タイトル:『MA−U・Z・X:アルティメイト・ザビ・X』
[旧キット:スケール 1/550]
[完成品]

UC−36.02.04 究極MA製造開始!

 と、いうわけで!
 
ポストホビー09年第1回プラモデルコンテストの為になにを作ろうかと考えに考え抜いた結果……昔から構想していた、アレをこの機会に作ろうと考えました!
 構想はそれこそ5年以上前、結婚した弟が遊びに来た時にリサイクルショップで買った旧キット群を見た時からありました。
 調べると皆そういう事を考えていたのか作っている人も居ましたし、某ギレンの野望かGジェネかなんかの4コマでも似た様なビグザム+ビグロのMAが出ているときもありました。
 ……まぁ、私が考えたものはそれにさらに輪を掛けて莫迦だったので、無駄に優越感に浸ってましたが(爆)。
 ともかく、誰もが考える物のさらに半歩先行く莫迦っプリ! 複数のキットのミックスビルド! 完成品だけではなく情景として仕上げる! 情景にもキットを複数使用!という、私にしては豪華(?)な取り揃え。
 何かの締め切りでも無いとやらないようなことばかりなので、これは何とか完成させなければなりません!
 と言う訳で、早速マウンテン・サイクルから必要なキットを発掘し、作業を開始します。
 この時集めてきたキットはなんと5つにも昇り、今回に掛ける意気込みが相当のものだと実証しています……莫迦だけど(笑)。

  【仕様キット1の加工】
 
 まずは使用するキットその1、見て判るでしょうけど、あえて何も言いません。
 ともかく接着できるパーツはさっさと接着、クリッピングしてしまいます。
 私は接着後、3日放置が基本なので、このまま週末まで放置となります。
 その間、別なキットの方を作っておけば、日曜には両方いじれるかな〜と。
 あえて何のキットを使用しているかは申しません、が!
 強いて言えば、手前のデカイパーツの右側、頭頂部を切り取って5mmのプラ角棒を仕込み、中央に3mmの穴を空けているのに注目です(笑)。


  【仕様キット2の加工】
 
 そして使用するキット2、その底面の飾り台を差し込む部分の周囲を、コトブキヤのポリジョイントが入れられる大きさに切り抜きます。
 それだけでは固定できないので内部に5mmプラ角棒を仕込み(下の説明の輪切り半分プラパイプに接触するのでプラ角棒を1mmほど削ってます)、それに3mmの穴を空けて差し込んでます。
 それをキットの裏側から見たのが上の写真。
 
 パーツ外側には、先程のポリジョイントを隠すようにエバグリーン社のプラパイプを判切りにして接着。
 ポリジョイントが通る穴は空けておかないと接続できません(笑)ので、同じく3mmの穴を空けます。
 この接続部分では前後にスイングする機能が欲しかったのでポリジョイントを使い、半切りのプラパイプをつけたのですが、穴だけではポリジョイントの軸自体が動かないので可動もしません(汗)。
 と言う訳で、稼働する為に穴を前後に切れ目を入れてスリット状にし、動かせるようにしてあります。
 こうして左のような写真になりました。
 半分本体に埋まっているポリジョイントのおかげで可動できるのが判るかと思います。
 ぶっちゃけ、ポリキャップ一つあれば出来る可動ですが、接続先にもポリキャップを埋め込んで摩擦を稼ぐか、接続軸をポリランナーにしてやる必要があります。
 しかし、接続先にポリキャップを埋めるのは面倒だし、もうパーツを接着してしまったし、ポリランナーをポリキャップに通すのはポリランナー自体がぐにゃってしまうので案外大変なので、部品一つで稼働できるポリジョイントを使いました。
 その内横にも半円パーツを接着して完全に囲んでしまいます。

  【合体!】
 
 キット1とキット2を接続すると……こうなります。
 まさにネタバレ!
 もちろんこれをさらに無駄に究極でパーフェクトのに仕上げる為、もっと色々やります(笑)。


 とまぁ、こんな感じ。
 バレバレとは言え、まぁ何も言いません(笑)。
 もうガンガン作ってしまおうと思ってます、旧キットは値段も安く、気楽に切り貼りできるのがいいですな。
 まぁ、プラの肉厚は非常に厚いので、ぶった切るのには少々骨が折れますが(汗)。
 そんな感じでとっとと完成、色塗りまで行ってしまおう!
 ……しかし、キット1とキット2って、大きさ同じぐらいだったのか……。


UC−36.02.09 究極MA製造中、今日はダム増量!!

