『ジオン軍鹵獲ガンキャノン:“ガキ”』   [ガンプラ:スケール 1/144]
[完成品]

UC−40.07.24 優雅な休日

 そんな訳でこの週末2連休…このあと盆開けるぐらいまでは毎週待つ忙しい予定が詰りに詰っているのでやりたい事をして優雅に過ごしました…車洗ってWAXったり(珍しい事に雨が降らない)ゲームしたり(↑で書いてる通り)、チャットして夜を明かしたり、寝こけたり、DVDを見ながらビールを飲んだり……そしてプラ模!
 掲示板の流れで『ジオン軍鹵獲ガンキャノン、通称“ガキ”』を作ろうと決め、資料を集めたりパーツを集めたり設計図を見ながら改造ポイントを考えたりと下準備をし、チャットしつつちょこちょこと手を出して開けた日曜日にもりもり作ってみました。
 HGUCガンキャノンと言えば栄光の第一弾!
 とは言え日進月歩のHGUC、最近のに比べればいくつか問題点もあったりなんだり…その辺を潰しつつ、“ガキ”の改造ポイントを考えながら組み上げてゆきます。
 とりあえず目立った改造ポイントを

フットミサイル装着
 “ガキ”はザクのフットミサイルを装備している設定です…ザク付属のベルトは当然使えませんので、別な接続が必須です…で、前にも言った通り、フットミサイルが可動しないと立ちポーズでしか前に発射できないと言う重大な欠点があるので、本当はボールジョイントで外側にも向けられるようにしようと思ったんですがいきなりめんどくさくなり(汗)、縦方向だけの回転に止めました…まぁ後ハメできるならそれでいいか。
 左側画像の右側がパーツ、ガンキャノンの膝外側に丁度いい突起があるのでここにつけようと考え、ガンキャノンで余るポリキャップを使い接続受け用のパーツを作ります…もったいないのでポリキャップは半分に(笑)、ガンキャノンの膝外側に丁度いい突起には5mmの穴を空けておきます…接続はあくまでポリキャップの3mm丸棒ですが、そのまま接続したのでは接続部がなんとも脆そうなので、5mmのパイプを輪切りにした物を被せて力強く。
 それを0.5mmのプラ板(0.9×0.5)に貼り付け、3mmの穴を空けた5mmプラ角棒をポリキャップの半分になっている突起部分に丁度押えられるように固定。
 それを膝外側の丁度いい突起裏にある丁度いい棚状の部分に貼り付け―この時ダボ穴が邪魔になるので、その部分は削り落としておきます―その裏を3mmの穴を空けた5mmプラ角棒で塞ぎ接着します。
 左側画像の左側がそれらを接着した状態です。
 で、次に武器セットから取り出したフットミサイルを加工します…丁度真ん中に3mmの穴を空け、8mmぐらいの長さの3mm丸プラ棒を接着…そして先ほどの通りに内径3mm、外径5mmのプラパイプを3mmぐらいの輪切りにして接着、いい感じで補強にも垂直接続の補助にもなります。
 右の画像が合体してみた所…なかなかいい感じです。
 
 他にも、続々とパーツは切り出して接着して行きます…なかなか接着面が目立たないのがいいなぁ…凹モールドのおかげですが。
 しかし先ほど述べたように今から見るといくつか問題点があるのでちょっとその辺に触れます。
 まずは手首…最近は球状パーツなんですが、ガンキャノンは普通のポリキャップです…そこで接続穴に丁度入れられるボールジョイントとの受けパーツが他のガンプラのあまりであったのでそれを入れます。
 後に手首関節周囲を削り落とし、関節隠しパーツを作ってより自由度の広い手首にしてやるつもりです…このガンキャノンにはメモリアルポーズ用のパーツ(地面に4つんばいになれる手:最近のHGUCには付かなくなったなぁこのメモリアルパーツ)もあり手のパーツが多いんですが、手首全ての接続部分ををそのボールジョイントの球パーツにしなければなりませんが…まぁそれはそれ!
 100円の投売りで売っていた「てっちゃん」と言うHDM(ハイディティールマニュピレータの略か?キットより高い別売りの拳、高いだけあって出来がいい)の走りなホワイトメタル製の手を買ってあるので、これを流用するかもしれません。
 腕周りは他に手を入れる気は無いので後のパーツは素組み、足回りも他に特に手を入れる気は無いのですが、膝関節のポリキャップ隠しパーツが挟み込み式なので前後に切断して塗装後に接着するつもり。
 後今やってるでかい改造部分は顔。

