UC−39.09.30 ガザC製作記−その1
という訳で、GXGの第25回がついにガザCに決まったので、これはもう複数参加して盛り上げなければ嘘だろうと言う事で、ガザCの製作情報を公開したりします。
ガザCの標準的な製作法とかを公開できるようになればナーと思いますです。
という訳でさっそく改造した所を公開しましょう。
これは胸部左右フレームで、変形する場合回転するので丸い形状になっています。
なんとなくなで肩と言うか、肩のラインが胸部と肩で離れ過ぎている感じがするので、肩の軸を切り離して1mm程上に上げて1mmの真ちゅう線で補強して最接着…左が使用前右が使用後です。
反対側にある胸部中央フレームへの接続軸を間違えて切断しないように――軸の先端の形状が違うので普通は判るんですが――私は間違えて切断しました(爆)。
この工作でこのように変わります…ガザCの右腕側が改造した物(腕の色が白っぽいハマーン用)で左側がノーマル、素組みの機体に取り付けました。
肩の位置が上に動いてより直線っぽくなっていると思います…こっちの方が私のイメージですので。
で、上腕は短い気がする&肩の軸を上に1mmずらしたので1mm延長、これで腕の長さは変わらない筈。
それにガザCはひょろ長くて腕も長いイメージがあるので…細斬りの1.2mmのプラ板を接続面に接着しただけでまだ整形とかしてません、この手の部分は完全硬化まで換装させないと後で引けますから…。
腕の長さ自体は大体同じ位置に来ているかと。
下腕部を更に伸ばそうか現在検討中…2〜3mm伸ばして腕がひょろ長い感じにしようかなぁ。
実物をやってしまうと取り返しが効かないし時間は取り戻せないので、写真を加工してバランスを見て検討してみます。
上にあるのが頭部、モノアイがある部分でこの上に帽子(笑)をかぶります。
ここは胸部中央フレームと挟み込みだったのでそこをポリキャップに変更…挟みこむ部分を切断して3mmプラ丸棒を軸にして、プラ板とアルテコのSSPで補強しました。
このおかげで説明書は書いてませんがLEDを内部に仕込む事が難しくなってしまいましたが…まぁ光らせる予定も無かったので止む無しかと。
下にあるのが胸部中央フレーム、これは上から撮影したもので左側がMS形態の機体正面、上下の丸い部分に先程の胸部左右フレームが差し込まれ、後ろ側はバックパックと接続します。
頭部との接続は上で言っているように挟み込みでしたが、胸部中央フレームに挟む軸が3mmだったのでコトブキヤのMSGのローリングジョイントの3mm径がぴったりなので交換、頭部との接続が後ハメできるようになります。
上に見えているポリキャップがそれです。
さらにバックパックの接続も挟み込みなので後ハメできるように切り飛ばして接続用の3mmプラ丸棒を軸にして周囲をこれもアルテコのSSPで補強&隙間埋め。
で、これがバックパックの機体側、左側がMS形態で上になります。
左側のMSGのローリングジョイントの3mm径がバックパックとの接続場所。
元は胸部中央フレームを挟み込むようになっていたのですが、ここの軸穴も3mmだったので交換して後ハメ可能なように。
右側のMSGのローリングジョイントの3mm径がテイルスタビライザーとの接続場所。 テイルスタビライザーも挟み込みでしたが、ここの軸穴も3mmなのでMSGのローリングジョイントの3mm径にしました。
軸穴が3mmに統一してくれているのでとてもありがたい、コトブキヤのMSGのローリングジョイントの3mm径にガンガン変更後してハメが可能になりました。
ちなみに、ポリキャップはそれぞれ軸の長さを切ったりポリキャップ自体を切ったりして収めてます。
とりあえずこんな感じ。
今後はバックパックとかMS形態時のカバーとか作りつつ、下半身の方を…スカートは裏の装甲部分を作りたいですが今後を考えると複製できるようにしたいなぁ…いくつも作るの面倒だし。
脚は接着面で幅マシするかどうかを検討中…これも写真を加工してバランスを見て検討してみよう。
後はつま先の鋭角&大型化でクローの時に迫力を出すとか、が基本工作ですね…この辺が全てのガザCに共通する工作で、可能であればパーツとかは複製できるようにしておけば1日で基本改装は終わりますしね。
これ以後の工作はそれぞれのカスタムに応じてしていこうかと…バリエーションはいくつか考えていますので、ここの辺の共通フォーマットが出来れば楽になる事でしょう。
さて、早めに上げて複数機作るぞ〜〜〜!!
UC−39.10.10 ガザC製作記−その2
という訳で、ガザCを作ります。
腰の前後の装甲版の裏は抜けてますが、MA形態をとるので思いのほか目立ちます。
そこで裏打ちしてモールドを入れた物を作って外せるようにして複製し、必要なガザC分複製しようと計画しました。
で、その面に剥離剤を噴いて、強度を持たせる為&剥がし易くする為に0.5mmのプラ板を窪みの形にだいたい似た程度に切って底に入れ、その上にエポパテを盛ります。
さて盛ろうとしたらもりもり君が賞味期限切れで硬くなっていたので、買い置きのタミヤのエポパテを開けます。
これを盛って……アレ、チューブに穴を空けてチューブを押してもでてこない…って、これも硬くなってる〜!!!(泣)
_」⌒|○
という訳で、急遽アルテコのSSPを使って埋めました。
本来ならばアルテコなんですから直に硬化するので整形してモールドを入れて外そうと思っていたのですが…なんだか非常にガックリコンと来てテンションダウン。
ともかく、エポパテを買い直してこよう。
はやく掌治るといいなァ……。
ともかく装甲裏にモールド付けて外した物と、爪の先を作って複製できるようにして、バックパックとスタビライザーの接続とかバーニャとかカバーとかを作ってしまおう。
脚は今の所幅マシするのは止めました…CGで見たらいまいちかっこ悪いから。
その辺周りが終われば基本工作は終わりだ…その後に各種カスタムをしていくことにしよう、目標10月中に2種類完成だ!!!