 と、言う訳で、今回も張り切ってまいります。

  【ダム増量】
 
 上のパーツは加工後整形前で裏側から、下パーツは前から見ている状態です。
 究極のMAと言う事で、とりあえずダム増量(笑)。
 ダムとはもちろん、ふくらはぎの部分であり、ガンダムのダムとは、このふくらはぎの部分の事なのです!
 このダムにビックリドッキリメカが入っているのでガンダムはあれほど強く、ザクやグフが歯が立たないのは仕方が無い事だったのです(笑)。
 と言う訳で、1/144FGガンダムがなぜか頭無しで転がっていた(注:カトキ氏の為です(笑))ので、ダムだけ移植してみました。
 ついでに膝パーツとふくらはぎと脛部分の後ハメ加工を仕込みます。
 元々膝関節と太ももは挟み込みなので、膝パーツの下側に切り欠きを入れて太腿はそこから後ハメ、曽田方向から名ので膝を折った状態でハメ、上に廻します。
 切り欠きは膝と脛の接続面なので隠れますしね。
 膝パーツと脛は、上の方にあるパーツを見れば判りますが、膝パーツの裏側に5mmプラ角棒で接続部分をつけ、同じく脛パーツ内部に固定した5mmプラ角棒の接続部分に、2mmの真ちゅう線にて繋げられるようにしました。
 下の方がパーツを接続して前から見た感じ。
 接続部分はうまく隠れてくれます。
 現在は増強したダムの隙間にポリパテを盛り付け、接続部分を綺麗にする工作中。
 ちなみに膝裏は普通に塞ぐと、太腿が干渉して脚を真っ直ぐにできなくなるので、現在はポリパテを盛って乾燥後に曲面にあわせて削り出してやる予定です。

  【武装強化】
 
 究極のMAと言う事で武装追加、ギレンの野望の某ザビ家専用ビグザムには武装強化にミサイルが付いていたので、ジャンクパーツから逸れっぽい物を発掘、装着しました。
 装着部分は切り取り、裏側はプラ板でハメる部分を作り、接続。
 これを両方に付けました……3×2しかないのでミサイルポットとしては小規模化ナァ……まぁ両方で12発のミサイルだからよしとするか……。



 今回はここまで……進みが悪いですが、色々やってた事があったり、パーツ現物合わせだけ下りで中々手が進まずに……。
 建国記念日までに工作は終えておきたいんだけどナ!


UC−36.02.12 カブトガニ?

 と、言う訳で、腰痛と腹痛の前後サンドイッチ攻撃で死に掛けてドンドルマにすらいけませんでしたが、昼の暖かいうちにナンボか進めました。

  【腕増量】
 
 カリにも究極のMAを名乗っているので、ビグ……いえいえ、キット2もノーマルじゃオモロ無いかと思い、キットが2つある事をいい事に、腕を2バーイ2倍!!
 腕部分を真っ二つにして、基部を横っちょの方に移動して接続。
 つーか、腕パーツはパーツライン消すのが面倒だよ!
 腕は全て挟み込みなので、色の違う部分で切り離して、真ちゅう線で接続……固定にしようと思ってます、掴む物もありますしネ(笑)。
 切断部分はプラ板で塞いであります、丸い市販のディティールUPパーツを貼ろうかとも思いましたが、所持しているパーツでは厚みがありすぎ、反対から見ても大した見えないのでプラ板で良しとしました。
 後部のノズルも2つから4つに増強しようと思ったので、腕から後ろ側もプラ板の箱組みで塞ぎました。
 この後逸れっぽくディティール入れつつ後ろにノズル入れて塞ごうと思っております。
 側面も寂しくない程度にデコレートしてやらねば。

  【大型ビームキャノンディティール強化】
 
 キットのままでは底がまっ平らな上に何も無いので、穴ほじくって市販のノズルパーツを埋め込みました。
 なんとなく逸れっぽくなったかナァ…何もしないよりいいかな、と。
 しかし、これを組み込む部分、キット1の上と下のパーツの間には、たくさんのビームキャノンがあるんですが……これどうしようかナァ。
 そのままでも別にいいか……いじりだしたらとてもじゃないけど大変過ぎる……大型ビームキャノンと同じ用に穴開けて何かパーツ仕込むにしても、相当の数になりそうだし……。
 って、なにか大型ビームキャノンの左側に隙間がある〜〜〜〜!!
 機体をほぼ一周するビームキャノンのパーツは4つに分割されてますが、これの接着場所がちょっとづつズレて固まっちまったか……うぉぉ、どうにか隠さないと……。

  【合体、鏡餅!】
 
 とうとうキット3も切り出して一部接着、色々仕込んであるものの形になったので、今できるものだけで合体してみた。
 ……というか、上2枚の写真だけじゃ寂しかったのでネ(笑)。
 キット2と3の接続部分は、何かのジャンクパーツから切り出したもの。
 実際に接着する時はもっと埋め込んで使います。
 接続部分周りはもっとデコレートする予定、キット3にはもちろん鎌もつきます(笑)。
 キット1の脚がまだできてないので全体像はまだ見えてませんが、週末までには完成させたいところ。
 今、脚の対空防御の数を増やそうかな……と画策中。
 つーか大型化しないと、強化したダムや上半身のボリュームに負けそうで……(汗)。
 さっさとできるはずなのに、また何か手が込んで時間掛かりそうなことになってるナァ……。


 そんな感じで、何か泥沼の思いつき工作になってきている気がする……(汗)。
 こーゆー時はうだうだと考え手ばかりで手が進まないので、ズバッと切ったりして戻れないようにしてしまった方が早く進みます。
 見ての通り、建国記念日までに工作終わらなかったんですが……なんとか来週までには完成したい……最悪2月以内にでも……!