くり抜き中
 
 カメラと内部をすっぱりくり抜いたので、内部とかをいろいろ作る予定…胴体との接続も、もっと上を向けるようにしようと考えてますので…。

 そんな訳でもうしばらく“ガキ”をいじる予定…一週間で…なんて気張るつもりは無いのですが、大改造する部分も少ないので気軽に手早くやっちゃう予定。
 ちなみに“ガキ”の出所はKISSのホームページ“ジオン軍一年戦争秘話”にて。
 手に汗握る最高のリプレイですので、興味ある方は是非一読ください!(結構長いですけど)


UC−40.07.26 暑っ!ジメっ!!

 と言う訳でプラ模ってたんですが、“ガキ”はこんな感じに。

こんな感じに…まだジオン軍ぽくない(笑)

 パッと見肩のキャノン砲が四角くなってるだけにしか見えませんが、まぁそんな感じです(笑)。
 ここはフットミサイルを2つ束ねた6連ミサイルポッドになる予定…まだ箱汲んだだけでディテールも入れてないしなにより基部のスプレーミサイルの基部自体と接着も整形もしてません、あくまで雰囲気とバランス見たかったと言うことで。
 後は首にポリキャップが入ったので、頭部との接続予定のポリジョイントパーツを刺しているぐらい…首周りのパーツも本当は切り取ってありますが、これもバランス見の為に置いてあるだけです。
 ミサイルポッドは基部との隙間が無いので削ってやらんとなぁ…と言うか接着後の処理もして無いからだと思うんですが。
 バックパックをどうしようか…ザクの物と交換を考えてるんですが、FGだからなのかガンキャノンの幅に比べて小さめなんだよなぁ…幅マシして使うか、ガンキャノンのまま使うか…悩むなぁ…。
 まぁまだジオン軍っポく無いですが、今後最大の特徴あたりがそれっぽくなる予定、顔もまだできてないしね!
 で、後もう一枚。

手首関節カバー、左手:使用前、右手:使用後

 手首隠しの図。
 丸く手首の部分の周囲を切り取り、市販の円パーツを使用…ちなみに直径8mmでぴったり!
 ポリキャップを固定している軸と軸受けが近いのでその分円パーツに切込みを作ってやりました。
 まだ接続する穴開けてないですけどね…手の方にもボールジョイントつけてやらねばいけないので…どんな手にしようかな…。
 
 と言う訳でまだまだ“ガキ”をいじります。
 そして、“ガキ”の出所はKISSのホームページ“ジオン軍一年戦争秘話”にて!


UC−40.08.30 ようやく再開!

 ここ一月以上放置でしたが、ようやくプラ模再開!
 つーか8月中に1回ぐらいはイジッておかないと!!
 と、室内気温30度で作業開始(泣)。
 …暑いよ俺の部屋!西日が差し込んだまま気温保持してるのか!?
 窓全開の筈なんだけど風あまり吹いてないよ!!
 まぁ体感気温はもっと下なので、温度計がおかしいんじゃないかと…ようやく買った俺の温度/湿度計はくるっているのか…やれやれだぜ(泣)。
 まぁそれはそれ、短い時間ではありましたがプラ模った訳です…まずはジオン軍鹵獲ガンキャノンを作ります。

【頭部(パーツ状態)】
 相変わらずの頭部パーツ(笑)。
 内径3mmのポリキャップを仕込んだ5mm角棒と、内径3mmの薄切りポリキャップを片側だけ蓋をして仕込んだ仕込んだ10mmぐらいのプラ円筒と、内部構造をくり抜いて接着したガンキャノン頭部。
 写真では内径3mmのポリキャップを仕込んだ5mm角棒のポリキャップが剥き出しになってますが、この後アルテコのSSPで埋めてますが…ポリキャップはあらかじめ周囲を角切りにしておいて固定しやすくしておきます。
 ちなみにポリキャップの資源を節約する為、ここで使ったポリキャップは、WAVEの2重関節ポリジョイントの接続パーツの穴の空いている方を切って使っています…1重関節になったポリジョイントは首の接続部分にて使用。
 後はいつも通り上記角棒を頭部に接着、円筒を挟んで接続すれば……
 