UC−39.10.15 ガザC製作記−その3
最近めっきり寒くなりましたねェ…まぁこっちだけかも知れませんが。
寒くなったりなんだりで動くが悪くなってきてなかなか進みませんが、休み中にちょっとだけ進んだので。
バックパックとテイルスタビライザーの接続。
前々回バックパックとテイルスタビライザーの接続部分のバックパック部分をポリキャップに置き換えましたが、今回はテイルスタビライザーの元部分の加工を。
テイルスタビライザーの元部分はハメ込みだったというのは前々回の通りですが、バックパックのポリキャップに刺せる様に挟み込みの部分を切断してポリキャップが入るように開口。
そこに3mmの穴を空けてプラ丸棒を刺して接着し、隙間をアルテコのSSPで埋めて補強。
これで取り外しが可能で可動できるようになりました。
ちなみにこのポリキャップは結構後ろを切り落とさないとMA形態時に本体をバックパックに収納した時に干渉しますので、切り過ぎないように気をつけつつ切り落としています。
それとバックパックの内側の横の部分、白く見える部分は下で使った作業のあまりのエポパテで埋めました…結構目立つんだよねェこの部分。
写真にはありませんが、MS形態時にバックパックの後ろを塞ぐカバーを作成中。
キットのままではMA時に胸部左右パーツが通る穴とかの切り欠きがそのままなので、その辺を塞ぐパーツを作ります。
まずはバックパック底面を塞ぐプラ板を切り出し、バックパック本体に3mm径のポリキャップを埋める5mmの穴を空けてアルテコのSSPで埋めました。
これはMA形態の時にかなりぴったりと胸部が内部に入り込むので、余計な出っ張りが作れなかったからです。
穴を貫通させてしまわないように注意、3mm径のポリキャップはT字のポリパーツの3mm径の部分を切った時の物を使用しています。
後は横板を切り出して胸部左右パーツが通る切り欠きを塞ぐようにエポパテかなんかを盛り付けて整形してやれば良いでしょう。
このパーツもガザCの数だけ必要なので、あえて底面と横板を組み上げる前に複製して数を揃えたいと思ういます。
裏打ちしたて整形した腰前後アーマー。
アルテコで埋めた腰前後アーマーですが、硬化した後……外れませんでした(泣)。
剥離剤がきちんと効かなかったのかアルテコのSSPに吸収されてしまって用を足さなくなったのか、剥がそうとするとひび割れてきたので剥がすの中止(泣)。
泣きながら修正して整形し直し、これは直接掘るしかありませんネェ…アルテコのSSPだと気泡は出るわで大変ですな…いくら焦ったとしても、失敗だったなァ。
本当は複製するつもりだったので、急遽別キットのパーツを切り出してきて買い直してきたエポパテで新たに埋めて硬化待ち中、これはモールド入れるテストとする事にします。
エポパテでもう一つやっているのが足の爪(?)の延長&鋭角化。
爪はやっぱり尖爪、牙は鋭牙じゃないと!(注:モンハン2やってると身に沁みる(笑))
めっきり寒くなったのか1日半たってもまたちょっと柔らかかったです…剥がしたりする分にはいいんですが、整形とかヤスリをかけるにはちょっと不安なのでもう少し放置しておきます。
こいつらも複製の予定、最初はゴム製の奴で数を増やし、でかいのは2つ、小さいのは4つ作ってから他の複製するパーツと共にシリコンで片側型を作って以後はレジンで機数分抜く予定です。
ん〜〜〜…まるで進んでませんが、この辺終わったらもういじる部分はないので後は普通に作って終わりの筈。
素体はこれで完成で、脚の幅増しとか2の腕の延長はいまいちだったので素体にはしません。
これが私のガザCの基本工作で、基本的に私がいじるガザCにはすべてこれを行う予定、これを元に各種バリエーション展開をしていく事になるのですが…締め切りの12月8日までにいったいいくつできるかなァ?
……そーいや塗装と言うものもあるんだな……複製パーツさえできれば一体10日前後でできるだろうから…塗装は最後に一気にやるかちょこちょこするか…う〜ん、最後だとごたごたするから、効率は悪くても一体ずつ塗っていくとするか。
複製型とノーマルは今週中完成を目指すとしよう!
UC−39.10.22 ガザC製作記−その4
朝、車庫の気温が3度だったり、家から見える山に雪がかかっていたりと寒くなってきていますが皆さんお元気でしょうか?
私は何とか生きてます。
さて、生きているなら模型を…ガザCを作らねばなりません!
という訳でこんな感じになっています。
腕、見難いかも知れませんが、例の上腕を1mm程伸ばしたのを整形しております。
下腕の肘関節の周囲部分が一段凹み見たいのがありますが…TV版的な形状に見慣れている身としては、一度気になってしまうと見れば見るほど気になるので、アルテコのSSPにて段差を埋めてみました。
また、手首の関節には市販のバーニャパーツ(コトブキヤのMSGのバーニャノズルII)の一番大きな奴を上から一番目の筋の所で切り離して、上部に手首パーツのボールジョイントが通る穴を空け、内部を削り取って可動を確保しております。
で、ノーマルのとの比較がこれ。
ちょっと伸びてて肘の段差が埋められて手首に関節隠しパーツがあります。
これが私のガザCの標準の腕になっていくと思います。
肘関節隠しパーツにパイプが直接付いていますが…これは別パーツにした方がいいかなァ…。
これはビグザムの対空防御の爪。
…ではなく、足の先と後ろのMA形態でのクローになる部分の強化爪、上に被せるのでいわば着爪(笑)。
左側が着けている状態で、右が外した状態。
上の大きいのが2つ、下の小さいのが4つで一機分になります。
この前のエポパテを盛った状態から整形……したところサイズが小さかったり短かったりなんだりで足りない部分を更に盛り付けて整形、下の小さい奴は削り過ぎたので更に側面にアルテコのSSPを盛って整形。
本当は素材を変えたくなかったんですがさっさと固まって欲しかったので。
さっさと固まって欲しくてやったんですが…その後割り込みが入ったのでそこで中断、わざわざ違う素材を使って早期に固めた意味無しに(泣)。
これぐらいで今回は終了…まだ複製する為のパーツが全て完成していない…先週中に仕上げるつもりだったのに…。
後は脚とか特に改造しない部分の接着とクリッピング。
いきなり寒くなってきたので、暖かい部屋に移動してしっかり乾燥させないとなぁ。
バックパックの隠しカバー、これも複製するつもりなので接着して作業ができないのでちょっと大変です(汗)。
予定を後ろにずらし、今週中に複製用のシリコン型完成と、今月中にノーマルの完成を目指します。
う〜ん、パイプはどうしようかなァ…キットのまま使うか、モビルスプリングにするか、それとも別なパーツをなんか手に入れてくるか…。
UC−39.10.29 ガザC製作記−その5
日曜日は昼まで寝てて、午後には甥っ子達の遊んで攻撃に晒され、飯喰って風呂に入ってビール350ml飲んだらそりゃぁ10時ぐらいには寝るよなぁ。
そんな訳で全然進んでません(泣)。
本当なら複製パーツを完成させてシリコンを流し込んでいる筈だったのに……そんな訳で僅かしか進まなくって胃が痛い夢まで見てしまった私です(泣笑)。
写真はようやく複製した爪とか…甥っ子達の遊んでまとわり攻撃を避けつつとなると、この程度完成させるのがやっと…危険な溶液とか道具とか満載ですからねェ…しかも微妙なバランスで物が積みあがっているので、甥っ子達が何も考えずに抜き取ろうとするとプラモ・ドラフトが起こります…一箇所起きましたし。
黒いお湯で柔らかくなるゴム状の品物、多分商品名は『型思い』とかいう品物だったと…何でも100円ショップに同等の物があるらしいんですが、私は見たことは無いので高目ですがそれを買った訳です。
沸騰したお湯をカップに入れてそこに放り込むと柔らかくなるので、その隙にぎゅむぎゅむと盛り付けます。
片面でいいので、テーブルに原型を置いて押し付けるので底面は平らにできます。
シリコンに比べると激しくアバウトですが、硬化後に一つ一つ整形し直すからまぁいいやと…それを複製の原型にする予定ですからね。
そこにレジンを流し込みます…しかし爪2つ分しかないので非常に量が少ないので逆に同量になるように合わせるのが大変でした…これぐらいだと少量ゆえに比率の違いで硬化がうまく行きませんからねぇ。
で、写真の通りに…数は予備も含めてある程度抜いたので状態のいい奴を選んで表面の整形して原型に。
他にもバックパックのカバーの一部が整形中ですが…今日で全部原型ができてシリコン流し込んでる予定だったのに…悪魔共め!
