声優が喜久子さんと言う点が…でも前見た時よりいろいろとカットされてる部分が増えているような……。
 まぁ、それはさておき合わせ目をちまちまと消す。
 大まかには棒ヤスリで、さらに水をつけた耐水ペーパーの400番ぐらいで削り倒す…あぁ、ザクって曲面が多くて…!!
 一部ヒケが大きいところや、ヤスリがけで修復できない大きな傷を薄めたタミヤパテで埋める…暖房機の上に置いたので、少しは乾きが早いだろう。
 ちまちましている内にかなりいい時間…胴体と上腕の合わせ目とパテ盛った部分以外は終了。
 相変わらず頭部の中は出来ていない…こうしている内にモノアイの可動ギミックを組み込みたくなってきた…!

<02/01>
 今日も今日とてちまちまる。
 ようやく全ての合わせ目を消すことが出来た…きっちりと消そうとすると、かなりの水ペーパー使うよなぁ。
 まぁ、消耗品にけちけちしても仕方が無かろう、ついでに全面にかけて表面を均す…小さなヒケを消したり、サーフェサーの喰いを良くするのだ。
 で、とうとう頭部のモノアイ可動ギミック(←やっぱり稼動させることにしたらしい)に着手する。
 当初のプラパイプ(12.7mm)だったものを、2回り小さい(9.5mm)にして、中央にポリキャップをポリパテを充填して埋め込む……。
 さてこれで良し……あ゙!
 ……中心からズレた……。
 …やっぱり手抜きしないでプラで加工するべきだった…。
 …KUFもあるので、今日は2時間ほどで作業終了する。

<02/03>
 飲み会とかなんだかあって、土日は平日より作業時間無し!
 とりあえずモノアイは動かせるようになり(←結局可動にした)、首パーツも新造。
 動力パイプどうしようかと悩んでいたが、出来がいいので合わせ目を消すだけで使用することに。
 で、ザク本体の全パーツは完成したので、いよいよ武器に取り掛かる♪
 腕部分のミサイルはMS-06Dの2連装ミサイルを改造、足には武器セットのフットミサイルをそのまま使おうと思うが…足のベルトはもう入らないからなぁ…裾の切り込みと動力パイプの位置の関係からベルトはなぁ…。
 肩のミサイルも…フットミサイルの改造かな…あ、武器セットが1つしかないから買ってくるか…。
 腰のミサイルは…Zの武器セットのハイザックのミサイルポッドを切り詰めて使うか。
 そしていよいよMS-06Lのメイン武器を…。
 とかしているうちに勝手に時間が過ぎたので止め…本当はサーフェサー吹いておくつもりだったのに…。
 

<02/13>
 なにやら久々の更新…月日の経つのは早い物だ…。
 G×GのGMのネタが思い付き、ちょっとソチラに手をかけていたので…まぁ、人差し指が痛くて作業しなかったと言うことも有るがな!
 武器セット買ってきたのに肩部のミサイルには合わないことが判明…プラ版工作になりそうだ。
 腰と手と足のミサイルポッドは既存のものの改良でいけそう…接続部分をどうするかだな。
 そしてようやくサーフェサーを吹く…風向きのせいか塗装ブースがあるにも関わらず室内にシンナー臭さが充満…窓開けてたらそのまま寝て、朝布団の上に霜が…!
 それはさておきサフ吹いたので明日から傷埋めと修正に入る予定。
 一時ははるかに早い時間でと思われたがやはり時間がかかる…まぁ、GMの件もあるし2月中完成にしておくか。

<02/14>
 とりあえず傷埋めと、埋めたはずのモールドがまだちょっと凹んでいるのでパテで埋める。
 …それはそれですぐに終わるのだが、乾燥するのにしばらく暖房機の上で放置プレイ。
 他にも怪しそうな場所をペーパ掛けしたから…又サフ吹かんといかんなぁ…ゴミがいっぱい付いていたから、今度は何か手を考えよう…。
 乾燥の間にミサイルポッドに手を出す…大きな傷を埋め、接続する部分を色々と考えながら作る…腕のミサイルはDとの接続部分を切り落としたときに出来た穴を埋めるのといっしょに2mmのプラ棒で接続部分を作る。
 脚のザクミサイルは指を犠牲にして開けた0.8mmの真ちゅう線でOKだが、両腰の部分をはてどうするか…結局、後腰のバズーガラックを切り開いてハイザックのように接続する…パーツもハイザック用のミサイルポッドの接続パーツを流用してるしな!
 後は肩部のミサイルポッドだが…一応ラフを書いてそれに沿ってプラ版の切り出しを開始…プラ版の厚さも今回は計算に入れているぜ!!!