【頭部(合体後)】
 こんな感じになります。
 …ぶっちゃけいつものザク軍曹とかザク少佐とかでやっていることと同じです。
 これに円筒はもう少しディティールUPし、モノアイをつけてやればザクの視認装置に交換したガンキャノンが出来上がり(笑)。
 よく見ると円筒に鉛筆で印をつけてあり、ここにモノアイ用の穴を…と思ってましたがずれてます(汗)。
 しかし、組み上げて見て気が付いたんですが…顔と肩の砲架の隙間がない…これはちょっと寄り過ぎ、塗装したら間違いなく干渉しそう!
 顔を動かす度に塗装がはげそうですし、この後やる予定の加工をしたら顔が入らなくなってしまいます!
 う〜〜〜〜ん……どうしよう…いや、砲架を動かさない事にはどうしようも無いんですから動かしますが…その左右の柵みたいなのを加工して、肩に取り付ける兵装自体幅狭くしないといかんなぁ。
 最悪接続軸自体を場所移動しないと…。
 そんな訳で顔に関してはまだまだ変更有りです。
 
【手首】
 メイン武装はケンプファーと同じショットガン。
 ついでに手首も拝借…上手い具合に内蔵した凹ポリパーツにピッタリだったので。
 それなりに効果的に手首の接続を隠しパーツが上手く隠してくれていると思います。
 ただ問題は…このショットガンのストック。
 元々ケンプファーが大きいのかガンキャノンが小さいのか、ストック部分が大きすぎてきっちり構えられません!
 う〜ん、ストック無しの物にするか、新たにストックを作り直してやらねば。

 
【全身】
 全体的にはぜんぜん進んでいない気がしてならない全体の写真(汗)。
 まぁ元々改造個所も少ないんですがね…。
 頭部と砲架の他にも、胴体の一部の改造やバックパックをガンキャノンのままにするかザクのに取り替えるかとか考え所は多いんですがねぇ…。
 あ、肩のミライルポットさっさと作らにゃ。
 な〜〜〜んとなく直角じゃ無い気がして気になるんだけどな…一応直角が出てるっぽいんだけど…。

 
 まぁこんな感じでポチポチ涼しくなってきたしペースをあげてゆくか!


UC−40.09.02 大怪獣甥っ子……

 この前…約10日前に華々しく(?)再開宣言をした筈なんですが…まるで進んでいません。
 原因は…掲示板とか日記では書きましたが、『一週間前、甥っ子に製作中のプラ模を破壊された』からであります。
 被害は
・ガンキャノン:大破(関節破壊、製作中だけあってパーツ紛失多数)
・空挺用ザク:中破(修理不能な個所複数、拳パーツも紛失していたが後日踏んづけて発見)
・アクトザク:小破(アンテナ破損、パーツ紛失…但し予備パーツ有り)

 と言う状況……もうね、泣きながら修復しましたが…紛失したパーツは作り直しという、テンションまるで上がらない作業に…(泣)。
 …なんて仕打ちだ……部屋に鍵をつけておこう…。
 っていうか、同じ机の上に置いてあったアッガイ軍団に手も付けてないってどうよ!?
 あれならM.I.AとかHCMとか合って壊れる所少なかった筈なのに…!
 というか、子供にはアッガイの魅力が判らないのか!?
 くっ…今度水中用MSの魅力を叩き込んでくれるわっ!!!
 もうね…テンション落ちまくり、土日も修理をしたにはしましたがそれ以上やる気も起こらずゲームばかりしてました。
 そういえばプラ模を破壊した甥っ子は次の日階段から転げ落ちて実は高熱が出ていることが発覚、その夜原因不明の40度を超える高熱を出して弟夫婦を焦らせたという事が合ったなぁ…その次の日にはすっかり良くなったので知恵熱かなんかじゃないかと言うことだったが…やはり呪いか!?
 これはやはり一番被害の大きかったジオン軍鹵獲ガンキャノンの呪いなのか!?
 う〜〜〜〜〜〜ん………急いで完成させよう(汗)。


UC−40.09.19 ジオンの魂、注入中!