レジン使っているので特に今日は近寄らせたくなかったですからね…なんとか10月中に原型完成させてしまわないと…。
UC−39.11.06 ガザC製作記−その6
連休中に素のガザCは工作完成させるつもりでしたが、親戚が集まってしまいもちろん酒宴に…甥っ子達の破壊力も増しますます手がつけられない状態…ホスト家なので準備や後片付けは全てこっちに回ってきます…そんな訳で全然進んでません(泣)。
季節の変わり目はただでさえ体調も精神も優れない上に悪天候とか寝違えとか暴飲暴食が祟って腹壊したりとかであちこち痛い…もう、プラモとゲームと小説とDVDに埋もれて一月ぐらい引き篭っていたいゼヨ……(大泣)。
……なんか前回も全然進んでないと泣いた気もしますが…とりあえず現在の状況を。
複製の原型が1機分揃ったのでとりあえず付けてみる。
…おお、これだ、こんな感じだ!
私的イメージではガザCのクローはこんな感じの方が好みなんですよ!
まぁTVとか画面では全然こんな感じではありませんでしたが、MA時にクローを前面に押し立てる機体であるならこうでなければ!!
これならむんずと掴んだ瞬間に握り潰せそうな気がします!
うむ、満足……私の脳内ではガザCは全機こうなっています(笑)。
こいつの複製を全機爪に被せます(バリーションの可能性あり)が、キットにある抜きは全部埋める予定です。
この時2の指(?)にあるようにモールドを何か掘ってやる事も考えられます…テンプレート何か作ろうかな?
とは言え、この手のモールドは私にまるでセンスが無いので困り者…なにせ腰のアーマー裏のパーツにもモールドを掘って複製する事を諦めたぐらい…ダメです、無い方がまだかっこいいです…。
ともかく、爪強化パーツはこれにて終了、後は他の複製パーツを待つのみです。
これがバックパックの裏塞ぎパーツ。
MS形態時ではMA形態時に胴体がすっぽりはまるのでその切込みというか隙間が目立って仕方ありません…今回はバックパックと本体を後ハメできるようにいじってあるのでなおさらです。
バックパックを取り外しできるようになってるので逆にカバーをつけるのが容易になったので作ります。
本当は底面と、側面のになるMA形態時に胸部の左右パーツを通す切り込み部分で分けて複製しようと思っていました。
組み上げた物を複製しようとすると高さが他のパーツよりも高くなってしまって原版を作るのに支障が出るかと思っていましたが…実際には爪の大きなパーツより3mm程度しか高くなかったので接着して加工する事に。
側面のこのパーツがかっちり固定できないのでなかなかうまく加工できなかったのですが、プラ板の底面に三角プラ棒で補強して同じような形に切り出した側面のプラ板をがっちりと固定してしまえば、盛り付けたエポパテも削ったり切ったりしやすくなったぱっぱと進みました。
…最初からこうしておけばよかったなァ…。
で、これがはめてみた状態。
まだ乾燥中のところを無理やり…まだまだ側面の合いが悪いので修正が必要のようですが、乾燥が終わったら整形します。
また、MS形態時にはパックパックの下の方が非常にスカスカですので、カバーの裏にこのバックパックの下側の角度が45度である事を利用して、三角プラ棒を幅に入るように切り取ってそのまま接着。
テイルスタビライザーの角度が真下にまで稼動しなくなりますが、そこまで下げるといまいちかっこ悪いのでしない事とします。
その辺いじってて気が付いたんですが、実はノズルがバックパックにくっついているのはおかしいのでは!?
元々テイルスタビライザーはAMBACの為にあるんであって、ノズルがそれについていると不味いんでは…。
それを有効に使うのもいいんですが、見る限りガザCにある推進器はこれだけみたいなのでノズルが動くならまだしもテイルスタビライザーと一緒に動くのは何か違うような気が…。
と言う訳で、左右に基部を作って独立させようと思います。
まぁこんな感じでポチポチと進んでます、今週中にシリコン型から複製品をレジンでコピーできるようにしなければな!
いい加減接着した部分は乾燥しているでしょうからその辺も整形しておかなければ。
シリコン型の完成と同時に素のガザCの工作も完成させなければ!
さて、雪が降る前にノーマル完成で一気に弾みをつけてバリエーション展開に入るぜ!!
UC−39.11.14 ガザC製作記−その8
という訳で、ここ数日間の作業である複製パーツの複製状況です!!
枠とか作るのが面倒なので透明なブリスターのケースを枠に使用。
シリコンを流し込んだ時にパーツがずれたり外れたりしないように、紙用ののりをつけて底面に貼り付けます。
なんせ片側型しか作らないので、底面…というかシリコン型が完成したときには上面になる部分は水平でなくては困りますし、パーツが浮き上がっては困ります。
両面型の場合はパーツがたいてい粘土に埋めてあるので浮き上がりとか気にする必要はないんですけどね。
この後シリコンを流し込んで暖かいお茶の間の人形ケースの上に放置、23度で何時間後に硬化…となっていたので、確実に20度以下で寒いわが部屋に置いてあっては硬化もしずらいだろうから。
⇒
で、左の状態から右のシリコン型が完成します。
比較的小さなパーツを集めます…これらは小さくて薄いのでシリコンも薄くて済むのでシリコンも薄めに流し込みました。
ランナーをつけているのは、本来ランナー状のはレジンがいきわたる為や空気抜き用につけるのだが、上からレジンを流し込んだ時に塩ビの板か何かを押し付けて平面に仕上げたいので、余剰のレジンがそちらに流れてもらう為。
上から流し込むので空気抜きとか関係ないし!