<02/16〜17>
 ガッツで工作工作…両腰のミサイルポッドを接続、腕部(左のみ)も接続用ベルトを作成….5mmのプラ板を慎重に曲げて…とやってるい内にべきべきと折れて困る…お線香とかを使えば楽だったのだが…時間も遅くて入手できなかったのだ。
 そして恐怖(GMライトアーマー最適化型の一件でタイガーホースになりつつある)の両肩部ミサイルポッドの工作に入る…!!
 プラ版の厚さも考慮に入れつつ、設計図(落書き)を書き、基準となるパーツを切り出して組み上げてから、実物による寸法測定と計算により正確にプラ板を切り出して加工後接着…おぉっ、今度はまともに出来たぞ!!
 こうして一通りの工作は終了!
 全体のバランスを見ようと、初めて揃った全パーツを組み上げてみる…それがだぁっ!!!



 …脚首が無い…と思ったらサフ吹き忘れて別な場所にあった…手首も吹き忘れてたし…。
 両腰部の接続は後腰のバズーガラックをハイザックのように接続していたが…バックパック付けたら干渉…9898…ちょっと接続を何とかしないとなぁ。
 あとモノアイの接続部分がちょっと下過ぎたようだ…ぬぅ、どうしてくれよう。
 これで残りの懸案は
・後腰の接続の干渉の修正
・両腰のミサイルポッドの射出口を作る
・モノアイの修正
・肩部ミサイルポッドの整形とデティールアップ
・手持ち武器
 の5件…これらを数日のうちに解決して、サフ吹きを終わらせて…出来れば週末完成を!!!
 …しかし色、まだ決まってないんだよなぁ……。

<02/26>
 ちょっとサボっていたので作業開始…あっ!!
 右腕の関節折っちゃった……!
 ダメダメだったのでフテ寝する……一応、後腰の接続の干渉の修正と両腰のミサイルポッドの射出口を作ることとモノアイの修正と肩部ミサイルポッドの整形とデティールアップは済んでるのに…。
 何故いつもいつも完成手前で重要なパーツが壊れたり無くなったりするのじゃァッ!!


<03/03>
 右腕の関節を修理…結局折れた軸を2mmプラ棒で穴を開けた腕の元の場所に付け直す。
 それだけじゃ強度的に問題がありそうなので、レジンを流し込むが…賞味期限切れのレジン…しかも少量ではなかなか硬化せず、結局ある程度の量を作って硬化中にすくい取って隙間に詰め込んだ…がっちり硬化したようだから良し。
 さて塗装…と腰のミサイルポットをよく見ると…なんと後ろのフィンの部分を上下逆に付けていた事に気が付く…接着してしまったし、再接着にはマズがっちりとくっついたフィンを切り離して整形して又パーツを切ってくっつけて乾燥させて…これじゃ塗装できないじゃないか!!
 つー訳で結局、ミサイルポットを何とか外し、左右逆にすることで解決。
 さて塗装だ…色々な人にアイディアを出してもらって、集めた中から青系のアクトザクっポイ色にすることに。
 丁度有るスプレーのブルーを基本に塗っていこうと決め、パーツをバラバラにして取っ手を付けて、塗装ブースの換気扇を回して手袋履いていざぶしゅ〜っと……
 あぁっ!!
 気温が低いのかなんだか球状にィっ!!
 霧状の塗装がふわっとパーツに乗っていく気持ちだったのに…べちゃべちゃと珠になった塗料がパーツに…。
 垂れる寸前まで吹き付けて…って垂れるし。
 …もっと缶自体をあっためればよかったのか…。
 めんどくさがらずにエアタンクに空気入れて、エアブラシを使えばよかった……。

<03/08〜9辺り>
 …ようやく気を取り直して作業再開。
 ……良く見るとサフを吹かなかった足首にしっかりとヤスリ傷が…やはりより良い下地の為にはサフは必要なのか…!
 その辺をこしこしとヤスリをかけ直す…良く見ると太股や上腕も合わせ目が見えるような…で、そのへんみんな水につけた耐水ペーパーで磨く。
 なんとなく満足したのでとうとう最後の物を作り始める…そう、これを思い付いたのでこのL型を作るにいたった、1月29日に言っていた今回のキモと言えるあの武器なのだ!!
 このL型、ミサイルいっぱいだが資料によると手持ち武器はザクマシンガンやザクバズーカである。
 しかし…ミサイルだらけならばやはり手持ち武器もミサイルでなければ!
 で、アファームド・ザ・ストライカーみたいなファニーランチャーかなあと思っていると不意に閃く!
 そうだ! どうせザクシールド余るんだから、ザクシールドの上にミサイルチューブ束にして無理やり急増した感じにしよう!!
 で、5mmのプラパイプを6本同じ長さに切り出し、3mm角棒を切り出して5mm×3が入るように凹みをつけたモノを4つ作り上下の接続部にし.5mmのプラ板を中央部の接続にする…で、それじゃァ隙間が開きまくりだからもりもり君を隙間に詰め、プラパイプを押し付けて固める…。
 …文で書くとなんだか判らないので写真を見てもらいまひょ。



 これにザクマシンガンから切り離したスコープとグリップ付けて、ザクシールドの裏側塞いで完成。
 さて、次は本体の色塗りを本格化させるか!!