 WMのギャロップとか誘惑は多いですが、まずはこいつを完成させないといかんでしょうという事で『ジオン軍鹵獲ガンキャノン』をいじります。
 なぜなら、ジオン軍鹵獲と言いながら今まで肝心なものを付けていなかったからです!
 それはもちろん『動力パイプとモノアイ』っ!
 モノアイは工程の関係上まだ付けれませんので、先に動力パイプを付けてやります…まずは付けたものをお見せしましょう。

ジオン脅威のメカニズム! ジオン分がUPしました(笑)
 動力パイプを付けるとあら不思議、ガンキャノンが元からジオン製だったかのようです!(爆)
 …なんかアクアGMって気がしないわけではないですが、それはそれ、まだモノアイがついてないからそう見えるだけです!(笑)
 何をしたかは写真を見れば一目瞭然ですが、とりあえず解説を。
 顔は口の部分を市販パーツに取り替えて増量…その増加した部分に穴を開け、顔のこの部分にこれがついていて何の意味があるのかは不明ですがジオン分が上昇する動力パイプを通し、後ろの方は元々の部分に穴を開け接続。
 動力パイプは市販の動力パイプパーツの一番小さめの内径1.5mmの物を片側8つ使用し、その中に1.5mmのモビルスプリングを通しその内部に細い針金を通して形を付けているというMG方式です。
 口の中を通す時に表面に穴が開いてしまいましたが、元から別にパーツを作って塞ごうと思っていたのでそれはそれ!
 腹部〜バックパックの動力パイプは内径2.5mmの物で片側10個但しバックパックから出ているものはバックパックに直接接着し、以下は頭部と同じように加工。
 腹部は最初股間のもっこり部分の上部に取り付けようかとも思ってましたが、よく考えると腰を動かすとこの部分は動かないので無理があると思い、コクピットハッチっポイ所にFGザクから切り出した動力パイプ前側のパーツをアルテコのSSPで無理矢理接続。
 バックパックもFGザクから丸ごと頂戴して接着…ガンキャノンの広い背中には小ぶりに感じますがそれはそれ、まるでこの為にあつらえた様にピッタリです!
 こうなると足のジオン分が足りませんが、脚部はどう考えてもフィールドモーター駆動ですので必要ないという事で…というかミサイルポッド付けたんでスペースが無いです(汗)。
 ま、足首以下をザクの物と交換したACT3状態なら必要ですけどね!(笑)
 これでジオン分の補給はばっちり、どこから見てもジオン製MS!
 …ですがここで大問題が…!
 そう、頭部に動力パイプ付けたので、ただでさえクリアランスぎりぎりだった肩部のミライルポッドが入らなくなってしまったのです!
 …イヤ、よく考えればそんなこと当たり前なんですが(笑)。
 そんな訳で肩部のミライルポッドは現在修正中でばらばら…これと手首周りの加工が済んだら基本工作は終わり、表面処理をして塗装です。
 ちょこちょこ手をかけて次の飛び休前にサフまで終え、飛び休終わりには塗装を終えておきたいなぁ。


UC−40.09.25 体調不良でちょっとだけ…

 9月2度目の世間的には連休辺りにまで色を塗ってしまおうと思っていたのですが、風邪を引いてしまい休日寝込み、日曜日も暖かい昼の数時間だけしか作業できませんでした(泣)。
 そんな訳で完成も見えているのに後一歩でとまったままです、とりあえず現状を。

肩部ミサイルポッド基部と先端だけ
 まぁこんな感じ…その上撮影中デジカメの電池切れるし…。
 ミサイルポッドの先端部は色を変えようと思っているので別パーツにして塗装をしやすいように、まだ仕上げまでいってないので段差とかありまくりです。
 時間切れで後部の方が完成していませんがこっちも色変えの予定なので別パーツ、排気用ダクトになる予定。
 見難いですが、キットのままの砲塔基部だと動力パイプをつけた顔と接触しますので、切り離してから一度塞ぎ、位置をより外側へ移動…その時ぶつかる肩から上の部分は切り落としています。
 大体こんな感じ…あと所々表面処理していたりしてます。
 画像ではショットガンはストック無しの物を持っていますが、今バラしているので以前作ったストック無しを持たせているだけ。
 左手も昔のガンプラのポリキャップ拳を仮にくっつけだたけです…しかも左手なのに右の拳つけてるし(笑)。
 後はミサイルポッドの後部、各部の表面仕上げ、手首、ショットガンで工作は完了…U.C.アームズギャラリーが発売が近いならそのショットガン使うんですがね(笑)。
 あ、モノアイの穴空けないと。
 工作的にはそれぐらいで終わり、もうちょっとなんですが…さっさと風邪治したいので薬飲んで寝るかも。
 体が資本だよなぁ…体調良くないとゲームもろくに出来ないし、プラ模も上手くできやしない……無茶できない年齢ですしね(笑)。