こうして右側のようなものが完成しましたが…のりで着けても一部のパーツが浮き上がってたらしく、隙間に入り込んだシリコンがあります…デザインナイフで丁重に切り離し、硬化後に修正するしかありませんなァ。
さて、実際にレジンを流し込んだらどうなるやら……。
⇒
こちらは大き目のパーツ群…大き目と言うか、高さが1cmぐらいになる奴らを揃えた。
左側は平べったい奴らばかりなので、そっちに含めてしまうと無駄にシリコン使うことになりますしね!
小さめのぶりスターケースで作ったんですが…実は固定する際にのりが切れて…何とかこすり付けて固定したものの、一部のパーツが流し込んだ時に浮き上がってしまった(泣)。
ピンセットで押し付けて何とか固定しましたが…硬化した時にきちんと底面に張り付いていてくれればいいんだが……。
と、心配しつつ完成したものがこれ。
……懸念した通り…ほとんどのパーツの底面側にシリコンが流れ込んでました…(泣)。
すなわち底面部分の所が余分な厚みが生まれてしまったという事で…レジンで出来上がったパーツはこの底面部分だった部分は修正が必須です。
特にバックパックの塞ぎパーツは酷い…片側に余分なシリコンが入り込んで斜めになってしまっている…原型パーツは諦めて瞬着とかでかっちり固定するべきだった…。
もしくはこのブリスターパック自体いまいち底面が平らじゃなかったのかも知れませんしね。
レジン入れたらどのようなものになるのやら……。
そんなドキドキしながら早速レジンを流し込みましたが……大問題発生!!
何故か硬化時間が遅く、硬化斑とか、固まったから外してみたらまだ硬化してない部分が会って歪んでしまったとか…。
何故こんな事に!?
…レジンは新し目だから劣化している訳じゃないし、型枠に問題は無い、配合もほぼ1:1だし確かに量的には多くは無いから微妙な誤差が大きな問題になるかもしれないんだが…!?
……はっ!?
と思い当たる事があって温度計を睨む…するとそこには!
室温16℃と針が示していた…!!
人間は厚着をしてしまえば余り関係ないのですが(実際に厚着をしてましたし)、レジンは通常23℃以上で硬化数分…とかなってます。
つまり温度が低い為に化学反応が遅くなってて…って事なのか!?
実際ストーブが消えてまだかすかに暖かいお茶の間で試すと確かに硬化は早かったです…それでも遅かったですが…既に室温20℃ぐらいだったので。
だかといってお茶の間でストーブをつけて温度を上げて作業を…なんて、異臭がする作業はやれる筈がありません。
今から部屋の暖房を入れても十分な温度になる事には深夜、それから作業…じゃ時間が深夜に及んでしまいます…さすがに明日も仕事なのでそれは避けたい事実。
結局諦めました……明日は暖房を入れて室内温度を暖めて作業する事にしよう……。
硬化時間を非常に長く取っていくつか抜けましたが…。
やはり大型型の方は底面の修正が必要なようです。
内部とか爪の先っぽとか…完全に硬化する前だったらしく取り出す時に歪んでしまったパーツもある模様。
また、流し込んで表面に板を押し付けて平面を出すつもりでしたが、薄い方はそれだけでシリコンが歪んでしまってキッチリ平面にならずに他に流れ出してしまうという…(泣)。
それに厚い方で複製しようとした腰アーマーの接続軸パーツ、2.5mmという比較的細くて長い型にはキッチリ底面まで流れ込んでくれなかったようです…まぁ普通は空気抜け穴とか作るものなァ…この部分は泣きながら毎回作るしかないか…エバ緑社製で2.5mmの丸プラ棒とか打ってるといいんだけどなァ…。
でもまぁ、きちんとしたシリコン型を使ってのレジン複製は流石です…軸パーツは流れ込まないで複製失敗しましたが、薄くてオーバーハングな前回の型取りゴムでは旨く行かなかった手首の関節隠しパーツがきちんと薄く抜けてました…まぁ上面になった部分は余計なレジンが盛り上がっているので加工が必要でしょうが、キッチリ抜けていてくれているので安心です…毎回バーニャパーツを切り出して加工するのは面倒でしたからね…ついでに予算もかかりますし!
とにかく、日を改めて温度を十分に高めて再チャレンジ!
他はあまりにがっかりだったので表面処理もちょっとだけにして寝ました…いや、寝る前にモンハン2にオンしてみんなで祖龍を狩ってましたけどね…この日の私の攻撃は何故かいつもより気合が入っていたとか無かったとか…(笑)。
UC−39.11.23 ガザC製作記−その9
という訳で、前回から数日……後日、室温を上げた状態でパーツを複製しまくり複製パーツを余裕を見て複製し、適当に厳選したパーツを使って残された工作を推し進め、ついに工作終了!
まだパーツが付いてない部分とかありますが、あとハメが面倒だとかハメたら外すのが大変だから付けてません。
…というか、外すのが大変なパーツ(特に足の指の装甲)とかつけてしまったんだけどな!!(汗)
そんな訳でこんな感じに仕上がりました、我がガザC!
とりあえず4面+MA写真……本当はMA形態に変形した写真も撮るする予定でしたが…左胸フレームの胴体中央部との接続部分の軸が千切れました(泣)[2006/11/24]パーツ交換してMA形態もUP!
いつぞや間違って切断したパーツですね…補強するかパーツ交換しないと…この後の写真は全て左胸がぐらぐらで、凝ったポーズが付けられ無い状態なのでポーズに乏しいです(汗)。
でもまぁ、イメージっポく仕上げられたかな?
腰アーマーの位置を高めにして肩の位置を高くし、バックパックも後ハメできるようにしたかたわら位置をキットよりも下げられるようにしてあり、全身の妙な段差みたいなものをできる限り排除して全体的な一体感を高め、爪先を大型化して足元の安定化になったおかげで、各パーツを見たらひょろっとしているけども全身を組み上げてみると『ゴツく無いけどムッチリ詰まってます』的に見えるように仕上がったかと思います…助言してくれたFa☆k-ta氏、ありがとう!