<08/08>
 …はっ!
 2月中に完成とかのたまっておきながら、気が付くと半年……思えば遠くに来たもんだ(謎)。
 さて、今まで指をこまねいて―いたようなものですが―いただけではないのです…私の日記を呼んでいる人は判っているとは思いますが、GXGドムトロ終了後、密かに塗装を続けていたのです…。
 いろいろ色を考えていて青系にしようとしていたけれど、うまく行かなかったりGMも青系に塗っていたりしてたどうかな〜と思っていると、中古屋で立ち読みした某攻略本の連邦鹵獲ザクのカラーリングが気に入り、急遽それにする……って、塗り終わってみるとそういう色でもないなぁ。
 ま、見てやってください。


…こうしてみるとMS-06F2見たいだ…。
ここで本当ならどの色をどう調合して塗ったかの説明なのだが…もう忘れた。
タミヤのアクリルをエアブラシで、確か体はカーキドラブかなんかに黒とか青とか緑とか色々混ぜたような…手足はダークシーグレーにブルーを少々と後なんか、胸や膝や脚の下はダークグレイやミディアムグレイとかの暗い色に黒を足していろいろ混ぜ合わせ、指や関節はガンメタル…フラッシュで光って白く見えるけど。
頭部の内側は黒のスプレーでモノアイだけ蛍光ピンクのラッカー塗料を筆塗り。
後は薄めたエナメルの黒とかを墨入れの練習も兼ねてやってみました。
一通り終わったところでつや消しのクリアーを吹きかけておきました。
その内ちょっとだけデカール貼ってもう一度今度は水性のクリアーしておかないと。
……こうして文章にすると、色塗りって手ぇかかるなぁ…。

 で、武装は…今更巨大なヤスリ傷が発見され、現在パテ埋め中。
 しかもせっかくのあの武器も、ドムトロの方に流用してしまったのでもう1個作らないとなぁ…。
 先っぽとか黄色く塗りたいのでマスキングもせななぁ…マスキングで死ぬほど苦労したんだよなぁ……。
 ポーズ取らせようと思ったら、素組み以上に全然動かないような…。


<08/18>
 あれから10日…深く静かに進行してると思われるMS−06Lはどうなったかというと…。


とりあえず各部のミサイルポット等は、先端等の黄色い部分だけ塗装終了。
腰部のミサイルポットがこの写真では判り難いが実は灰色の部分が傷埋めしただけで塗装が終わっていない…。
しかも同じ色の塗料は既に使いきり、同じ色を調合し様としても同じ色が作れない!
結局ビン1本分似たような色を作り、乾けばまあァ同じ色に見えなくもないというものを作って落ち着く…。
脚や腕のはみ出しの修正も必要なのだが、それにしても色作りすぎである。
足りないよりはましだが…これで微妙に色が違うと、また全身塗りなおしか!?
…いや、そうなったらロービジー塗装か都市迷彩風にしてしまおう…。

 …こうして見るとはみ出しとか色々あるな…マスキングにいたるところで少しづつ失敗し取る…何とかし直さないと…。
 こういう時に筆で一発勝負すると大抵失敗するので、きちんとマスキングしてからはみ出し部分を塗りなおすか。
 ちなみに右手が無いのはあの武器作成に伴うことから外してます。
 一度作ったことが有るから、今回はそれなりに手を抜きつつ作れそうだ。
 とまぁ、そんな訳で『後一歩からなかなか終われない病』と言うべきか…。
 …ちみちみと進め…気が付いたら完成って感じにするしかないか…。


<09/03>
 ノーベル賞が突然欲しくなって缶拾いを始めたかのように始まったMS−06Lもついに完成!!
 新しい色塗ったらやっぱり色見が違ったとか、エナメルで墨入れが相変わらず下手だとか、完成後の写真撮って見てもはみ出しとかいっぱいあったとか…。
 まだまだ色々何な点は多いが、突発的に作りたくなって手軽に立体にしたい物だからこれ以上手を入れなくていいやと思いっきり妥協。
 ジヲンのドライシールを貼り、水性クリアを吹きかけて完成!!!
 ま、とにかく完成品を……。

 
前と後ろから。
色塗りの雑さが目立つなぁ…用修行。
あ、墨入れをしっかり落としきって無いとこ発見…!