UC−36.02.15 首……というかキット2と3の結合部分

 最近は休みの日でも一日中特化かれるわけでもなく、非常に進みが遅いのが泣き所です(泣)。
 目標を今月無い完成にシフトし、いくつか作ろうと思っているものを諦めていかないと行かないなぁ……。


  【接続部分のでっち上げ】
 
 上の状態から、キット2と3の接合部分を作りこみ。
 穴を空けて接合パーツを埋め込み、キット2の上部部分をバイクのカウル風にV字に切り取って接着。
 キット3は中央部分に5mmプラ角棒が縦に入っていて、接合部分と、両手を差し込む穴を空けてやり、接合部分は2mm、両手は1mmの真ちゅう線を差し込めるようにしてあります。
 キット3の脚……というか推進部の部分ですが、接続部分の左右に穴を空けているので、そこに下に90度回転させた状態で差し込むようにしようとしています。
 ……実際は、エンジンの直径が大きいので入りませんけどね(笑)。
 接続している部分がそのままでは幅広すぎて入らないので、削ったり接続部分を削ってこの大きさに入るようにしようとしてます。
 接続部分の後部も、襟みたいにキット3をガードする装甲みたいの付けたいけど……後部が大きいので垂直に立ててもぶつかるんだよなぁ。
 まぁ何とかするしか無いか。
 後はビグ…いや、キット2を普通通りに組み立てつつ、各部を武装強化してやりたいな。
 それはもう小学生の落書きのようにデタラメに(笑)。



 そろそろ完成させて塗装に入らないと色々まずい……キット1の脚をさっさと蹴りつけなければ。
 本当はエングルーピングを入れてやろうと思い、その道具も揃えたんですが、テストしたプラ板の上では今一うまく行きそうにない上、時間的にも厳しそうなので今回は見送る事にしよう。
 キット1だけにすると、実は非常に目立たないと言う事に気が付いたし……。
 さぁ、ラストスパートを掛けなければ!
 作りたい物はまだあるしな!!


UC−36.03.13 久々の更新ですが……

 さて、久々の更新となりましたが、デジカメが壊れてデータの日付がデタラメになってしまい参照できないので、ここ一月の更新をまとめてお伝えします。
 ……仕事が忙しくて疲労でダウンする日々が続いていたので、更新できなかったのもあるんですがね(汗)。
 そして気がつくと締め切りまでもう少し、さすがにこれは…間に合わないかもしれないなぁ……。


  【キット1さらに改装】
 
[大型メガ粒子砲]
 上でディティールアップしたのを取り付け、なぜか
(なぜと言うか360度メガ粒子砲パーツの合わせがズレた状態で接着されたからなんですがね)
片側に隙間が出来てしまっていたので、その隙間を隠すのに市販の角ノズルパーツを接着して空白をうめました。
 ちなみに大型メガ粒子砲は、曲げた2mmの真ちゅう線で固定、可動はしません。
  [ダム]
 まずはダム増量の整形、隙間や膝アーマー裏にエポパテを充填し、硬化後に大まかに切り出してからヤスリをかけて滑らかに。
 ダムの下側にはノズルをつけて推力も凄いぜ!風にしてみました。
 うむ、まるで始めからあつらえていたような見事な統一感!

 
  [股間]
 ちょっと3つをあわせてみたら、なんとなく短足に見えてしまいまして……今更脚を延長するのもなんなので、股間を延長して関節を下げる事にして長く見せる方法を取ります。
 ちょっとした出っ張りを作り、大体股関節を5mm下げましたが……ぬふぅ、もっと張り出しを大きくした方が野獣っぽくて良かったか?(笑)
 ついでにノズルの周囲を薄くし、股間部に対空防御が爪だけでは寂しいので、大型砲塔を付けました。
 市販の丸いパーツに穴を空けて溝を掘り、2mmの管と外径1.1mmのしんちゅう管を組み合わせて大砲っぽく加工、大きさは内径0.9mmなので、550倍すると495mm、約50サンチ連装砲という事に!
 おおお…戦艦大和の46サンチ砲より大口径か!
 反動も凄そうだけど、そこはジオンの凄い科学力でカバー……という事で(汗)。
 やはり股間の大砲はビームとかじゃなく、火薬でドッカンと行かないと!
 まさに股間に大平平八郎砲!!(爆)
 一発撃ってスッキリだ!!!(笑)
 これでコアブースターが真下から特攻してきても一撃だぜ!!
 それに、Iフィールドを動作させている時は外部からのビーム攻撃もはじける代わりに、内部からのビームも拡散してしまう気がします。
 そうすると攻撃時にはIフィールドを止めるという危険なことをしなければいけないので、大型メガ粒子砲並の強力な実弾砲を装備することは間違いでは無いと思います。
 ちなみに、写真データが壊れたので最新の状態じゃないんですが、完成版はノズルが直接生えているんじゃなくて市販パーツを股間部に接着してそこから生えているようにしてあるとか、もうちょっとデコレートしてあります。
 