現状で左胸の照準機(?)とか足の甲のアーマーとか動力パイプとか腰横アーマー上部のディティール兼ポリ隠しとかビームサーベルとかを付けてません。
複製したパーツも爪先の大型化、手首関節隠し、バックパックの裏塞ぎパーツが確認できます…あと後ろ腰アーマーもちらりとですが見えます。
ちなみに…見辛いですが、シールドも接続部分にあった変な段差も全部削って一体感が出るようにしてあります。
横からの写真で、バックパックのビームキャノンとその横の丸いパーツ、キットのままではこの間に何か成型上の折り返しと言うかなんかがあるので、アールを際立たせる為にもここは切り飛ばしてあります。
後ろからの写真、ノズルは片方外して取り付け部分が見えるようにしてあります…こんな風に1.2mmのプラ板で台を作って2mmの真ちゅう線で接続になります。
元ノズルを装着していたテイルスタビライザーの穴が埋まっているのがわかりますね。
脚の動力パイプも胸と同じものにする予定。
…足首の動力パイプも切り取って胸と同じ物に交換しようかな…。
素組みとの比較……微妙すぎて判らん(汗)。
再び改修ポイントを上げてみると
・バックパックの後ハメ (これじゃ判らんわ(汗)) ・頭部の後ハメ化 (同上) ・肩と腕の接続軸を上に1mm上げる (言われれば判る程度) ・上腕部を1mm延長 (同上) ・肘関節部の段差を埋める (同上) ・腰横アーマーの接続軸を変更 (同上) ・テイルスタビライザー後ハメとノズルの接続変更 (同上) ・シールドのエッジの段差を削ってなだらかに (同上) ・脚の膝や裾のエッジの折り返し部分を削って薄く (同上) ・爪先を増量 (これは見れば判る) ・動力パイプを別パーツに (同上) ・手首関節隠しパーツを追加 (同上) ・バックパック裏塞ぎパーツを追加 (同上) ・腰前後装甲裏を埋めるパーツを追加 (見ないと判らない)
…う〜ん、見事に追加パーツ以外は言われないと判らない改修だ(笑)。
他にも各部の微調整―バックパックビームキャノン周囲のアールに引っかかるパーツを削ったり、手の開いたパーツをデザインナイフで彫り直したり、余計と思われる肉抜きを埋めたり、色を変える部分は後ハメにしたり―してて、なんだかんだと手が入ってます…慣れればもっと手早くできるかなァ?
っていうかこうして上げて見ると時間がかかった割りにたいした事してない気がする…まぁ試行錯誤があったということで、後モンハン2とか。
こんな感じでノーマルバージョンのガザCの工作も終了…塗装は12月に出揃った奴を一気にやってしまおう。
ともかくこれで基本工作は判りました…さて、これを踏まえてバリエーション展開しまくるかな!
UC−39.11.26 ガザC製作記−その10
と言う訳で、ガザCノーマルの工作が完成したので、次からバリエーション展開を進めています。
それはもう、ジオン秘密工場では、新型MSの最終チェックが行われていた…!と言わんばかりに増産体勢です…スゲェなジオン!(Byドクターシャーボ)
ノーマルのガザCが完成した次の日、ちょこちょこと切り出したりなんだりでこのぐらいだったものが…。
次の日にはこれぐらいパーツが加工済みに(笑)。
一度改造部分や手に入れるべき場所を模索しながら素組みのガザCを見たりいじったりバラしたりしつつ詳細までどう作ってどうすればいいかをじっくりと調べつつ作ったので、都合3個目以降になるこの3〜5号機は先に接着していいものとかはさっさと接着&クリッピングしつつ、改造に必要な部分をいじって行きます。
基本工作は既に経験済みなので楽チン楽チン…まぁ時間は同じだけ掛かりますがね、それでも手馴れれば多少は速くなりますし、同じパーツを切り出して接着〜とやっていくとそれなりに効率いいですし。
そんな感じでノーマルと同じパーツを量産しつつ、特別なカスタム機はノーマルとは別な加工するのでその部分をいじっていってます。
まぁノーマルから僅かな手間しかかけないつもりですからね大した事にはならないんですがね。
【格闘強化型(アニーカスタム)】
この機体はガザCで格闘能力を強化した機体…にする予定。
格闘用といえば角!
まずは基本と言う事でシールドに3mm穴を3箇所空けて3本角をつけました…3本角の位置とかは種死のザクウォーリアを意識したりして(笑)。
角は細くて長い物が使いたかった為、5mmの丸プラ棒を鉛筆削りで削って尖ったら直径が3mmの部分で切り落として使用。
これを3回、両方で6回やるわけですが…5mmの丸プラ棒は鉛筆より細い為、削るのが一苦労でした…私の使った電動鉛筆削りが削りすぎストッパー付だった物で…複製した方が早かったかなァ?
なんせ両肩の他に、拳とか腕とかにも棘つけないといかんからな…ドズル閣下専用ザク並みに!(笑)
【射撃強化型】
ガザCの射撃能力を強化したタイプ…になる予定、まずはバックパック先端のビーム砲を旋回式に。
余分な部分をえいやっとばかりに切断しまくり、本来のビーム砲が収まる凹みとかはアルテコのSSPで埋め、9.5mmのプラパイプが入る穴を空けて、バックパックの裏側はプラ板で塞ぎ内部に2.5mmの穴を空けた5mmのプラ丸棒を接着。
9.5mmのプラパイプを8mmに切り出して、片側を丸い市販パーツで塞ぎ、元々のビーム砲をパーツから切り出して肉抜き穴を埋めつつ補強に真ちゅう線を入れつつ接着。
ひっくり返して内部に2.5mmの穴を空けた5mmのプラ丸棒を接着し、その2.5mmの穴には瞬着でポリ棒(断面が丸いポリキャップのランナー)を接着。
このポリ棒が、バックパックの裏側のプラ板の2.5mmの穴を空けた5mmのプラ丸棒に刺さって後ハメできて可動できます。
こんな感じで射撃装備を強化していく予定です。
【MA強化型】
この機体はMA形態での運用を強化した物…になる予定。
まずは胸部を両方インテークに、下側をプラ板で塞いでエポパテを内部に盛り付けて硬化後それっぽく成型。
MA形態と言えば移動力とかそっちの方向が強いと思われるので、取り合えずインテーク(?)をダブルにしてジェネレーターを強化したということに説得を持たせようかと。
…設定図を見ると模型じゃ無理!って感じで変形するので、それに近づけるようになるべく流線型っぽく変形できるようにするとかちょっと手を入れてやろうと思っています。
当然右胸のナッ……っクルバスター!は削除、武装は他に付けてやる予定…もちろんMA形態メインで使うようのものを色々と。
……こんな感じでMS⇔MAに変形できて大型のクローを持つMSをどっかで見たなァ……と考えてハタと気が付きました!
…それって種死のカオスガンダム!?(笑)
自分で気が付いた瞬間に何故か思わず大笑いしてしまったので、せっかくだからこの赤の扉を…バックパックの両側に武器ポットでもつけてやろうか(笑)。
…なんかいいネタを拾ったので、他にもMAで運用する時に都合のいいように強化する予定です。
現在3機種が進行中…4機種目は素組の奴を再加工する予定ですがこっちは微妙かな?