 
ポーズを付けるとそれなりに見えなくも無い。
色々有ってあの武器は細部のデザインが違う…。
2つ目だけ有ってそれなりに楽に作ったが、最大の違いは最初のあの武器はミサイルチューブの後ろのノズルっポイ物はディテイールパーツのバーニャを2セットも使う高級品であったものを、この2つ目のあの武器は、ノズルっポイ物を、武器セットのハイパーハンマーの角を使ってコストを下げている点である…。
武器セット、大量に持っていていろいろ使っているが、ハイパーハンマーは全然使ってないからなぁ。

 とにかく、着工から8ヶ月あまり…。
 一時は1月でのスピード完成と完成と思いきや、既に夏も過ぎ……その間に色々な模型コンベに出ていたとは言え、遅すぎである…。
 とにかく猛反省部分多し。
 可動はあまり考えていなかったとは言え、肘が90度以下しか動かないのは不満だし、ただのはめ込みなので塗装は大変だし保持力も足りなかった…。
 簡単モデルにしても、主要部分の後ハメは必要であると痛感。
 ザク系列のMSは、足首がデザイン上動き難い…今回ボールジョイント1つでやってみたが、加工前より動かないと言う体たらく…せめて引き出し式にして置けばよかったか?
 今度はダブルボールジョイント使ってみよう…HGUC並みの関節組まない限りは。
 手首もポリキャップにして、手の甲外して武器持ち替え出来たほうがいなぁ…今実は接着してるし。
 また、表面処理の重要さも痛感…サフ吹きを模型誌で進めているのは伊達ではなく、塗装後に大きな傷を発見してしまうと絶大なダメージが…。
 ヤスリ掛けも、今まではアイスの棒に耐水ペーパー貼り付けていたが、1.2mmのプラ板に貼り付けた方がきれいに削れることに今更ながらに気が付く…木よりプラの方が硬いからか!!
 塗装は毎回自己嫌悪に陥るが、今回も結構きた……まず塗料は多めに作れ>俺!!
 ポリパテは少なめでいいが、塗料は多目じゃないと…得にレシピを覚えていない俺はな!
 墨入れはクリア後にしておけよ>俺!
 粗い表面に浸透してしまって、色がくすんでどうしようもなくなったのは私です…。
 ……まだまだ反省点はあるが、はっきり言ってきりが無いのでこの辺にしておこう。
 
 さて、次は艦船&MK2だ…いやMS06で作りたい物もあるし…未完成を完成させる使命もあるし……!


<09/24>
 とか言って置きならが追加の改装…。
 改装と言うよりはオプションの追加である。
 ここ最近、ガソダム戦記にハマっていたのは日記でもおなじみ。
 で、ジオン軍側の愛機として使いつづけてたのがゲルググ陸戦型…ビームライフル装備。
 このビームライフル、見れば見るほどザクマシンガンの改造でできそうな…!
 一度思ってしまうともうたまらない…“アスハラ”にちょっと詰まってたことも手伝って作り出す…が、途中でふと思う…作っても装備させられるMSがいねぇ!
 実は我が家にはゲルググ以上のMSは作ってない…武器は、持ってこそ華!
 じゃぁどうしよう…と考えること数秒、別にビームライフルが作りたいのではなく、かっこイイザクマシンガン風の武器(ストックがXM177風)が作れればいいのだと気が付く。
 そこでバレルを長くし、スコープも大きくしてストックがXM177風のものとなれば…スナイパーライフルだ。
 それならザクでも装備できると上に弾装を付けて、見事にスナイパーライフルが出来上がったので満足する。

塗装前の写真…何をどうやって作ったか良く判る。
本体は08小隊ザクのマシンガンで、マズル部分とストック部分、弾装部分を切り落とす。
FGのマシンガンのバレルを接着、弾装はプラ板の積層、スコープをプラパイプとプラ棒で大型化。
2mmプラ棒をストック部分に差し、プラパイプとプラ板ででっち上げた新造のXM177風のものを装着。
ストックのプラパイプ部分には2mmのポリキャップを仕込んであるので、実はストック可動。
ストックが可動するだけでも大満足である!

 更にもう一つ。
 ま、本体自体には手を加えてはいないけど、実は色々ポージングさせて遊んでいて不満が募る。
 足がまるで動かんのは、改善しようとしたら丸ごと作り直しなのであきらめるとして…実は一番問題になったのは頭部である。
 そう、上を向けないのだ!
 で、どうせプラパイプを切ったものにプラ棒で軸付けただけの構造、もう1個作って軸をポリジョイントのにすればいいやと思い作り出す…。
 瞬間に完成(笑)。
 最初から作っておけよ、これぐらい…。


手首部分から取り外して装備し直す…“あの武器”は手首接着なのだ。
こうしてみるとそれなりに似合っている…。
防空用のMSがスナイパーライフル持っていても違和感無しと言うことで!
…つーかちょっと上向きなのだが良くわからないかも…やはり内部パーツの写真も取っておくべきであったか…!


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