  [上部]
 ちょいとピンボケ気味ですが……デジカメの調子が悪いのです、指を離すと電源が切れて最悪データも破損するので焦ってシャッター押したからです。
 それはそれ、上部のパーツも大体接着。
 Iフィールド発生装置は、市販パーツのIフィールド張れそうなパーツを接着し、他にも細々としたパーツを接着。
 設定(妄想)では、このキット1は通常状態から頭部を開き、アンテナを前に倒してキット2とのジョイント部分を開ける事になってます。
 ……いや開いたその部分コクピットじゃないかって気もしますがそれはそれ!
 全機が合体した時には、戦隊シリーズのロボットヨロシク、コクピットブロックがそれぞれ移動して全員一つのコクピットに集合するのです!

【新たなるキット登場!】
 
 第4のユニットキットをとある有名家電量販店で発見!
 おおお、まさか見つかるとは……という事で早速購入、“究極のMA”というぐらいなので、こいつは是非混ぜて見たいと思ってたのです。
 ……ですが、見つかったタイミングが……このギリギリのタイミング(実際に購入しtなおは3月5日ぐらいだった)で見つかってしまい、もう時間が無いというのにさらに工作量を増やすハメになってしまいました(汗)。

 とりあえず、下の写真のように真ん中の部分は接続。
 キット2の後部を割り開いて、くちばしを突っ込むようにしつつ真ちゅう線やプラ棒で接続します。
 左右の部分は……有線メガ粒子砲の柄の部分から先だけ、どっかにくっつけてやるか。

 MA本体と有線ビーム砲の接続部分と、有線ビーム砲内部には、2.5mmの穴を空けた5mm角棒を仕込んでおり、ビニールで巻かれた針金を刺せるようにしてあります。
 あと有線ビーム砲の後ろの部分にスリットがありますが、これがモロに合わせ目に重なってます。
 今ならスリット内部を片方にして合わせ目を作らないか、後ろ側を別パーツにして合わせ目ができないようにするところでしょうが、旧キットと呼べるこのキットにはそんなものはありません……だがそれがいい!(笑)
 と言う事で、あらかじめ合わせ目の消しずらいスリット部分は削り落とし、後ろからプラ板を貼り付けてスリット分の合わせ目を消す労力を省略しました。
※一部の画像は正しくありません(笑)。



  【キット2さらに改装】
 
 こっちはもう、思いつくままにダラダラとデコレートしまくってます。
 MAの耳(?)の部分はノズルがありますが、合わせ目にあってつなぎ目も消し難いので、市販パーツのノズルを飛び出す勢いで接着。
 プラモでは上部がスリットになっていて中丸見えだったのでプラ板で塞ぎ、せっかくだからキット5の砲塔を設置、そのままでははみ出すのでプラパイプを切り出してはみ出す部分にも円筒を接着しました。
 これで平面上機体より上部は全方位に攻撃できるぜ!
 キット2は凄い推力で移動する、ヒット&アウェイが得意な機体なので、後方にも攻撃できればすれ違い後の撃ち漏らしの攻撃や、追いすがってくるインターセプターへの攻撃も可能!
 本当は下部にも砲塔増やしたかったんですが……時間も無いしやるかどうかは判りません、スペース的にも辛いですし。
 ちなみにこの部分、俺的に新しい工法で作ってます。
 別に言う程のものでも無いんですが、一応説明しておきますと、ハケ塗りの瞬間接着剤でパーツ同士を接着。
 すぐに硬化してくれるので楽ですし、ハケ塗りなので普通の時と同じように使えます……指についてしまうと大変ですが。
 瞬着でくっつきますが、合わせ目の隙間はあまり埋まってくれません。
 そこで噂の“光硬化パテ”の出番です!
 チューブからすくい出し、合わせ目の隙間に塗りつけ、ヘラで整形したら、マジックライトペンつまり紫外線を当て、10秒後には硬化してくれてます。
 後はヤスればOK!
 うおお、今までの『 スチール系接着剤を多めに塗ってムにゅっとはみ出させる→最低3日放置(これ以下だと後でヒケる事が多いと言う個人的経験上)→まだ隙間があればポリパテや、プラの削り粉をつめて流し込み接着剤を流し込んで硬化を待つ→完全に乾いたことを確認してヤスリがけ→整形して終了 』という、時間のかかる作業が一瞬で……!
 まぁ、これだと耐久性に問題がある気がする(俺的に衝撃に弱い瞬間接着剤の接着強度は信用しておらず、スチール系接着剤で接着面を融合させる方法の方が一番強度が出ると思っている)のですが、時間の無い今はむしろ多用しなければ間に合わない身!
 実際普通に扱う分には強度は問題ないように見えますから、急ぎの時はこれで行こうと思います。
 その内、MS一つをこの方法で作ってみて、いじって遊ぶのに強度的に十分かどうかを検証してみたいと思います。