UC−40.10.02 とりあえず一通り終了

 さて、それはそれ、E.M.I.Aザクの削りながら、こっちの方も削っていました『ジオン軍鹵獲ガンキャノン“ガキ”』
 やるべき工作ももう少なくなっていましたが、一気に組み上げました…今はこんな感じ。
   
ほぼ工作終了
 まだ付いていないパーツもありますが、それは別仕上げが必要な関節カバー、ミサイル、バーニャノズル、モノアイ辺りなので完成まで取り付けられることはありません。
 見た目での違いは…ミサイルポッドが前も後ろもほぼ完成(仕上げはまだ行われていません)したのと、ザクの指揮官機用ツノ(笑)。
 後部のアンテナは短くしつつ(長いとミサイルポッドに干渉するから)、不足のアンテナ分とジオン分は中隊長ツノで補給(笑)。
 もうどっから見てもジオンのMSです(笑)。
 口もディテールプラ板で塞ぎました…モノアイ部分はまだ穴開けてません、モノアイレールにも何らかのディテールつけようかと思っていましたが、小さいからめんどくさい上にやっても目立たないかもなぁ…。
 ちなみに左手は昔のてっちゃん、ホワイトメタル製の重い奴―― 一つ100円と投売りだったので握りと平手を買っておきました ――に穴を開けて軸を通し、ボールジョイントをつけてあります。
 あといくつか…ミサイルポッドの後ろ側とか、動力パイプとかの表面処理と、追加武装が残ってますのでそれが出来次第サフって本塗装に移る予定です…さて、ザクのあの微妙な緑をどこまで表現できるか(笑)。
 次の連休は毎度お馴染秋の田舎強襲が待っているので、その前に仕上げておきたいです。
 …あ、ダンボールで換気口までのダクト作らないと。


UC−40.10.06 サフ吹き直前で力尽きる

 そんな訳でプラ模も再開…とはいっても多少の未工作部分や表面処理に費やしていたわけですが…動力パイプって何でまたこうめんどくさいンですかね!
 特に顔の周りの動力パイプがちっちゃくて…持つだけでも大変なのにゲート跡をキッチリ処理しなければならない……何度も飛ばしましたよ…ヤスリかけるにはある程度の力でホーールドしないとイカンのですが、なまじパーツが小さいので握る部分が多いと削れないし、かといって握る部分を小さくするとパーツが飛ぶは落とすわ動くわで…最後には人差し指と親指に両面テープで耐水ペーパー貼り付けてやってました。
 そんな作業を一時間……半分は落としたり飛ばしたパーツを探していた気がしないわけではありませんが、精根尽き果てて途中で力尽きて諦めて寝ました。
 _」⌒|○
 あ〜う〜〜疲れたよ〜肩こったよ〜…でもまだ1/3ぐらいあるよ〜。
 MGザクやグフも大変だけど、まだアレはパーツが大きめだからなぁ…一番ちっちゃい奴にしないと干渉するからとは言え、FGの動力パイプがガンキャノンの顔のRに合わなかったとは言え、苦行だ……。
 これに比べれば塗装は楽だよなぁ…と思えてしまう…。

サフ前の串刺し
 …あ、足の裏きちんと処理終わってない…二つあるノズルっぽい奴はなんか別の市販パーツでも貼ってやらないと合わせ目を消すのがメンドイなぁ…。
 次にある連休(世間では3連休らしいが俺は暦通り)は秋の田舎強襲が待っている為、作業できないんだよなぁ…あ、E.M.I.Aやらないと…とりあえず16日までに仕上げると言うことで許してもらおう…。
 “ガキ”はぱぱっと仕上げる予定だったんだけど長引いたなぁ…今月中までに仕上げて新しく何かに取り掛かりたい…あるさんの『趣味万歳』を見て、ATが作りたくなってきてるんだよなぁ…WMもあるし、戦車も作りたいし、極秘で作っている物もあるし、ゾゴッグももうずいぶん放置してしまっているからなぁ…。