いや〜バリエーション作るのは楽しいなァ♪
さて、今月中に工作終わらせてやるぜ!
UC−39.12.06 ガザC製作記−その11 惨敗の人
と言う訳で〜〜〜〜(←力無く)。
前回の日記には「工作は今月中に終わらせてやるぜ!」とか威勢のいい事を言い放っておきながら〜週末が開けた時点で下手するとノーマル版の塗装も終わらないのではないかと言う危うい状況に(汗)。
言い訳をグダグダ書き連ねますが(余りいいこととは思いませんが何せ私の日記なので)あれです…某所でiyahhoさんも
モデラー100人に聞きました、「ついついやってしまう駄目な事」とか聞くと1位「放置」2位「3個買い」に次いで来そうな感じですねw
と仰っていた様に、『調子に乗ると締め切りを考えずに工作を始めて取り返しが付かなくなる癖』が出てしまいました……。
MA強化型で思いついた事をしようと色々ばらばらにした挙句時間ばかりかかって物にならないどころか他に構う時間をすっかり消費してしまい、格闘強化型と射撃強化型の工作が完成せず。
週が開けてもう塗装を始めないとノーマルすら間に合わなくなりバリエーション部隊は工作中止、ノーマルの塗装を開始。
その間、暇を見つけてMA強化型は締め切りには間に合わないと見切って、格闘強化型と射撃強化型の残りの工作を…と考えていましたが、連日ノーマルの塗装したぐらいで力尽き睡眠。
それまでの無茶が祟ったようで、ノーマルの塗装すら8日の締め切りに間に合うかも微妙な程に…。
……若くないなァ…無茶がもうまったく効かなくなってる……。
スパート所を間違えて余分な所に力を入れすぎたなァ…必要な部分に力を入れられなくて、結果目標とした事が次々と崩壊してしまった……。
やっぱもうコンベとか締め切りのある事には手を出せないな…まぁこれだけ時間があったのにどうよと言う話は別として(汗)。
あとあれだな…PS2が壊れたのも精神的に影響を与えたな…結構その修理とか分解整備に夜遅く…というかプラモが終わってから未明までやってたりと更に傷を大きく…。
なんたってモンハン2、ゲーム時間がそろそろ1000時間の大台に乗るか乗らないかと言う位に心血を注いでいましたからね…プラ模でやってる時間は無かったとは言え、息抜きとかにはやりますし、なによりそれが出来なくなるんじゃないかという恐怖は筆舌にしがたい程の物があります……まぁモンハン2をやりこんだ人じゃないとこの恐怖は判らないでしょうね(笑)。
まぁとりあえず、塗装自体はこんな感じに。
サフった所。
実はこの時点で傷が色々出ていたんですが、この時疲労感とかで気がつかず…むしろ気が付いたけど見なかった事にしたのであろうか……。
第一次塗装終了。
例によって調色に結構時間がかかってしまった…特に本体色パープルが、説明書を見たら蛍光のいろんな色をぶち込めと来たもんだ…そんな色持ってないよバーニィ!!!
そして傷が浮き出てきた事はもはや認めざるを得ない惨状…うわぁ……ここに来て……。orz
ガザCは腕の袖の所とか、リアスカートの所とか機体色ピンクの中に機体色パープルがある場所があるので、その辺は一度乾燥してからマスキングして第二次塗装してやる必要があります。
そして私が行っているアクリル塗料は、乾燥が遅いという特色があります…さらっと塗っただけならいいんですが、艶あるようにしっかりと皮膜を作った場合は特に…乾いた風でも握るとムニッと言った感じで指紋の痕が付いてしまったり…マスキングしただけでも表面の皮膜がでこぼこになってしまう可能性があります。
そんな訳で暖かいお茶の間の天井に近い人形ケースの上に放置、頼むから完全乾燥していてくれ…。
二次塗装した後はマーキング、クリアー(艶消し)、墨入れ&ウェザリング、最終クリアー(艶消し)と言う手順です…が…。
これらには乾燥時間という物が付きまといます、この冬の気温の低い時にそれらが短時間でできるのもやら…そしてそれが終わったら撮影、画像加工(サイズ変更)、投稿、と、やってみると地味に時間がかかるこれらの手順もありますしね…。
複数バリエーションを持って参加したかったですが…もはや無理な相談。
まぁ最も、ガザCは年末までに沢山作り倒すのが今年の目標ですからGXGに間に合わなくとも作るので、間に合わなかったバリエーション達ももう時間は関係ないのですから下手に手を抜いたり雑になったりしないようにきっちりと作って私のサイトでアップしてやればいい。
そう思いつつとりあえず一機だけでも完成させねば〜!!!
ぬ!? もしくは同じ規格である事を利用して、今完成しているパーツを組み合わせてなんかバリエーションを作ると言う方法でもいいかもしれないなァ……!
UC−39.12.09 ガザC製作記−その12 惨敗の人2
と言う訳で〜〜〜〜(←更に力無く)。
何とかGXGの締め切りには一時間半遅れで間に合った――この時点で既に間に合っていないのはおいておいて――というか間に合わせたのですが〜〜〜〜〜。
各種バリエーションで完成しているパーツを合わせて外見を変更すると言う小手先の変更により一機しか完成しなかった事を誤魔化そうと射撃強化型のバックパックと、格闘強化型のシールドをコンバート。
マスキングして二次塗装しつつ、二次塗装が必要の無い物から逐次墨入れ、拭き取り、軽くウェザリングしつつ最終つや消しクリアーして乾燥後、さて組み上げて写真撮影〜これなら24時に間に合う〜〜〜。
……と喜んだのもつかの間、組み立ててる最中に「あれ、こんなに色薄かったっけ?」となり…よく見るとなんだか斑になっている…つーか久々に見たがこれってひょっとして最後のつや消しクリアーがかぶった!?