 で、まぁ後部はデジカメの都合上ピンボケです……。
 開いている大穴はキット4との接続部分、プラ棒や真ちゅう線が見えます。
 下部もちょっと大きめに箱組みしたので、もう一つのキットからノズルを切り出して2発から4発にしてみました。
 ついでに箱組みの左右に補助エンジンを追加。
 単機でも凄い推力ですが、合体した時に総重量に負けない推力を確保していると言うことで!
 その分のプロペラントとかは考えないで〜〜〜〜!!


 マズイ……完全にマズイ。
 工程はどう考えてもはみ出しまくってるし、残りの工程もたくさんある。
 普通で言えばもう間に合わない、というか明日会社だからほぼ敗北は必死!
 しかし最後まではあがいてみよう……間に合ったか否かは、次回の更新で!!!!


UC−36.03.16 ダメでした……

 と言う訳で、なぜかと言うか案の定と言うか残念ながらと言うか、間に合いませんでした。
 詳しくは日記にも書きましたが、土曜の夜から徹夜態勢で開始し、シンケンジャーや仮面ライダーディケイドまでに基本塗装を終えれば間に合うかも……という事でやってましたが、工作が終わらないままに気が付いたら外が白く(汗)。
 多少のオーバーなら、もう少しで工作が終了するから、そしたらすぐ塗装出来るから……と続行し、気が付いたら11:00、工作は大体終わったのですが、塗装はまだ0%。
 予定時刻の午後4時まで残り5時間、これは確実に無理!
 と言う訳でコンテストへの出展は諦め、
SU−85に総力を結集したものの……詳しくはリンク先に書いてあります。
 そんな感じで、刃折れ矢が尽きるまで戦った記録が以下の通りです。

【足首から下】
 
 最後までデザインが難航した足首―爪のデザインは、このようになりました。
 難航した割にはスッキリして単純ですが。
 ともかく、機体サイズがむやみに大きくなってしまったので、見合った大きさにしようと大型化しようと、どうしようかと考えに考え抜いた結果がこれ。
 脚の甲に当たる部分は、前に使ったエポパテが余ったのでキューブ型にして保管していたのを、直接鉛筆で当りを着け、クラフトノコで切って使用。
 思った以上に硬かったです…ウェーブのエポパテの密度、侮りがたし!(笑)。
 指は本来のキット1は丸指でその先に爪、って感じだったんですが、カクカクデザインにして段差ごとに動きそうな感じにしました。
 実はプラ板を切って貼って作ったのは、内部に3mmプラ棒を仕込んで内部に穴を開け、そこに針金を通してちょっとづつ可動できるようにしようと考えたからです。
 しかしよくよく考えると、こいつが足の指を動かしてもあまり意味が無いな〜と思い、またポーズ的にも代わり映えし、労力だけ多くて余り効果的では無いのでオミット、無可動でいいやとなりました。
 ……イヤだってこの脚のクローで何かを掴む…なんて事は無いだろでしょうし、そんな事するなら武器使ったほうが早いに違いないから。
 ちなみに、写真左側が各種プラ板を切って貼ってして作った指…可動の為の隙間があったり、組み上げたプラ板がまだちょっとはみ出してたりしてます(汗)。
 で、結局可動をオミットするなら、5mmプラ角棒を切り出した方が早く綺麗に作れる事が判明、それが写真右側の指です。
 爪は、レジン製の俺的ガザC改造キットを使用しましたが、そこで『これはビグザムの対空防御の爪』と書いてました……まさか本当になるとは(笑)。
 ちなみに、膝の関節がカクカクで自立できません…空中でポーズ固定の予定でしすから。