UC−40.10.11 サフったが逆流して大変な目に

 という訳で、表面処理を終わらせてサフサフとサフりました。
 本当は換気口に直接装着する換気道をダンボールで作ってこれからの寒い季節でも暖かく塗装できるようにする…筈だったんですが、拓ちゃん大先生からこっちでは放送していない“リリカルなのはA's”の第1話と2話を頂いたんでそれ見てたりとか、やはり田舎強襲の疲れでぼ〜っとしていたとかで作業時間が足りず、ただでさえ眠くてもう少しでサフらずに寝てしまう所をここでやら無ければ16日までに終わらないと奮い立たせたものの時間も無かったので従来通り窓枠の網戸に排気口を取り付けてやりました。
 …寒い&風向きが突然変わって室内に吹き込んできたとかでひどい目に合いました。
 しかも愛用の田宮のグレーサフが切れる…しかしこんな事もあろうかと新しいものを今日の帰りに買ってきたから大丈夫……って、これホワイトサフだった!
 …まっ、まぁ傷が多少見難い程度で下地を作ると言う目的(俺的にアクリル派であるのだが、アクリルはプラに対しての喰い付きがいまいち不安なのだがサフ等で下地をキッチリ作っておけば下手に擦っただけで皮膜が剥れる事は防げる)は達せれるので…ぎりぎりセーフ!
 終わった後に鼻かんだらグレーとか白っぽかったです…マスクすると言う行為自体をすっかり忘れてた…結構吸い込んだよなぁ…体に悪い事しちゃったゼヨ。
 そして作業が終わっても激しくシンナー臭い室内…ずびャ猫が入ろうとして逃げました(笑)。
 結局しばらく窓全開…寒いゼヨ…。
 本塗装の前に換気道を作る事にしよう…アクリルとは言え吸い込みまくれば体に良い訳無いだろうし、クリアーとかスプレーとかもっと悪いものもあるしな!

サフ後の串刺し
 前回のが白とか灰色になっただけのパーツ群。
 この後傷チェック&あれば修正&埋まってしまったのがあれば彫り直しを行ってから、ザク色に塗ってあげよう…E.M.I.Aザクも一緒にな!
 ザクのあの微妙な緑色が上手く出せればいいんだが…旧キットの300円ザクのパッケージを参考にするとしよう。
 今後の工程は『傷の確認→本塗装→2次塗装→クリアーコーティング→マーキング→墨入れ&ウェザリング→クリアーコーティング』と言う流れ、なんとか16日朝までにはぎりぎり終わる工程だ。
 あぁっ、早くウェザリングしたい…っ!
 田宮のウェザリングスティックとか、新マテリアルをいくつか買ったんで試してみたいんだよなァ…!
 あるさんのATを見て、もうウェザリングしたい度が上がりまくっているから…この勢いの内にウェザリングしてぇっ!!


UC−40.10.15 ザク色の気持ち

 という訳で、これからの寒さを前に窓を開けるのはいやなので換気道を作って窓を開けずに換気口から排気して暖かく塗装しようプロジェクト発動!
 ンで、こんな感じになりました。

冬の塗装の必需品
 机の上の塗装BOX…というか換気扇BOXからビニール袋を切って繋げただけの可動部分を通してダンボール箱を切って貼ったした換気道に繋げ、そこから換気口にまたビニール袋を切って繋げた物の先に換気口のサイズにちょうど会う大きさのアダプターを介して換気口に繋げます。
 …たったこれだけの筈なのにずいぶん時間掛かりました…最初はダンボール筒の物で作ったんですが、径が小さいせいか逆流してしまい没、結局大きめにダンボールで作り直したのがこれです。
 サフだとやっぱりちょっと全てを吸い込みきれない部分もあるんですが、まぁ寒くないのでOK!
 寒い季節を前に塗装対策もばっちりになりました!
 