……はいそうでした……白い斑のようなものが全体的に乗っている…これはあれだな、低い気温でしっかりとミスト状にならない状態で吹いたせいだな…つや消しスプレーをお湯で温めつつ使えばよかった…。
……一体何年北の大地の冬でプラ模ってるんだよ…。_」⌒|○
絶望した! この俺の学習能力の無さに絶望した!! \(≧Д≦)/
既に時間はいっぱい…試しに表面の白濁化したクリアー部分だけを落とせないかと色々やって……皮膜丸ごと取れて傷口を更に広げる。_□○_
既に24時はオーバー、泣きながらこの状況での提出を余儀なくされ、無念の残ると言うか本来なら失敗作として提出すら許されねんでね?と思いつつ、写真をサイズ修正して送りました……。
そんな訳でとんだお目汚しですが、送ったものはこんな感じに。
ちなみにいつもの妄想脳内設定。
□ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 【設定】
AMX−003(連邦軍設定形式番号、アクシズ内ではMMT−001)ガザC…機体がアクシズが地球に帰還する場合において大量生産を優先して考えられた可変型MSであることはもはや必要の無い事実である。
実際、グリプス戦役においては300機が導入されたものの…ティターンズ、A.E.U.G、アクシズのとの戦いが一段楽するメイルシュトローム作戦(A.E.U.G作戦名)の終結時には約180機が撃墜、もしくは修理不能として破棄されたという脆弱な一面を露見していた。
なにせムーバルフレームとは言いがたいブロック式の構造をしており、また装甲やその構造も脆弱であり『三度出撃したらそれだけでバラバラになる』と後日鹵獲機体を調査したAE社の技術者が漏らしたと言う。
だがそれは少資源で数を揃えることを念頭にした構造であり、地球帰還時にとにかく数があれば良いと言う要求はともかく満たしたと言えよう。
さらにMS、MA、砲撃の3形態の変形(変形というよりは目的に合わせたブロック移動というべきである)は限られた艦内に積み込む時の省スペースに非常に有効に働き、並みの量産型MSのスペースに通常の3倍詰め込めたと言われている。
そしてその省スペースで大量にガザCを詰め込んでなお補修用のパーツを大量に詰め込む事が可能であった(むしろ未組み立て状態での予備機も搭載数に含めていた)。
このように壊れる事を前提としているとも言えるブロック式構造はまた、損傷時に簡単な部品交換で再出撃が可能であると言うモジュール化というメンテナンス性を持ち、また専用のブロックに交換する事で更に局地戦に特化したバリエーションを簡単に派生させる事ができた。
同様に各パイロットは多少の功績で自由にカスタマイズが許されたと言う…これはアクシズの母体であるジオン軍からの伝統であり、当時は盛んに行われていたことである…。
…もっとも、ガザCのパイロットはその機体の脆弱さに加えて初陣のパイロットが多く未帰還者もかなりの数に登り、目立った功績を立てる者も少なく、またかりにもし立てられたとしてもわざわざ危険なガザCでパーソナルカラーを使ったりカスタマイズするような事はせず、別の機体に乗り換える者がほとんどだったと言う。
そのような状況でも、ガザCのバリエーションはいくつか確認されている。
ガザCでは危険と言われた格闘戦に特化した物、ガザCの特徴である集団密集戦での射撃戦を更に追求した物、MA形態での運用に特化し軽MAや戦闘機的に運用された物、グリプス戦争も広範になり旧式化した後に多く見られるようになった砲撃形態での砲撃能力を更に強化して艦船に張り付いて移動砲台として運用された物、さらには水中用に改造されカプールと同時に出撃したものや、アクシズの事実上の指導者であったハマーン・カーン専用と思われる超カスタム機体(この機は実際に製作はされず計画と完成CGのみが残されていた)すら計画されていたのである。
この機体はメイルシュトローム作戦後、アクシズが各コロニーに制圧部隊を送った時のとあるコロニーで確認された機体である。
機体自体はクローの大型化や動力パイプが変更されている。
バックパックの上部にあるビームキャノンは通常のガザCでは固定式であるが、このガザCは一軸とは言えターレットに装備されて、MA形態のみならずMS形態でも正面に使用できるようになっており、このタイプのビームキャノンを備えているのは本来射撃強化型のガザCで使用されている物である。
そして両シールドにはそれぞれ3本づつのスパイクが装備された物になっているが、これは格闘強化型に用意された物であり、これを見ただけでもこのガザCは射撃強化型と格闘強化型の両方のパーツを使用している事が伺える。
時期的に既にガザCは前線から退役しつつある状況にありその分カスタムパーツを自由に使えたようで、上記の各種バリエーションのパーツが混ざって使用されている珍しいカスタムされたガザCである。
ちなみに右肩のマーキングは階級章と思われるが、実際に表示とパイロットの階級が同じなのかは不明である。
このようにガザCのバリエーションは意外と多く、活躍期間は短い…と思われるが、その後も残党軍やテロリスト等の手に渡って改良されつつ使われ続け、最終的にはUC0093近くまで使用されたという記録が残っている。
これはこのガザCと言う機体が量産性のみを追及した脆弱な機体というだけではなく、目的に合わせて変形できる特性はそれぞれの状況下では下手な汎用MSよりも高く、背景の資金・技術が弱い組織や部隊では例え高性能でも運用にコストがかかるMSよりも歓迎された事実は整備性や手を入れ改造し易いモジュール化された優れた機体構造をしていたという事であり、当時の第三世代から第四世代のモンスターMSと比較すれば確かに性能は悪かったかもしれないが機体性能だけに限らない総合的な機体の汎用性と運用性、そしてMSを維持・運用していく為のコストの低さとメンテナンス性、これらの特徴が長らく使い続けられる要因になったと言えよう。
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もっともまともな下腕の色より各本体ピンクが白っぽいのがお分かりになるであろう…左腰装甲なんか斑になっているのがよく判る。
ちなみにカラーは全部アクリルで
・本体ピンク:ピンク+ホワイト+レッド+イエロー、比率はもう不明
・本体紫:パープル+ピンク+ブルー+クリアーレッド+クリアーイエローを混ぜた筈だか比率は既に不明
・関節各部:ジャーマングレー
墨入れはエナメルで、ピンクはフラットアース+ブラックを4:6ぐらい、パープルはブルー+ブラックをペトロールで6〜8倍ぐらいに薄めて流し込み。
胸部と腰前装甲の3本スリットはブラックのみです。
…あ、左踵の拭き取りできてねェ(汗)。
バックパックの関節隠しパーツ、艶があってない(大汗)。
しかも今気がついたけど、肘関節部上腕はNATOブラックなのに関節隠しパーツはジャーマングレイで塗ってあるよ!