【キット1と4の接続】
 
 キット4の有線メガ粒子砲は、キット1の左右脇に取り付けることに。
 接続部分を決めて鉛筆であたりを着け、そのラインをピンバイスで穴あけてからその穴を繋げるようにカッターで切り取り、大穴を明けます。
 その穴に通るように微調整し、内部にはプラ棒で接続用台を作って、接続ピンをプラ棒で作って、有線メガ粒子砲連結部(?)に穴を空けて差し込む事で接続します。
 最終的には接着するので、多少緩くてもOK!
 この先に有線メガ粒子砲の本体が接続されますが、連結部と本体はビニール被った針金(多分GFFを縛っていた針金)で接続する為、内部に穴を空けたプラ角棒を仕込んでいて、そこに接続できます。

 ……それにしてもこの有線メガ粒子砲、とんがりコ○ンみたいな三角錐からどうやってビーム出してるんだろうなぁ……。
 これ以外のメガ粒子砲の類は、大体砲筒と砲口があって気候を想像しやすいけど、これだけは相変わらず謎だ……実は撃つ瞬間開いてる、とか?(笑)

 関係ないですが、この有線メガ粒子砲はこの“究極MA”では非常に有利に働きます。
 何故って?
 そりゃぁもちろん、Iフィールド張っている状態でもその効果外にメガ粒子砲伸ばして射撃できるからです。
 実弾以外の強力な攻撃もこれで可能に!
 究極のMAにまた一歩近づいた!!

【空中キット固定装置】
 
 と言う訳で、上で言ってるように空中で固定するディスプレイ方法を取ります。
 本当は黒いスチロール板を斜めに固定した台の上に色々なストラクチャーと共に配置して情景風に……と思ってましたが、1/550スケールのストラクチャーが思った以上に少ない、背後で爆沈しているサラミスを作ろうと思ったけど遠近感に乏しい、何より時間が無い、と言う事で、市販のバンダイ製のアクションベースにて空中固定する事にしました。
 ところがこのキット、完成するといろいろな物がごちゃごちゃと出ていて、固定に使える部分が無い(汗)。
 色々考慮した結果、キット1のこの部分に横からアームを伸ばせば、後ろにも飛び出すキット2や4に接触しないと判明。
 それなりの重量があるので、ボルトとナットで接続するアームを選択、またキット内部にも穴を開けた先にナットとボルトをゼリー状の瞬着で固定し、両側からボルトで締め付けて固定することにしました。
 かなり頑丈なのでキットが動くことは無さそうです……むしろアームの方が(汗)。
 この写真だと、有線メガ粒子砲とキット1本体との接続台がよく見えます。
【パーツ工作完了!】
 
 と、言う訳で、大概のパーツは出揃いました。
 後は有線メガ粒子砲のトンがりと、キット3の穴のいっぱい空いた球状パーツ、キット2の爪、そしてさっき思いついたキット2のディティールUPかな?
 この写真も良く見ると、色々今までより変なパーツ付いてたりちょこちょこ変わってます。
 主に思いつきでやってたんですが……そうか、こんな事してたから時間足りなかったのか……。

 注目は、写真左下です、それは………(下に続く)。

【ガンダムなんてもう、こ〜〜〜んな感じ!(プチッ)】
 
 1/550ガンダムです、キット5にリーダーやマゼラアタックと共に付いてました。
 元は完全直立のキオツケ状態だったのを、脚を切り離し角度をつけて真ちゅう線を真にしつつ接着、顔をもぎ取って、腕は右側とビームライフルのみ接着してポーズをつけました。
 このMAが究極で最強だという事を表現する為に、連邦の白い悪魔もこいつに掛かればこんな〜〜〜感じ!(プチッ)
 って事を表現しております。
 しかもガンダムはラスト・シューティング状態でクローに掴まれてます。
 最終回の状況でなおかつ負けている……もうアムロさんもコアファイターで脱出すら出来ません!
 帰る場所無し!!

 工作はもういいとしても……エアブラシの故障はどうしよう……。
 時間を掛けてバラバラにして磨き倒せば直るかなぁ?
 塗装はちょっと時間かかるかもしれないネェ……ともかく、サフってから考えるか……足の指を全部5mm角棒切り出しにするとか、もうちょっとまだやることあったな……。


UC−36.03.31 究極MA、集合写真

 と言う訳でようやく日曜日、1週間ぶりにいじってました。
 ……まぁ、家の手伝いとかデジカメの応急処置とかに時間かかって余り…ですが。
 そのデジカメも無事何とかなったので、記念に合体写真を!
 全パーツ合体まではいけませんでしたが。


 究極のMA、コンテストに向けて急いでいたので手を抜いていた、表面処理やもうちょっとやりたかったディティールUPとかちびちびやってました。
 足の指の整形とか、空いてる穴をエポパテで埋めたりなんだり。
 後はあれ、ビグロのミサイルの発射口(?)をピンバイスで新たに空け、そこに市販のパイプパーツを接着したり。
 ザクレロの角の形をまたちょっといじったり。