 で、同じザク色なんで同じように塗った“ガキ”はこんな感じです。
 
ただいまのガキ…基本塗装が終わってつや消しクリアーのみの状態
 時間が押していたので残念ですが墨入れ手前で停止。
 写真を撮るのに急遽組み上げたんで、時間の掛かる動力パイプの組み上げもしていません…とりあえずザク色で一つ目ガンキャノンという雰囲気は出ているかと。
 接続軸とかポリキャップにも塗料が乗ってしまったので削り落とさないときつきつだ…下手すると折ってしまうので早急に落とさないと。
 …こうしてみるとミサイルポッドに色気が無いナァ…裏蓋をつけてないとかミサイル本体を刺してないとかもあるんですが、側面の情報が無い…ディティール何かつけるか。
 色も単色でいいかと思ったけど、いまいち殺風景だから表と裏の蓋も色変えた方がいいかナァ。
 その辺を少しいじりつつマーキング&墨入れ&ウェザリングをするか。
 ……くっくっくっく…とうとうウェザリングを思いっきりできるぞ…さぁて、どうしてくれようか…!!


UC−40.10.25 汚し中

 今シーズン最高の寒さでした…ずびャ猫が一晩中俺の布団の上で寝ているぐらい。
 とは言え今月中間性を誓った俺は寒さに負けている訳にはいかん!
 冬装備のベストと靴下を着込んで、ウェザリングに励みます!
 …でも寒さに負けて拭き取りは次回に(泣)。

べちゃべちゃ塗りました
 デカールをちょっと貼ってから、エナメルを薄くしたので何段階か墨入れ用とウェザリング用でささっと塗料を乗せます。
 実はその前に傷の大きい場所を修正したり、ちょっとしたところを直したり、動力パイプを組み上げたり(←一番時間かかった(汗))したので結構時間取られてます。
 見ているうちに、もうちょっとディティールUPしたい場所とかいじくったり…何箇所か塗り直しになりますがそれはそれ!
 例えやりたくて仕方がないウェザリングとは言え、事前にちょっとプラ工作をしておかないと指が乗らない性質でして…(笑)。
 あと、今更思いついた装備とかちょこちょこいじってたり…おかげで拭き取る時間無くなっちまった…よく考えれば、最初にウェザリングを塗ってから乾燥時間でその辺いじれば効率よく出来たものを…!
 眠くなってから思いついても後の祭り、効率よく進まない自分が情けなくって涙出てくるも、寝不足すると風邪をぶり返しそうなのでずびャ猫と共に就寝…あ、寝る前にモンハンやって錆びた塊を凄くさびた大剣と凄くさびた槌にはしましたけど…数日間何時間かやってもできなかったのに、出来るときには一瞬だったなぁ…。


UC−40.10.27 ガキ、第一次ウェザリング終了

 と、言うわけで墨入れとを拭き取りつつウェザリング風に汚しました!
 トリアエーズ今の現状。

立ち3景…ウェザリング中なので艶はまだ整っていない

上半身UPと膝立ち…膝立ちは結構辛い
 こんな感じ。
 これはあくまで第一次ウェザリングなので、ダメージ、錆び、ドライブラシ、パステル等はこれを一度クリアーコーティングしてから施す。
 …所々貼った筈のデカールが見当たらないのはナズェなんディスか、ダディアナザーン!?
 ちなみに、肩部ミサイルポッドの前後が白いのはそういう色なんじゃなくて、灰色一色が気に入らなくて後から削り落としたから。
 そのうち黄色かオレンジに塗ろうと思ってますが…白っぽいのも似合うなぁ……。
 バックパックのノズルはまだつけてません。
 後頭部のアンテナは市販パーツで塞いでいます…戦闘で折れたので中隊長ツノ付けたので要らなくなったから塞いだ設定。
 ちなみに、足の汚れはタミヤのウェザリングスティックと言うのを使ってみましたが…なんつーか、ねっぱる口紅?(笑)
 重ねた泥の表現に最適と書かれてましたが、確かにねっぱるので上に重ねたりは楽そうだけど…戦車のクローラー(キャタピラ)ならまだしも、1/144のロボットの足に使うにはちょっと大味だなぁ…この後自分でパステル粉を使って色々やってやらないとリアルっぽいことにはならないな。
 さて、ここから重厚に仕上げる為に努力をしなければならんな…もう少しだ、頑張って今月中に完成だ!