テイルスタビライザーにつけた赤ラインのデカールも裏側の色が透けてるし…ノズルの焼け色がまるで見えないし…なんかもう、何年プラ模ってきたんだと問い詰めたい仕上がりですね!(怒)
……僕はもう疲れたよ、パトラッシュ……。
宇宙空間での浮遊している状況での戦闘をイメージしてみたポーズっぽいもの。
動力パイプはナックルバスターの物以外は100円ショップのゴム紐です。
…しかし完成して写真撮影してから思いましたが、首が動かないと言うのはポーズ付けに非常に問題だなァ…。
首が可動するようにしておけばよかった……。
ちなみに、各種パーツをコンバートしただけなので、このようにノーマル状態に戻す事もできます。
以下はMA形態、砲台形態はMA形態とあんま変わらないので写真省略…GXGの規定が可変MSで8枚までなので、あまり外見が変わらない砲台形態の撮影をするのが面倒だったのです。
ビームキャノンを可動式にしたのでナ…っクルバスターをバックパックに装着できなくなっているので胸部に刺さったまま正面を向けています。
ちなみに脚部のクローの後ろ側の小さな2本(MA形態では上側になる)の根元である横に飛び出している丸一マークのある部分は本来は本体ピンクの指定でTVや映画でもそうなっていますが、趣味で関節と同じ色にしています…いや、確かに単色の方が塗り訳しなくていいって言うのもありますけどね…あくまで趣味です、趣味(汗)。
胸部のアップと後ろの下から胸パーツを見た所。
シールドの白濁化がよく判る…(泣)。
ちなみにこれはノーマルのアップなんですが、シールドを左右間違えてます。
バックパックは後ハメにしたおかげで、素組みよりバックパックを更に下側にする事ができるのがお気に入り…これで細めの上半身を中央にぐっと引き寄せ、マッシブな体型に見せる事が出来ていると思います。
また、見ずらいですが胸部左右の裏側が内部フレームパーツが露出しているので隙間をエポパテで埋めて市販のディティールアップパーツを貼り付けました。
とまぁ、歴代のコンベの中でもかなりしょんぼりな出来で終了してしまったのでした……。orz
せっかくのガザCでなんでこんな事に…いやまぁ、全部私が悪いんですけどね……。
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が、ここでガザC神はまだ我を見捨ててはいなかった!
なんとGXGでの締め切りの延長が決定したのだ!!
延長された締め切りは17日の24時、今度こそ各種バリエーションを揃え、クリアに失敗したこの機体もリカバリーして投稿しなければ!!
ここから真のラストスパァートだぁっ!!!
UC−39.12.13 ガザC製作記−その13(格闘強化型編)
と、言うわけでロスタイムをのた打ち回りながら作成を続けております。
なにが嫌かって……いや〜、塗装って楽だったんだな〜と実感。
何故実感かと言うと、クリアーがかぶったガザCを耐水ペーパーでクリアーと塗装とサフをこそぎ落としてたんですが――実質はかぶったクリアーだけ落とせばいいんですが全ての面でそれをやるのは不可能なので諦めて全部落としてます――これがまた大変!
シンナーを綿棒に含ませて落とすとかっていうてもありますが、万が一表面が解けて凸凹になったりディティールが消えたりすると危ないので、コントロールの効く耐水ペーパーに水を浸けつつ…ですがあっと言う間に目が詰って何回も交換するのが大変です。
最近愛用していたペーパーの質が変わったらしく、以前より目があっと言う間に詰ると言うか凸凹が無くなると言うか、水付けて何度かヤスっただけで黒っぽいヤスリの目(?)が取れてしまってすぐに交換が必要になります。
前はもうちょっと耐久力が大きかったような…ペーパー自体の厚さも薄くなった感じですし。
いや〜、エアブラシでブシュ〜〜〜〜っと吹く方が楽だったなァ…(泣)。
パーツにペーパー当てつつ泣きそうになりながらそう思いました…塗装は楽なんだよ、楽しいんだよ、だから今後は邪険にしないで塗装もきちんとしよう。
さてそんなこんなでなにがし、14日の寝る前までに工作を終わらせてサフってないと17日24時の最終締め切りに間に合わないのです…塗装とか乾燥とかの時間を逆算すると。
そんな訳で切った貼ったの大回転!
…いやぁ、そんなに大掛かりな改造はしてませんがね…もともとちょっとした改造でバリエーションを増やすのが目的だったわけですから…大幅に手を入れようと画策したMA形態強化が間に合わないと言うのもうなずけると言うものです。
……それにしては時間かかるというのはスルーの方向で(汗)。
と言う訳で今日は主に格闘強化型の工作を。
シールドは色分けされている部分を接着してもりもり君で段差を埋めてます…カラーリングを変更してこの部分の色分けをしないので、段差を埋めるつもりなのです。
で、格闘強化型には棘! 燃える漢の格闘MSには棘が必要なのです!
ドズル閣下を見れば、ドズル閣下専用ザクはもちろん軍服にすら棘がついているのですから間違いありません!
偉い人にはそれが判らんのですよ!!
と、言うわけでにょきにょきとトゲトゲに棘を生やすガザC格闘強化型の図、まるで CryptLord の Spiked Carapace のようです。
盾は今までも棘を生やしているのは公開してましたが、今回は膝と下腕にも棘を。
ちなみに今回植えた棘は3mmの丸プラ棒からの削り出しですが、一箇所に付き3個x4箇所で12本もの丸プラ棒を削らなければいけません。
しかし私の鉛筆削りでは細過ぎる物は安全装置が動作して削れません、スイッチを何かで押しつつ削っても細過ぎて固定できずにきちんと削る事ができません。
そこで考案されたのが…
…この鉛筆スペーサー!!(笑)
内部の芯を取り除いて、その穴を3mmに拡張したもの…この穴に3mmの丸プラ棒を差し込んで普通に鉛筆を削るようにすれば棘も楽チンに作れます。
尖ったら抜いて切ればOK、これでいつでも3mmの丸棘は量産可能です!
未完成ですが、ガザC格闘強化機体のヒート剣……の元。
1.2mmのプラ板を形に切り出し、真ん中辺りから両側に0.5mmのプラ板を貼って、根元付近(もりもり君が盛られていない部分辺り)にさらに両側に0.5mmのプラ板を貼って根元の方に行く頬厚みを増し、もりもり君を盛って段差とかを埋めます。
この後もりもり君を削りつつプラ板本体も削って刃の部分を砥ぎ出す予定です。
これに鍔と柄を浸ければ完成です。
とまぁ格闘型の新規工作部分はこんな感じで、基本工作は大概終わっているのでヒート剣が出来れば後は合わせ目とか裾とかを薄くするとかの整形段階…既に8割方は工作は終わっってる感じです。
射撃強化型はシールドの武闘追加とこれも新武器を作るのが残ってます。
まぁ5〜6時間で両方とも終わるでしょう。
今回は前回の締め切りの時のごたごたを考慮し、確実に間に合う物を余裕をちょっと入れて間に合わせるつもり。
なので完成するのはノーマル、格闘強化、射撃強化の3機になりそうです。
MA強化型はもうちょっとデザインを考えてやり直さないと現状のなんとなくこういう風にしようと言う荒いデザインだけではいきあたりばったりの迷走するだけ迷走して失敗しかねません…きちんと考えてやってやらねば。
と言う訳で…眠いゼヨ……。
UC−39.12.19 ガザC製作記−14(通常型&格闘強化型完成!)
写真が多くなったので分割しました。
・ガザC(通常型)
・ガザC(格闘強化型完成)