 とりあえず全部合体した写真が無かったので、デジカメ修理記念に撮りました!
 ……おお、自分で言うのも手前味噌だが、無駄に大迫力(笑)。
 やっぱビグロの腕が4本付いてると迫力が違うよなァ。
 ちなみに、ブラウブロの有線メガ粒子砲は有線部分を差し込むのが面倒なので付けてません。
 片足は撮影直前に外れたけどそのまま撮影、足首以下はポリパテの乾燥待ちなので付けてません。

 現在はこれらを再びバラバラにしてサフ吹きました。
 乾燥して傷チェックしてから塗装開始です。


UC−36.08.23 再開、塗装とおまけの細工

 と、言う訳で久々に再開……前回完成させる事ができず、放置していた物を再開しました。
 修理のなったエアブラシで再塗装開始!
 前回故障時に無理やり塗ったせいでぶつぶつになってた表面とかはもちろん全部削り落としてサフから吹きなおして前回時間が無いので無視していた表面の傷や荒れも多少修正しました。
 まだ全部塗り終えてはいませんがね(汗)。
 第一次塗装終了って所で。 このあと重ね塗りする部分はマスキングしてからもう一度塗り、それ以外はさっさとクリアーでコートしたいです。
 とはいえ、かけた時間に対してあまり進んでいないように見えますが、それはなぜかと言うと……。
 こんな事をしていたから(ピンボケ注意!)。
 以前てからの疑問として『ブラウ=ブロの有線ビーム砲って、どうやってビーム出してんの?』というのがありました。
 TV見ても模型見ても、どう見てもただのコーン状の物体!
 一年戦争のテクノロジー的に、どう見ても技術的繋がりが見えないっつーか、兵器としての系統が突然まるで違うように見えるというか……。
 これ以外のビーム兵器は全て筒状の物体に穴が開いてそこからビームが出る構造になってます。
 これは全てのビーム兵器は戦艦のビーム砲だろうがMAのビームキャノンだろうがMSのビールライフルだろうが、エネルギーを付加したメガな粒子を加速器によって凄い速さで打ち出す構造になっているからです。
 そう、この加速器=砲身な訳でして、ビームでも実弾と同じような筒状の構造があってその先の砲口からビームが迸る訳です。
 時々ビムザムやアプサラスみたいに短かったり穴しかないのもありますが、それは加速しなくてもいい出力があるか、ビーム自体を拡散させる為か、目に見えない磁器加速フィールドを形成しているか、大きいので短く見えるのか、内部に収納していて見えない筈であり、何かしらの加速する機構を備えている筈です。
 しかし! このブラウ=ブロはどう見ても工事現場のコーン!!
 他のビーム兵器とはまるで構造が違う……というか、TV見た限りあのコーン全体が光ってビーム出てますが、この構造が判らない。
 実は細かい穴が開いていて小口径の集合体ビームなのか、コーンはカバーでビームが透過する物質なのか、さっぱり。
 ……で、納得行かなかったので自分で好きなように作り直しました。
 そう、あれはカバー!
 撃つ時に開いて内部が露出して砲身が展開、そして撃つのです! 俺的にそう決めた!!
 と言う訳でコーン状のパーツを真っ二つにして開いた状態で固定、内部に市販パーツとプラ棒でそれっぽいの作っておきます。
 また間にあるのは照準機と言う事で、完成時にはレンズ形の色付きのパーツハメます。
 写真は二連装の奴ですが、単砲身のも同様にコーンが開いて銃身っぽいのが出て、コーンを挟んだ照準機の反対側は板状の市販パーツを貼り付けてます。
 これらは片側のみ、もう一方は収納状態……と言う事で加工無しです……対比に良いと言うか、ぶっ茶け手抜き(汗)。
 また、推進器の類も無いので、裏側にノズル等も取り付ける予定。
 いやさすがに有線とは言え、推進器の類が無いと動かなくね? スケール的に判り難いですが、アレだけで10m以上(どうスケールのガンダムよりデカい気が……)あります……そんなものをいくら有線がヒートロッドみたく自由自在に伸びたり縮んだりして送り出すとは言え、それだけだと速度遅くね?
 と言う訳で、市販パーツを加工したノズルを作り、乾燥中です。



 さぁ、今度こそ間に合わせるぞっ!!!


UC−36.09.03 完成! MA−UZX!!

 と、言う訳で、寒風酷暑ものかわと、艱難辛苦乗り越えて、完成しました!
 とりあえず当日近くの写真は例によってあまり無いので、いきなり完成となりますが(笑)。
 最も苦戦した部分……それがここ、ビグザム本体のマスキング。
 じみ〜〜〜に横の28連装ビーム砲とか、襟(?)部分とかは色が違うので、先に塗ってからマスキングして本体を塗装しました。
 そんなこんなで、完成したMA−UZXをご覧くださいませ!