UC−40.10.31 完成! ジオン軍鹵獲ガンキャノン“ガキ”

 と、言う訳で!
 なんだかんだと長々と引っ張ってしまいましたが『ジオン軍鹵獲ガンキャノン:“ガキ”』はとりあえず完成!
 なぜとりあえずかってミサイル作ってないから…これは戦闘後の姿でミサイル全部使い果たしてるんだよ!
 …という事にしておいて!(汗)
 もうめちゃくちゃ小汚く汚しましたので、覚悟完了してから見て下さい。
 ……汚いより小さいがついているのに小汚いの方が汚いっぽく聞こえるのはなぜ…?(by沙代子さん)

立ち4景…一番左はカーソル乗せるとポーズ変更
フロント下部からのライトが強過ぎたかなぁ…白くなってしまった

ちょっとしたポーズ集…似たようなポーズが多いのは俺の発想力が足りないから

煽りっぽく見上げること…煽り過ぎて撮影セットからはみ出す

上半身UP

下半身主に足のUP
 こんな感じ。
 ありえネェつーか行け過ぎって言うぐらいに汚す方向で作りました。
 着弾跡や傷もガシガシ着けましたし、足元の泥とも錆ともつかんような物までたっぷりと…いつから洗ってないんだというぐらいに。
 墨入れの時に筋とか凹だけではなく全体にどベーっと塗り、埃汚れになるように拭取って行きます…むしろきれいになり過ぎた場所は汚すつもりで、徹底的に!
 墨が入って全身汚れた所でそのコーティングと次のウェザリングの乗りを良くする為に一度つや消しクリアーでコーティング。
 その後、着弾跡や傷をほじくり、角を削って傷着いた部分を作り、そこには灰色っぽい白で下塗装しておき、着弾跡は墨入れし周囲を黒でドライブラシ。
 削れや傷は錆び色を塗ったりやっぱり黒を入れたり何もしなかったり。
 それからパステルをアクリルで溶いてこれも凹みや着弾痕や傷の古傷に錆びている感じ表現して、そこから錆び垂れも少々。
 胸のダクトはもうサビサビに…ここから湿気のある排気がされているかどうかは不明だけど、よく劇中で煙を吐き出していたから…本当に煙だとそれはそれでジェネレーターがヤバイ事になっている気がするので、あれは冷却溶液が蒸気化したものだろう…連邦特有の大型ダクトはよく蒸気的な物が漏れるというか、それにより高出力のジェネレーターを効率よく冷やす仕組みになっているんだと判断しました。
 足元もタミヤのウェザリングスティックの上に泥っぽいパステルを調合してアクリルで溶いて盛り付けたり、大粒のを振りかけたりして積ってたり錆と混じってなんだかよく判らない物になってたり。
 この辺はあっちやったりこっちやったりであの汚れがここに溜まってここで錆びてこう流れて下に垂れて…とか色々妄想しつつげしげしやりました。
 バルカンとか発射口とかノズルに発射ガスの燃えカス的黒墨を乗せ、既に見る影も無くなった元のパーツの色より白っぽく薄くしたエナメルで角や凸部分をドライブラシ…特に黒っぽい膝肘は傷も含めて念入りに、脚部ミサイルポッドも横に張り出してるので引っかき傷が多いのではとがしがしつけました。
 最後につや消しクリアーでパステルの固定と艶を整え、全体をコーティングして完成!
 さっきも言いましたがミサイルは間に合いませんでしたがいまいち出来も気に入らなかったので全弾発射後と言う事で自分を納得させることに(笑)。
 そうそう、結局肩部ミサイルポッドは借り組みの時の配色がいたく気に入ったので濃い灰色と薄い灰色の2色にしました。
 
 こうして写真を見ていると、いや〜なんか意図したウェザリングというか、いじっているうちに汚れたというか…汚いなぁと(笑)。
 でもまぁ汚しまくるという目的には達した気分。
 工作部分に特に見る部分は無く、改造部分は既存のパーツを組み合せただけなので塗装〜ウェザリングが勝負でした。
 本体は巣組み…HGUCシリーズ第一弾として気合が入っていたせいか古さを感じませんね、HGUCガンキャノンは!
 …まぁ、手首のポリキャップとか膝の接続の専用ポリキャップとか古さを感じる部分は多々ありますが、旧キットをいじるよりは楽ですし。
 とりあえずモノアイ動力パイプガンキャノンという目的は果たしたので満足!
 バンバ班長のガキに近づいたでしょうか…角がある無しは表記されてないですが、バンバ班長ならつけたに違いないということで(笑)。
 これにて“ガキ”は完成…後のプラ模でミサイルを作る機会があればそのときに一緒に作ってやるとするか…その機会は近いうちにあると思うし。
 
 さぁ、次はATを…スコープドックを作るぞぉっ!!




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