正面方向から。
朝に完成したので撮影設備を準備する暇が無く、適当な紙を置いただけで撮影しました(汗)。
ん〜〜〜……ビグロのモノアイレールの黒い部分が光っちゃってるなぁ……。
ビグザムの股間の二連装砲、わっかるかなぁ……。


横っぽい方向から。
重なり具合が判ると思います。
ブラウブロの下の方の二連装有線ビーム砲も有線で切り離しが出来たんですが、
やってみたらクドかったので分離しない状態にしました。


後ろから。
後ろから見ると、ビグザムの後部にも小型のノズルを増やし、
ブラウブロのノズルの中にも小型のノズルを増やしてるのが判ります。


真上から。
……重なってるので一番下のビグザムがまるで見えません(汗)。
その握られてるガンダムが有線ビーム砲に隠れて見えない……。
主にザクレロとビグザムの位置関係や、ビグロの腕の場所、アッザムの砲台の場所の確認を(汗)。


ちょいと寄った写真、物がでかいので全体撮ろうとすると各部が小さくなって困ります。
だったら個別にアップで撮れ……というのは今なら判りますが、当時は焦ってたので。
そして物もまだ帰ってきてないので、返品されたらまた撮り直すと言う事で。
ともかく、ザクレロの色分けは黄色を塗った後でガッツで筆塗り。
口の中が塗りにくくて難儀しました……先に牙を接着してちゃったから……。
拡大すればかなり雑なのですが、これでもがんばったということで……。
寄れば微妙に判るかもしれませんが、基本塗装後墨入れし、同じ色で微妙にウェザリングしています。
宇宙に居ると言うことで、進行方向に水平方向に筋状の汚しが入ってます。
ですから、ザクレロ&ビグロ&ブラウブロは前から後ろに、ビグザムは上から下にスジ状に。
まぁ、私のいつものウェザリングですね……宇宙で実際こんな風に汚れるかは判りません(汗)。
その後、ドライブラシをかけて凸凹を強調、ただしスケールが1/550なので、薄めになってます。

 
例の有線ビーム砲のディティールUP
コーンを開いて内部のビーム砲そして、その下にあるモノアイは照準とか画像とか。
閉じている状態では青で、射撃状態になるとピンクになるという設定。 閉じてて見える写真無いですが(汗)。
後ろは延びるだけじゃ速度が遅い気がしたので、大幅にノズルとか付けてスピードUPを!
全てのノズルはガンメタルで塗り、ドライブラシした上に、カッパーで焼けを表現するのにもう一度ドライブラシしてあります。


今回の一押しチャームポイント、MA−UZXの前には手も脚も出ずに破壊されて捕獲されたガンダム!
自分にしてはがんばって塗りました。
白をアクリルで塗って乾燥、クリアーコートした後はエナメルで筆塗り。
一色毎にクリアーコートして万が一に備えましたが、そんなにはみ出してりはしませんでした。
腰の黄色いBOXとかは、広い面しか塗ってません、横までなんて塗れません!!
そーゆー所は墨入れしてしまえば見えますまい……と思ってやりましたが、上手くいった模様!
墨入れとドライブラシで何とかそれっぽく、また墨のふき取りを雑にする事で戦闘でのダメージっぽく。
地味に拳とビームライフルは違う色です(笑)。
そして……胸のダクトの黄色を塗り忘れてました……。



 いろいろアレだけど、とにかく完成!
 だが、むしろここからが問題……こんなでかくてかさばるもの、どうやってポストホビーまで持っていこうか!?
 とりあえずHDDの箱に入れて周囲の隙間にタオルを詰めましたが……破損がぼろぼろと……。
 まずビグロの右腕の後ろ側が肘からボッキリ(泣)。
 他にも細かい部分が折れたりしましたがその辺は現地で何とか接着。
 ただ、ガンダムのビームライフルの先端はパーツ自体無くなってしまい……元々小さなパーツだからなぁ……。
 とりあえず展示期間は13日の日曜日までなので、本物を見たい方は札幌ポストホビーに行けば見れると思います。

 ま、勢いというかギャグというか受け狙いといって感じで開始したMA−UZX、前の締め切りに間に合わずようやく完成です。
 ともかく完成してよかったというのと、まだまだ手を入れたかったというのが半々。
 実際本物を見ればかなり荒い作品だというのが判るでしょう……。
 別にギャグだから手を抜いて作ったのではありません、これが私の今の実力なのです(爆)。
 そんな訳で長々と作ってきた(今年の2月4日からだから、ちょうど半年!?)こいつもようやくといった感じで終了。
 帰ってきたら破損を直してもう一度撮影し、工房での完成版公開にしたいと思います……馬鹿っぽいいつもの設定もまだ公開してないしな!(笑)


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